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【連載版】確かに幼馴染みをかわいいと褒め続けてきたのは俺だが、ここまで自己肯定感爆上がりするとは思ってなかったんだ

 初めは銀髪に赤目と日本人とはかけ離れた外見をしているからと嫌がらせを受けていた幼馴染みの女の子を慰めたい一心だった。

『うぅ、ぐすっ。わたし、きもちわるいんだ』

 大切な幼馴染みの泣き顔は見たくなかったから『そんなことない! ゆきなはかわいい!!』と力説しただけなのだ。

 だから、それからもことあるごとに落ち込む雪菜を励ますためにかわいいと褒め続けていった結果──


「雪菜ちゃんはー?」

「「「可愛いよおーっ!!」」」

「うんうん、まあ当然だよねっ」


 まさか高校のアイドルとして君臨するのも当然だと振る舞えるくらい自己肯定感が爆上がりするだなんて思ってなかったんだ。

 とはいえ俺にとって雪菜は幼馴染みでしかない。
 そう言い聞かせて幼馴染みをやっていくことでしか俺みたいな凡人が雪菜みたいな美少女のそばにいることなんてできないんだから。

「やーまとっ!」

「ばっ、腕に抱きつくとか何を考えてやがるんだ!?」

「可愛い私と密着できるだなんて幸せだねえ的な?」

 だからそんな馬鹿みたいに距離を詰めるのはやめてくれないか!? 幼馴染みとかそういう範疇を超えているような気がするしな!!

 ※同タイトルの短編の連載版になります。第一話は短編のほうと同じなので、そちらを読んでいただいた方は第二話からお読みください。
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