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やたら長い人生のすごし方~隻眼、エルフ、あとケモ耳~  作者: HAL
2章 大航海

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大航海・登場人物まとめ


【ご長寿三人組】※ニーベルメアで下船した時点 季節は冬(2月)


コウメイ/三木浩明(みき・ひろあき)

人族26歳(7/30生まれ)/185㎝85キロ/高校3年の夏に転移/趣味・料理

通っている塾近くのコンビニにて爆発事故に巻き込まれ死亡。萩森兄妹らとともに異世界へ移転。ナナクシャール島で重傷を負い、治療薬が間に合わずに右目を欠損。魔石の義眼を入手し、有益な副作用も手に入れるが、アキラに叱られた。でも後悔はしていない。極端に振れる時もあるが、基本的にバランスの取れているタイプ。今回、隻眼のゲテモノ食いの異名が付いた。船酔いするらしい。

食事全般担当/戦闘時のリーダー

外見の特徴/濃い栗毛でくせ毛。前髪長め。瞳は黒と虹のオッドアイ。普段は黒の眼帯使用。

好みのタイプ/食わせたいと思った相手がタイプ

登録ギルド/冒険者ギルド

メイン武器/片手剣/ナイフ

魔武具/魔石義眼(製作・リンウッド/素材・虹魔石)

魔法/水属性(最近、剣に水をまとわせて切れ味を上げることを覚えた) どこでも蛇口/温かい水担当

酒癖/ワク。後始末係(おかん)


アキラ/萩森彰良(はぎもり・あきら)

エルフ族26歳(12/26生まれ)/178㎝69キロ/高校3年の夏に転移/趣味・ガーデニング/シスコン

妹とともに塾近くのコンビニにて爆発事故に巻き込まれ死亡。友人や妹らと異世界へ移転。転移事故(コウメイのせい)によりエルフに。自己の限定解除(笑)で、エルフ侵食度が増加し、あちこちの色が抜け落ちた。見た目から銀の魔術師様と人々には呼ばれている。長生き仲間ができて嬉しくもあり、複雑でもある。知識欲は高い。石橋を叩いて叩き割るタイプ。ファッションセンスが皆無らしい。

雑用担当/作戦参謀

外見の特徴/腰の近くまである銀髪だが、現在はくすんだ灰茶色に染めている。瞳は銀。

好みのタイプ/嫌いなタイプ以外

登録ギルド/魔法使いギルド(身分証は6枚もある(偽名込))

メイン武器/刀(脇差)/魔術師の杖(ミノタウロスの角/製作・アレックス)

魔武具/呪われた幻影のピアス(製作・ミシェル 補修・アレックス/素材・銀と虹魔石)

師匠/ミシェル、アレックス、リンウッド

魔術/攻撃魔術師(橙)・薬魔術師(白) その他 攻撃魔法及び魔法家電役(フードプロセッサー、レンジ、冷蔵庫、乾燥機、掃除機他)  虹魔石探知機(チクチク痛い)

酒癖/強い。スキンシップ甘えん坊。記憶あり(羞恥死)。


シュウ/片岡秀斗(かたおか・しゅうと)

狼獣人族26歳(10/10生まれ)/180cm86キロ/高校3年の夏に転移/浩明の同級生/サッカー部

バスに乗っていたところ、爆発事故に巻き込まれて死亡。異世界へ転移される。ミシェル作のサークレットのおかげで、見た目は人間になって暮らしやすくなったが、女性っぽいキラキラ華美なデザインは気に入らない。熊獣人に獣人族の戦い方(火事場の馬鹿力的な)を教えられ戦力アップ。長生き仲間が増えて面白くなったと喜んだ。ウォルク村で自力で獣頭化できるようになった。罠に自ら突っ込んでいくタイプ。

荷運び担当/斥候担当、戦力の要

外見の特徴/黒髪に茶と銀のメッシュ。瞳は褐色。尻尾は毛先が白。獣頭化した時はハスキー犬っぽい。

好みのタイプ/心の広い人、しっかりした人(年上ならなお可)。理想のケモ耳美女は幻と消えた。

登録ギルド/冒険者ギルド

メイン武器/片手剣/ナイフ/蹴り/噛みつきと引っかき(獣頭化したとき限定)

魔武具/幻影のサークレット(製作・ミシェル/素材・ヘルハウンドの魔石)

酒癖/リバース必至の弱さ。絡み酒。記憶なし。



【師匠ズ】※登場してないけどかかわってくるので


アレックス 男性

人族40歳(エルフ族250歳)※見た目は30歳そこそこ/180㎝70キロ/かつては青級だったが、降格されて現在は橙の魔術師。魔法使いギルドのナナクシャール出張所の職員。愉快犯で性悪。魔石鑑定の責任者。100歳ちょっとの頃に悠縁の森(エルフの森)を追い出された。クラーケンいわく、魔力の色は真っ黒。転移エルフより異世界の文化を学んでいる節がある(※新しい人生のはじめ方、第6部の細くない腕による繁盛記9本部呼び出し後編あたりを参照ください)


