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異世界に転生した俺はインチキ教祖としてハッピーライフを目指す  作者: 朝月夜
第4章社陸幻鏡という女

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6. 【速報】大通りで殺人事件 宗教団体信者の男を現行犯逮捕

【速報】大通りで殺人事件 宗教団体信者の男を現行犯逮捕


 一、事件概要

 XX日午前、東京都○○区中心部の大通りで男性が刃物で繰り返し刺され死亡する事件が発生した。警察はその場で容疑者の男を現行犯逮捕した。買い物客らで賑わう時間帯に起きた惨事に、現場は一時騒然となった。


 二、被害者と被疑者

 死亡したのはフリーターの寺島光当さん(35)。背後から刺された後、正面からも複数回刺され、さらに馬乗りの状態で執拗に襲われたとみられる。

 逮捕されたのは無職の池上曽根弥容疑者(48)。警察官に抵抗することなく現場で取り押さえられた。


 三、目撃証言

 現場に居合わせた通行人によると、曽根弥容疑者は「げんきょう様」「万歳」と叫びながら何度も刃物を振り下ろし、殺害後には「これで私の魂は救われますよね!?」「これで私の罪は許されるのですよね!?」と叫んでいたという。


 四、容疑者の供述

 取り調べに対し、曽根弥容疑者は次のように供述している。

「私は生まれつき、人を直接見ると、通常の人には見えない〝オーラ〟が見える特技を持っていました。その大きさによって、その人が特別な存在かどうかがわかる気がしたのです」

「これまでで最も大きなオーラを放っていたのは幻鏡様で、その次が母である照魔鏡様でした。ところが、私が殺害した男性は、どの政治家や芸能人よりも、照魔鏡様、さらには幻鏡様をも凌駕するほどの、圧倒的かつ鬼を思わせるほど禍々しいオーラを放っていたのです」

「その瞬間、私は直感的に確信しました。教団にとって()()()()()悪しき者は彼だと。それまでは妻の泉生を殺すことが私の使命だと考えていましたが、私が真に殺すべきは彼であると悟ったのです」


 五、背後関係

 捜査関係者によると、曽根弥容疑者は宗教団体「神鬼魔鏡」の信者であることが判明。警察は教団と被害者の関係、犯行に至った経緯について詳しく調べている。



 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが……本事件は、以下のエピソードへと繋がっています。

 実際の事件の内容を確認したい方は以下エピソードへ。

 創世記第1章真実教編

 3.「万歳……げんきょう様」

 https://ncode.syosetu.com/n0711js/4/

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