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プロローグ
初めての恋愛小説なので下手だったらごめんなさい
朝起きていつものことをするのを日課にしている。恋も喧嘩もしたことがない。ただただいじめを小学生のころから中学生の中盤まで受けていて恐怖症になっているのかもしれない。
上靴を隠されたり、教科書を少しだけ破られたり、ばつゲームで笑いながら告白してきたりと酷いことをされてきた。最悪な時は屋上に呼ばれて誰も来なかったこともある。
中学二年の夏の終わりごろ今の友達がその時までのこを謝ってきた。それをきっかけにいじめは徐々になくなっていった。
そしていま、高校1年生の夏、いつものように学校に行く。そして学校へと向かって行った。学校の前まで来て、一台高そうな車があった。黒塗りで横長でいかにも高そうだった。あの令嬢だとすぐにわかった。西園寺飛鳥、それが令嬢の名前だ。西園寺グループといえばこの地域では誰もが知っている令嬢だ。まあ、どうでもいいけど。学校に入ろうとしたその瞬間、誰かに手を引っ張られてこう言われた。
「ちょっと待ちなさい。そこの男子」