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プロローグ
「あ!流れ星だ!!」
私は橋の下から空を見上げた。今日がいい天気で本当に良かった。寒かったらどうしようかと思っていたのだ。
「流れ星なんて久しぶりだなぁ。ホント、きれい・・・。」
と、いくつもいくつも流れる星を見ていると、
ガサガサガサ___________
「え!?何・・?」
私は音のする方を見た。草むらから、何か出てくる。
「いててててて・・。ひどいな、もっとゆっくり・・・・・・・・。」
私と目が合った。
そこにはスラっと背の高い少年が立っていた__________。