【日常】あの子は猫である。名前は──
あの告白により、ボクとスバルは恋人同士になった。
そしてスバルの家に居候させてもらうため、ボクは今あの家で黙々と荷物をまとめていた。
「…」
***
ふと空を見上げると赤と青の間に淡い紫のような色が目に映る。
帰り道はとても静かで、服が擦れる音や靴の音、小石を踏む音しか聞こえない。
こういう時に話しかけてくれるいつものスバルも空を見上げている。
「…ね、ねぇ。スバル。」
「ん?なんだよ。」
こちらに顔を向けるスバルは、町を照らす綺麗な『赤』と重なっていた。
「…今日は荷物まとめるためにあの家に戻るね。」
「そうか。…いろいろな物が持って行かれてると思うが、多分お前の物は残ってるはずだ。」
「うん。わかった。」
「送ってくぞ?」
「…大丈夫!」
「いいのか?」
「うん。1人で考えたいんだ。」
「そうか、わかった。」
***
…とても静かだ。
ボクはそのまま鞄に服や歯ブラシなどを詰め込む。
物を取って鞄に入れる時、あの人達から受けた扱いを思い出す。
でも、荷物をまとめていくごとに気持ちが軽くなっていく気がする。
あの苦しみや悲しみは忘れることはできない。
…ならしまうべき所にしまっておこう。
こんな記憶もボクを作っているのだから。
そんなことを思いながら手を動かしていると、ボクはふと部屋の中にある埃かぶった小さな箱を見つけた。
「…これ…」
パッパッと埃を掃いて、箱を開けるとそこには木の枝の先端にネズミのぬいぐるみを吊るした自作の猫じゃらしがあった。
それと同時にボクの脳裏に、とある三毛猫が横切った。
「……懐かしいな…元気になったかな?あの子…」
###
「お、お邪魔します……」
ボクはスバルの家の玄関でポツンと佇む。
スバルとはさっき学校で会ったはずなのに、久しぶりに感じる…
「卯月。」
「は、はい!」
「…『ただいま』でいいんだぞ?」
「…!」
ああ…そうだ…そうだよね…
「スバル…ただいま!」
「ヘヘッ、おかえり!」
「ふふっ、ボクちょっとぎこちないよね!」
「ぎこちなくてもいいぜ。」
「そう…かな…?」
「ああ。」
タオルを首にかけた汗だくのスバルはいつものようにニシシと笑う。
「あ、それ持つぜ?重いだろ?」
スバルはボクが両手で持っている服や教科書などがパンパンに入っている鞄を指差す。
「だ、大丈夫だよ!少し離れてるあの家からここまで運んできたから、こんな距離余裕だよ!」
「なおさらじゃねぇかよ!とりあえずリビングに運ぶからな。」
スバルはボクに手を伸ばす。
お言葉に甘えてボクは荷物をスバルに渋々渡した。
「うおっ!?」
スバルが鞄を持った瞬間、鞄はドサッっと地面についた。スバルもそれにつられて倒れそうになる。
「…お、お前マジか…」
赤い瞳を丸くしてこちらを見つめるスバル。
うぅ…そ、そうなって欲しくないから……
「何入ってんだ…?」
「服とか教科書とかだよ?」
「んなバカな…!?」
…本当は美容品とか芸能の本とか色々あるけど……
「と、とりあえず上がるね!」
「お、おう。」
そうして荷物を運び終えたスバルはソファに凭れ掛かる。ボクもその隣で座る。
少し離れて…
「スバル、ありがとね。」
「あ、ああ…全然…大丈夫だ…」
顔がゲッソリしてるけど…!
