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8月20日 南総里見八犬伝 完結
「1842年の本日、曲亭馬琴(滝沢馬琴)が『南総里見八犬伝』を完結させたといわれております」
「名前は知っておるが、なんじゃそれ」
「日本の古典ではおそらくもっとも長大な物語です。
9輯98巻106冊からなり、完成までに28年の月日を要したと言われています」
「ぶっちぎりにすごいじゃあないか。
坂田火〇志先生みたいじゃな」
「しかも馬琴さん、執筆中に、両目とも失明してしまいます」
「まあ、28年も経てばのう。
私も前世ではほとんど盲いておったから、ちょっと親近感」
「内容も凄いですよ。
ファンタジーのさきがけでもあり、BL本でもあります」
「もうおなかいっぱいじゃ」
ひとくちメモ:
現在:「犯人はヤス」
江戸時代:「黒幕は玉梓」




