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【二章簡易設定】

色々と追加していきます。

【情勢】

『王国』に対抗するべく侵略を受けていない国家たちは『連合』を結成し、王国と兵力という剣を突き付けあった。『王国』国内の反乱を好機と見た連合が攻撃を開始。だが王国の本隊という精鋭部隊と衝突すれば、近年力を増しつつあった『北の国家達』に漁夫の利を狙われてしまう恐れもあり、休戦条約が結ばれたのだった。休戦条約失効と共に連合は軍を進めるも、再び『北の国家達』の圧力があり、睨み合いに留まった。『北の国家達』の台頭にともない、三つの勢力のパワーバランスは拮抗、各勢力が兵力を増大し続ける冷戦状態に突入したのだ。


『王国』国内で起きた動乱により、連合との間で戦闘が起こった。二国間は戦争状態に突入。同時に北の国家達に宣戦布告、三勢力は戦争を始めた。


【大陸】

 『大陸』――特にこれといって統一された名称は無いが――というのは、この世界の大地の大半を成す広大な大地のことである。セージの世界におけるオーストラリア大陸によく似通った陸の形をしている。中規模の大陸や、その他島々と比べれば、まさに世界の全てと称しても過言ではない超大陸である。

 いくつかの陸地が星の熱還流によってくっついて出来上がった関係上、大陸の中央は巨大な造山帯によって隔たれている。

※本編より


【ブルテイル王国】

国内の反乱や連合との戦いによって国力を落としているが、それでもいまだに各勢力に引けをとらない大国である。エルフ迫害という政策は引き下げておらず、「捕獲」を進めている。

ワイバーンの飼育に成功するなど、軍事技術の発展著しい。

大陸の西側が主な領土である。


『ブルテイル王国』―――古くは極西で発生した民族を先祖に持つ君主制の大国である。かつては小国に過ぎなかったが、群雄割拠時代を生き残って、勢力を落とした国家を吸収して膨れ上がり、植民地政策で莫大な財を成した。エルフ迫害を推奨することから、エルフ側では王国憎しとの声は大きい。

※本編より


【連合】

小さな国家から中規模国家まで、多数の国家からなる連合である。いわゆる軍事的、利権的な同盟軍。エルフに対して迫害を行うことはなく、積極的に技術を吸収しようとしている。

大陸の東側に集中している。


【北の国家達】

四つの有力な遊牧民族からなる便宜上の国。ムー族とカルディア族のほかに二つ部族がある。

それぞれが一つの国に匹敵する勢力を有している。

ムー族とカルディア族は商売敵であるため関係は険悪である。


【ダークエルフ】

本来、そのような種族は存在しない。


【セージ】

第一章から成長した姿になった。

一片の曇りも無いすらりと伸びた足先は、ぎりぎりのところで床に接していない。綺麗に整えられた爪先は薄らと血の気を帯びており、若さに張り詰めた二の足を飾っていた。

 身を包むは男用と区別の無いであろう白シャツと白い下着。布地から覗く腿は瑞々しく、贅肉の類を削ぎ落した健康的な肉の付き方をしていた。

 きゅっと引き締まった腰から上は、いまだ成長の余地を残した、布の上からでもしゃぶりつきたくなる魅力があり、曲線美を体現した丘を作っていた。

 その女の子は、肩をグルグルまわすとベッドに寝転がり、布団に顔を押し付けた。夜の余韻が睡眠を呼ぶ。このままでは二度寝になってしまうと布団を退ける。そして、ベッド下の靴を引っかければ、伸びをしつつ立ち上がった。

 ブロンドの髪はショートカットに切り揃えられていた。その子の昔を知る人ならば、なぜ切ったのかと訊ねるであろう。理由はある。一つだけ。

 髪の毛を割って伸びる細く尖った耳は幼き頃よりも長くしっかりとしていた。

 理知的な瞳、通った鼻筋、ふっくらとした唇など、全体的に均整がとれており、髪型と服装をそれなりのものにすればどこかの名家のお嬢様に見えたであろう相貌であった。

 ※本編より


 実力が認められて技術支援団の警備役に抜擢されている。装備は依然とほぼ変わりなし。


【ロウ】

外見に変わりなし。

現在は連合のとある街にて研究を行っている。


【あの女】

ロウ曰く、あの女。妙に艶めかしい雰囲気を纏った女性。


【クララ】

変わりなし。巨老人の里にいる。


【ルエ】

成長して大人になった。

登場したのは美青年だった。整った目元と、力のある口元。かっこいいよりも美しいが優先される顔立ち。輝く銀髪は、ゆったりと後頭部で結われている。体付きは大きくなっており、肩幅はがっちり広かった。枯葉色のローブを着込み、腰には魔術増幅作用を有するであろう術文の掘られた短剣がぶら下がっていた。

 少年とも言える年齢だった彼は、青年に、もとい立派な男性になっていたのである。

 ※本編より



【ジェリコ】

セージが最初に訪れた岩塔の里の長老。初老のナイスガイ。

前線で養った戦闘力と指揮能力は定評がある。


【ルーク】

渓谷の里を統べる美青年。ルエの兄である。

里を第一に考えている。


【巨老人】

巨老人の里を統べる髭の大男。

最強と名高い男であり、軍隊を相手に無双を誇る。


【ヴィーシカ】

全身鎧に大剣を担いだ「鉄の里」の長老。性別不明。

戦うの大好きで脳味噌まで筋肉かと馬鹿にされることもしばしば。実力が伴っている。

ドラゴンとタイマン張った時にブレスで顔を焼かれ喉も潰してしまった。

里を実質仕切っているのは妹だそうである。


【ヴィヴィ】

出会ったときは肩までしかなかった髪は腰まで伸び、末端が緩やかに波打っていた。濃いブロンドの流れが光を反射してシルクのように表情を変える様は、一つの芸術品だった。また、両左右から髪をとって編み上げてあった。

 瞳は深いグリーン。狩人さながらの力を内包していながら、水流に研磨された宝石が如く魅力を放っていた。魅惑の魔術チャームを使っているわけではない。造形の美しさが成す自然の魔術とでも言おうか。

 瞳はもちろん、通った鼻筋、眉、ふっくらとしていて血の気色の唇、どれもが淡い輪郭の顔に寸分の狂いも無く乗っており、遺伝子の成す奇跡を感じさせた。

 セージがつい見てしまう部分はある意味で兵器だった。

 品のいい衣服を押し上げる、たわわに成長した果実が二つ。丘などという生易しい単語では表現できないそれらは大陸の東西を隔てる山脈が如く隆起していた。上からなだらかに線を描いて降り、頂上から急に麓に辿り着く。腕の位置が変われば柔軟に形を変える。肺に空気が入れば微かに上下した。

 ヴィヴィは足を組んでいた。肉付きのいい、しかし贅肉の無い美脚が交差している。彼女らしく動きやすい簡素な靴を履いていたが、活発な印象を強調していた。

※本文より



【エステル】

喪服の壮年の女(外見“が”壮年)。「暗黒谷の里」の長老。

常に喪服。皮肉屋。情報屋。

軍隊に匹敵すると言う数の諜報員を抱える。


【ボルト】

北の国家達でも手を出さない深き雪山の里を統べる寡黙な長老。

魔術も武器も使わず純白の熊を打倒した伝説をもつ。


【マーレ】

南方の里を統べる長老。豊満な肉体をもつ美女。

大規模な艦隊を運用し、貿易に手を出している。

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