「スバルって重いものとか苦手なの?」
「そ、そんなことないぞ!ついさっき筋トレしてヘトヘトなんだ!」
「…本当に?」
「本当だ!」
そう言ってスバルは立ち上がる。
確かにさっきまで運動してたみたいだけど……
「…あっ!そうだ!スバル、エネルギーが摂取できるご飯でも作るよ!」
「え?飯作れるのか?」
「知世ちゃんのお墨付きだよ!」
「あ、あんまわからねぇな…」
…むっ……
「ふーんだ!今に見といてよ?その舌を唸らせてあげるから!とりあえず冷蔵庫みせて!」
「…あーっと…別にいいけどよ…」
少し目が泳いでいるスバルの許可をもらったので、冷蔵庫を開けてみた…が……
何もなかった。
「…え?」
思わず声が出てしまった。
でも本当に何もない。すっからかんだ。
冷たい空気しか漂っていなかった。
「じ、実は…食材切らしてんだよな…買おうと思ったんだが…その…色々あったんでな…」
唖然としてしまうボクに対して、スバルは事情を話してくれた。
「…スバル。」
「な、なんだ?」
ボクはゆっくり冷蔵庫の扉を閉める。
「買い物行くよ!」
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しばらくして、ボク達は四季ノ大通りにたどり着いた。
「お金はあるんでしょ!とりあえずスーパー回るよ!」
「りょ、了解です!」
スバルを連れて四季ノ大通りを色々回る。
日が暮れるまで時間はあるし、必要な食材も少ないため、夕ご飯の時間までには帰れるはずだ。
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「卯月…もういいんじゃねえか?」
後ろからキツそうなスバルの声が聞こえる。
「ん?なにが?」
「…いや、の、こんなに買わなくていいだろ?」
スバルの両手にはパンパンの食材が詰まっている袋がぶら下がっていた。
「お前の言う『必要な食材』はこんなにあるのか?」
「『何週間は持つぐらいの必要な食材』だよ!」
「…さ、先に言ってくてくれよ…」
肩を落とすスバルと一緒に最後のお目当ての店へと一緒に歩く。
すこし混んでいるからスバルのペースに合わせ──
うにゃ~ご
「…っ!?」
「…卯月?どうしたんだ?立ち止まって。」
少し薄暗い小路に聞いたことがあるような鳴き声がした。
「…あ、あの子…っ!」
「…あれは…猫?猫がどうしたんだ?っていうか、変な鳴き声だな。」
薄暗い小路に佇む大人の三毛猫がこちらを見ていた。
姿は薄暗くあまり見えにくいものの、覚えのある色や声により、ある疑いが心の中で叫び始める。
あ、あの子は…まさか…!
「うみゃ五郎っ!ボクだよ!卯月!よかったぁ!」
「う、うみゃごろう…?」
不思議そうに猫を見つめるスバルを背に、ボクはうみゃ五郎の元へあの時のように駆け寄って、抱きしめようとする。
うにゃ
「あっ!」
「…まんまと逃げられたな。」
「うみゃ五郎…?」
…あれ?なんだろう…この違和感。
「どうしたんだろう?あの時とも雰囲気違うし…」
「覚えてないんじゃないか?それか…」
「スバル。ちょっと追いかけてくるね。」
「は!?お、おい!」
スバルの静止を振り切ってうみゃ五郎を追いかける。
大丈夫。来た道は覚えれるし、うみゃ五郎ならすぐに見つかるはず。
もう一回会ったらあの違和感がわかるかもしれない。
しばらく走っていると突然、ポケットからスマホの着信音が鳴った。
「…スバル?もしもし?」
「もしもーし。いたぞその三毛猫。」
「え?見間違いじゃないの?」
だって向こう側に走って行ったはずなのに…
「いや…さっきみたいに特殊な鳴き方してるぞ?」
「どんな感じ?」
「ど、どんな感じって…」
「みゃーご」
スバルの電話からまたもや聞き覚えのある鳴き声がした。
「…こんな感じだ。」
「うーん…わかった。とりあえず戻るね!」
うみゃ五郎…どうしちゃったの?
