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メガネ神話紀行  作者: 北条三蔵
第2章
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8/23

幕間2

~~~~~

 二人が出ていくと、パーランダ社内に静寂が訪れた。

 少しの間をおいて、局長室のドアが開き、ミフラが姿を現した。

 ミフラは、パルテアの机にあった原稿を取り上げ、文面を目で追った。

「視線、ですか。ふむ」

 ミフラは文章を読みながら思索する。

 ……経年劣化による力の弱まり以外に<あの石>が感知しにくい原因があるとすると、相対する者の視線を誤誘導する――つまるところ魅了(マフトゥン)を発揮する、ということはあるかもしれませんね……。

 しかし、この星の人がそのようにうまく力を制御できるものでしょうか。

 ありうるとすれば…………。

 そこまで考えを巡らして、ミフラは原稿を机上に戻した。

「一応、記憶にとどめておきましょう」

 つぶやいて、パーランダ社を出ていった。

~~~~~

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