死闘
電磁波レーダーで索敵していた千堂が
「やっと見つけたで。1人。何で真美ちゃんから報告なかったんやろ?」
疑問を口にする。
「いや、二人だ。地下に1人潜っている」
蓮が訂正する。
「おそらくインビジブル系と土竜みたいな奴だろうね」
「やろな。どっち行く?」
「土竜は任せた。インビジブル系行く」
「了解や」
そんな話しながら全力疾走でターゲットに接近する。不意に足下が崩れた。二人は嵌まる事なく、跳びず去る。
「獏神セブン3、空蝉のジョン」
「獏神セブン4、土竜の真吾」
「我等の姿見ること無く沈め」
二人の背後から銃声がしたが、予期していた蓮が反転し、十六夜で弾丸を斬り裂いた。その足下から槍が突き差された。蓮は大きく跳ぶ。蓮が地面に触れて無いのを確認して、地面に千堂は手を当てて電撃をぶちかます。マオからチャージしている分に更に上乗せを有りったけ。地面はアースで雷撃は無意味だがこれだけの電力の電撃ならば、地中でも感電する。
「ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ」
凄まじい悲鳴が上がり止んだ。千堂は槍を掴み引っこ抜くと、がたいの大きな男が付いてきた。漫画の土竜のキャラクターみたいに黒のサングラスしている。あまりの電撃に火傷している早めに病院連れてく必要あるだろう。
蓮が跳び上がり避けようがないと見て、連発してきた。しかし、蓮は十六夜を脇に側めると独楽のようにひねって弾く。蓮の感覚は今日は研ぎ澄まされている。いや、修練の賜物か。両方だろう。着地するとジョン目掛けて真っ直ぐ突っ込み、刀に高熱を纏わせ拳銃を斬り裂いた。暴発しジョンが怪我を負う。
「見えているのか?」
「目じゃあ見て無いよ。体温気温並みに下げられたら困るんだけど」
「炎龍と同類か。ギブアップだ」
「見える様になってうつ伏せで、腕を後ろに回してください」
ジョンは言われた通りにした。蓮は手足を結束バンドで拘束する。
「炎龍とやらは何処だ?」
ジョンの返答を聞いて遼と琢磨に通信を入れた。
「そちらは炎使います。用心してください」
「了解。オフェンス内、前衛後衛分けて対応します」
「ありがとうございます。蓮君」
通信を切り千堂と
「こっちは残り獏のキング、西連寺敦か」
「そやな」
「向こうに炎使いも、雷使いもいた。それを従えているということは、僕達の闘い方も熟知しているということだよね。しかも、一番強い」
「能力はなんやろな?」
「わかんない。でも、炎も雷も効かない可能性が極大。剣と拳で斬り開くしかないかな」
「カイザーモード成れたら簡単やけど、雷系やないやろな」
「そうだろね。出たとこ勝負」
「基本はそやからなぁ」
「名乗りで解れば楽かな」
「そやな」
という会話を全力疾走しながらした。そして真美に通信する。
「真美ちゃん。ポッドからハイパーロングレンジライフルに切り替えて。ターゲット残り2名ならば手数より威力」
「ラジャー。このまま行けば応援来る前に、黒龍会と獏の実働部隊片付けられますね。油断大敵だけど」