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「おーい!ここだ、ここ!」
スバルの足元に頭を擦り寄せている三毛猫がいた。
「あ、あれ…?ちょっと違う。」
「え!?そうなのか?でも、こんな鳴き声めったにないはずじゃ…」
「うーん…」
「っていうか。そもそも、うみゃ五郎ってなんだよ。」
「ああっ、説明してなかったね。…うみゃ五郎とはボクが10歳のときに出会ったんだ。」
***
「…いっ…」
穏やかに流れる透明な桜花川。
「ひんやりしてて気持ちいい…」
手を洗いながら、水を少しすくい上げる。
すくい上げた水は指の隙間から零れ落ちていく。
水しぶきが跳んで、腕から落ちてくる『赤』が透明な水と一緒に流れていく。
うみゃ〜ご
「…?君は?」
水遊びをするボクの隣に普通の猫と比べて、少し小さな三毛猫が寄ってきた。
「…君も1人?」
うみゃ
「ハハ、面白い鳴き声だね。いいの?水怖くないの?」
うみゃ〜
「あっ。」
その三毛猫はボクの方へと寄ってきて、ボクの腕の傷をじっと見つめる。
「…ボクのことなんか気にしなくていいよ?」
そして三毛猫はボクの足元で寝転がった。
うみゃ〜ご
「…かわ…いい…」
撫でてみようとするが、手が濡れているから嫌われてしまうかもしれない。
そう思ってボクは、中途半端に手を近づけては戻しを繰り返し、三毛猫を見つめることしかできなかった。
「え?」
中途半端に伸ばした手のひらに小さな頭が触れる。
その頭は何度も何度も手のひらを擦る。
三毛猫のあたたかい感触がそこにはあった。
「…ふふっ。ねぇ、名前つけてもいい?」
うみゃ〜ご
「じゃあ…うみゃ五郎。うみゃ〜ごって鳴くから、うみゃ五郎。それでもいい?」
うみゃぁ
「うわぁっ!?」
その三毛猫は座り込むボクの胸へと飛んできた。
思わず変に落っこちないように抱きしめる。
「ふふっ…やめてよ、うみゃ五郎…。ごめんね…こんな濡れた手で触っちゃって…」
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「うみゃ五郎…居る?」
うみゃ〜
それからのこと…ほぼ毎日ボクは河川敷で、うみゃ五郎と会うようになった。
「はい。ご飯だよ。」
うみゃ〜
今日も、うみゃ五郎のために残した朝食を差し出す。
普段、猫がどんな物を好物にするかは分からないが、猫にとって悪い物を食べさせないようボクは注意した。
初めての友達だから、嫌な思いをさせないように。
「…美味しい?」
橋の下で美味しそうに食べるうみゃ五郎を見ながら、同じ橋の下で座る。
「ねぇ、うみゃ五郎。ボクあと1年経ったら高校生になるんだ。」
うみゃ?
温かいうみゃ五郎の頭を撫でる。
突然のことで、うみゃ五郎は困惑しているように見えた。
「ごめんね、うみゃ五郎。これから忙しくなるの。だからあまりお話できないかもしれない。」
うみゃ〜
うみゃ五郎もスリスリしてくれてる。
「ふふっ…安心して?ちゃんとご飯は持って行くから。うみゃ五郎は一回り小さいんだからたくさん食べるんだぞ?」
語りかけている間にうみゃ五郎は完食したようだった。
「…ねぇ、今日もこれで遊ぶ?」
そこら辺にあった木の枝と、形が歪んでいる手作りのネズミのぬいぐるみで作った、猫じゃらしを取り出す。
うみゃ〜
うみゃ五郎は猫じゃらしではなくボクの足元へ近づいた。
「ふふっ、食べたばっかりだもんね。ちょっとのんびりして──」
「あれぇ〜?」
「…っ!?」
突然冷たく、残酷でわざとらしい声がボクの鼓膜に突き刺さる。
分かっている正体を確認しようと、立ち上がり、声のする方へ顔を向ける。
「何してるの〜?受験勉強は?」
麻衣が河川敷の上から降りてきた。
「あ…今から行くから…」
シャー!
