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書き人のライブ感とは雰囲気である

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

曲にはサイケ系なんてジャンルがありますが、曲であるなら小説であっても良いのでは?

という気分です。


麻薬やってる気分になる曲の事を言うそうですね。

奇書と言うほど奇書では無い故に、奇書のなり損ないです

Q いつもどんな風に書いてるの?

A ライブ感です。ノリと勢いです。適当に単語を浮かべて、それの共通点を『死ぬ気で』見つけて文章にしてます。


脳みそが茹だるほどの熱気。日焼け止めを塗って、日傘を差して、それでも地面から星屑の如く跳ね返る熱は問答無用だった。『水槽の中の脳みそ』なんて哲学の言葉があるが、その水槽の水が沸騰している。制御している科学者は、私達を殺さない為に温度を下げる事を推奨します。

「いや……暑いね」

「はい、とても。茹で上がった隠元豆の気分を身をもって感じさせられている気分です」

サルバドール・ダリ作製のタイトルが浮かぶ。でもどんな油絵だったかが浮かばない。脳裏で浮かんでいるのは、寸胴鍋に放り込まれた隠元豆が踊っている様子だった。

隣の先生も暑そうに団扇を扇ぎながら、脚を伸ばす。

「先生、脳みそが沸騰しています。熱に見る夢の様に、今なら個性的な作品が出来そうな気がします。先生、もしも私が倒れたらこの姿のまま、バスタブに水を張って、その中に突き落として下さい」

「はぁい。分かったよ」

視界が渦を巻く。蚊取り線香の様に。幻覚でも見るように、それが幾重にも分裂して、視界を狂わせて行く。それから――、それから――、それから――。

「自律神経を……調律しなくては……」


次に目を覚ました時には、私は衣類を纏ったまま浴室に使っていた。布が水気を吸い上げて、私の体重をより一層重くさせる。隣を見ると困ったような顔をした先生が、じっと私の様子を観察していた。

「いい服ですね。水を吸い上げても透ける事はない」

「透けても、教え子に手を出したら重罪だからね。で、頭は冷えたかい?」

私は黙って頷いた。もう幻覚のように寸胴鍋が浮かぶ事はない。沸騰したお湯の中で隠元豆が踊る事も無い。瞳が渦を巻くこともない。

お陰様で脳裏に浮かぶのは静かな海だった。そこを揺蕩いながら、ゆっくりと水底まで落ちていく。怖くはなかった。水はずっと優しかった。

「有難う御座います。お陰様で先程までの世界観のままに物を書けそうです」

書くのに当たって大切な事はライブ感です。故、周りの環境が大切なのです。


オマケ

「何故、自律神経を整える。ではなく、自律神経を調律する。というの?」

「あぁ、あれですか」

彼女はパチリと瞬きを一つすると、髪を上げて項を晒した。それから窪みを指さして、背骨をなぞる。

「私にとって神経とは、弦楽器の弦なのですよ。ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ピアノ、チェンバロ、オルガン。まぁ色々ありますが、それと同じ。項から尾骶骨に張った脊髄を弦に例え、それを正す。故に調律です」

他の人がどう書いてるかは分かりませんが、

短編ならば基本的にライブ感です。

故に、周りの雰囲気に左右されます。

しょっちゅう場所を変えて、立ち書き、座り書きしてます。

長々と話しましたが、纏めるとこれですね。


幻想奇譚でも、湯だりながら書こうと思って断念しました。

お寺でぶっ倒れるとか、縁起でもない。

こんなサイケな文、渡は書かない( '-' ) ※厄介ファン


ちなみに彼女の台詞は全て、私が炎天下で思った事。

寸胴鍋の中で、湯だったいんげん豆が踊ってました。

一種の高熱の時に見る夢、つまり○ラップですね。

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