うみゃ五郎は突然、毛を逆立たせながら麻衣を威嚇し始めた。
「うみゃ五郎っ!ダメだよ!」
うみゃ五郎を隠すようにして麻衣の目の前に立つ。
「は…?何この猫。」
ボクを力強く押しのけ、歩きながら冷たい目つきでうみゃ五郎を見下ろす。
「こ、この子は…!」
「かわいいねぇ〜!」
…え?
「そんな怖い顔しないでよ〜」
毛を逆立て何歩も下がるうみゃ五郎に対して、ニヤリと笑う麻衣は一歩また一歩と進んでを詰めていく。
「うずきの受験勉強を邪魔するのは君かなぁ?」
「待ってよ!この子は!」
「邪魔なんだよ泥が。」
─バシ
「あっ…え…?」
一回り小さい猫が放物線を描くように飛んでいく。
ボクの耳にうるさく耳鳴りが鳴る中、こんなボクにも聞こえるよう落下して小刻みに震えていた。
「うみゃ五郎…?」
あまりにも突然の出来事で頭の理解が追いつかない。
気づかぬうちに、膝が地面についていた。
「ほら行くよ。」
麻衣はボクの腕を掴み、家へ連れて行こうとする。
とても無慈悲な力強さで。
「あーあ、あの猫泥みたいに汚かったからな〜。靴汚れちゃったよ。蹴るんじゃなかった。」
「…は…はな…して…」
「うずきも悪いよね。」
「…え?」
「変に友達作っちゃうからー。仲良くなったら傷つくのがオチだもんね〜。」
「それは…!麻衣が!」
「お姉ちゃんのせい?」
「ゔぅ!」
麻衣はボクの腕をそのまま掴みながらボクの顔を蹴り上げた。
「大丈夫、安心して?殺すことはないよ。でももし...お友達だったら…ね?」
「はぁ…はぁ…」
口から血がポタポタと流れ落ちる。
「蹴ってごめんね?ほら早く治さないとね〜」
「うみゃ…五郎…」
立ち上がってうみゃ五郎の元へ駆け寄ろうとするが、麻衣の握る力によって全く動けず、どんどんうみゃ五郎から離れていった。
気づけばボクは、血が着ている手のひらをうみゃ五郎に向けていた。
もう…届かないのに……
「なんで…ボクじゃ…ダメなの…?」
「それは貴方が神美卯月だからだよ?」
…ボクが…ボクだから…?
全身の力が抜ける。
うみゃ五郎から離れていくごとに、自分の無力さを痛感する。
「…ボクじゃ…ダメなんだ…」
***
「それからは、抜け出して、朝食を置いていって、夜になったらゴミを回収しにっていう日常だったんだけど、うみゃ五郎とは、たまに顔を見せるくらいで、最後に見かけたのは秋だった。最後の時も逃げるようにいなくなっちゃったんだけどね。」
「…」
「嫌われちゃったのかな…?」
みゃ?
しゃがみ込んでスバルの足元に居る三毛猫を観察する。その猫はボクのことを不思議そうに見つめ返していた。
「…やっぱり違う。この子はうみゃ五郎じゃない。」
「そうなのか?」
「うん。鳴き方が違うし、体格も模様も少し違うもん。」
やっぱりさっきの子が一番似てた。
じゃあ…この子はいったい…?
「あっ!ミャンちゃんだ!おかあさん!ミャンちゃんいたよ〜!」
6歳ほどの女の子が買い物袋を肩にかける女性の手をひいて駆けてくる。
「ねぇー!まってよぉー!」
その後ろから先ほどの子と同じ服を着た女の子が走ってくる。
うにゃ~ご
「…えっ!?」
その子の両手には見たことのある3色に分かれた模様を持った猫を抱えていた。
「うみゃ五郎…じゃ…ない…?」
みゃ〜!
スバルの足元で寝そべっていた三毛猫は先に駆け寄ってきた女の子へ飛びつく。
「わ〜!ミャンちゃんったら〜!」
飛びつかれた女の子はその三毛猫を抱きしめ尻もちをつく。
その姿を見て、どこか懐かしい気持ちなってしまう。
「おねーさん達が見つけてくれたの?」
尻もちをついた女の子が明るく純粋な笑顔でボク達を見つめる。
「あっ。えっと…」
「ああ、そんなところだよ。」
スバルはチラッとボクを見て隣に立つ。
スバルの顔はすこし穏やかに笑っていて、より言い表せれない複雑な気持ちが強く心を掻きむしる。
「うちの猫達を本当にありがとう御座いました。」
買い物カバンを肩に下げている女性がお辞儀をする。
「…お伺いしたいのですが、この猫達は…?」
と、スバルが一歩前へ出て女性に質問をした。
息を整えた女性は笑顔を向ける。
「ああ、この子達は私達の家族です。」
家族…?
じゃあ…勘違い…?
「そんな…はず…」
「でも飼うことになった経緯が少し特殊で…」
女性は猫と遊ぶ女の子達を見て話し始めた。
「実はこの子達、私の娘達が拾って持ってきたものでして…その…話によると、ある河川敷でこの子達に付いて行ったら、親猫が隠れて死んでいたと…」
とても喋りにくそうな女性の話をを聞いて、とあることを考えてしまう。
反射的に、頭の中で単語達が繋がっていく。
それはもう無視できないほど恐ろしく鮮明に…
河川敷…親猫…子猫…遺伝…
双子……
「じゃあ、もしかして…うみゃ五郎はもう…死んでるってことなの…?」
「卯月…」
抱えていた感情が黒く重くのしかかり始める。
「…やっぱり麻衣が…!」
「多分…寿命だよ。」
「えっ…?」
スバルは複雑な表情で、遊ぶ猫たちを見ながら話し始める。
「お前が嫌いになったわけじゃない。お前に迷惑をかけたくないから会わなくなったんだ。」
「…」
「…猫は死ぬときには周りに迷惑かけないように、隠れて死ぬって話があるよな?うみゃ五郎は体は一回り小さくても、長く生きてたんだよ。」
「でもそれは…」
「憶測だ。確信は持てない。でも確かなことはある…」
スバルは優しく澄んだ瞳でボクに微笑みかける。
「うみゃ五郎は幸せだったよ。」
###
「本当に今日はありがとう御座いました。」
「「おねーさん達!ありがとーう!」」
みんなが帰ろうとする。
先ほどあった空の赤色はもうほとんどない。
「こちらこそありがとう御座いました!」
スバルは家へ向かう家族に向け、大きく手を振る。
「卯月。いつまで泣いてんだ?」
「うぅ…」
涙を拭きながら振り返ってみると、穏やかな声で話しかけてくれるスバルの姿は僅かな赤と重なっていた。
「少し歩くか?」
「…ううん…大丈夫。」
もう大丈夫。
「…帰ろう!お腹空いたでしょ?」
「いいのか?」
「うん。本当に大丈夫!」
「…そうか。じゃあ行くか!」
「ふふっ。早く行こ!ペコペコで動けなくなっちゃう!」
笑い合いながら一緒に歩く。
僅かな赤色の夕日が眩しく見える。
今日は大変だったな。
少し重い荷物を運んだり、食材がなかったから、少し買い物に出かけたり、そして初めての友達の子供達にあったりし──
うみゃ〜ご
「…っ!?」
「卯月?どうしたんだ?後ろ向いたりして。忘れもんか?」
「…ううん。何でもない。」
…友達の声を聞けたりして。
これからもこんな『日常』が訪れるのかな?
これからもこんなに生きてみようと思えるかな?
だとしたらいいな。
明日は何が起きるのかな…!