ミシェル 女性

人族54歳(見た目は40歳※魔力量が多いため老けにくい)/155cm/魔術師(紫)。魔法使いギルドのギルド長。魔武具製作の得意な錬金魔術師でもある。苦労性。美食家。ヴィレル(ワイン)が好きな酒豪。執事には「お嬢様」と呼ばれている(独身なので)。気苦労の多い人。最近ははっちゃけてきた。


リンウッド 男性

人族133歳(見た目年齢は50代前半)/175cm80キロ/魔術師(青)。上級治療魔術師であり、魔武具師でもある。両目と左腕が義肢。自分の身体を使って研究を続けるマッドサイエンティスト。薬魔術師試験をきっかけに、アキラに錬金薬や魔道具の指導をすることになった。


【ダッタザート】


ジョイス 男性

人族35歳/163cm/魔術師(赤)/ダッタザート魔法使いギルド出張所の所長/火属性の攻撃魔術師。火力調整できない。


ジェフリー 男性

人族41歳/魔術師(灰)。治療魔術師(治療に特化した魔術師。錬金治療薬の半分くらいの効果のある治癒魔術が使える)。ダッタザート魔法使いギルド出張所の職員。


ブライアン 男性

人族46歳/179センチ/マッチョ/ダッタザート冒険者ギルドの副ギルド長。査定部門の責任者。元冒険者。


【周回船アメリア号】


船員


バーニー 男

人族30代後半/剛腕の船員。守備責任者。賭け試合では負けなし。つるっぱげのムキムキ。コウメイたちを気に入って揶揄う。安全な航海のためにコウメイたちをうまく利用した。アキラに見惚れていたが、彼のタイプは豊満な胸の美女。


銀髪の青年

20代前半/下っ端船員。銀髪細身だったため、アキラと間違われてクラーケンにさらわれたが「これじゃない」とポイ捨てされた。精神的な後遺症は計り知れない。


乗客


エドモンド 男

人族41歳/裕福な商人。店は家族に任せ、自ら仕入れの旅に出ている。コウメイたちを用心棒に雇いたがった。


ジョーン 男

人族33歳/エドモントの使用人。細身。


クリフ 男

人族30代/マナルカト国の貸本屋の使用人。ウェルシュタントに最近話題の娯楽本を仕入れに行っていた。船内では船長許可のもとで貸本業をやっている。おすすめの娯楽本は「砂塵を斬る勇者たち」と「グーレンダーク伯爵令嬢の涙」の二冊。


ロデリック 男

人族20代/乗客の貧乏冒険者。三等客室の乗客。訓練後の勝ち抜き戦で禿マッチョに負け続けている。


ブリアナ 女

人族20代前半/カラセルテから乗船した女冒険者。光を反射するような明るい金髪と海の色の瞳、ソバカスのチャーミングな女性。上級客室の雇われ護衛。戦闘訓練に参加してコウメイに一目ぼれし誘いをかけたがスルーされてた。


フランセス/フランシス

人族9歳/蜂蜜のような濃い金髪の少女。サンステン国のキケイドで乗船し、先に船に乗っていた祖父と合流してオルステインに向かっている……実は少年で、王弟の第三子。王位継承争いにおいて王子派(庶子。国王には王女が三人で、王子は妾腹の一人だけ)から狙われていたため、身分を偽り女装して留学先から国に戻るところだった、というところまで書けなかったのでここで追記。生きてます。刺客に刺されたけど、身に着けていた守りの魔道具が発動して、無事です。ただし、死んだことにして追手の目を眩ませることにしました。


バートン 男

人族62歳/富豪でフランシスの祖父、というのは仮の身分。フランシスの教育係であり護衛隊長であり戦略家でもある。細身で執事っぽい外見。


コンラッド 男

人族23歳/フランシスの護衛。貴族の第三子で騎士団では次代を期待されている優秀な騎士。フランが男であることも、死んだと偽っていることも知っている。


【カラセルテ港街】


カレン 女性

人族37歳/冒険者ギルド、査定部門の責任者。元冒険者。熱血で独りよがり。


スコット 男性

人族22歳/冒険者ギルド受付の責任者。アキラに無理を押し付けて反省中。


【ドレスタン】


マライア 女性

人族38歳/薬魔術師(白級)。ドレスタンの医薬師ギルド長。アキラに紹介状を渡した。


【その他】


ジョーンズ 雄

クラーケン597歳/マナルカト島とオルステイン国との間の海域に住む巨大海洋魔物。魔術攻撃を全て吸収するため、物理攻撃でしかダメージを与えられないが、ぬめりのある体液で滑り、弾力のある身は簡単には切れない。主食は魔力。足は10本。切り落とされても生えてくる。生食不可。茹でてスライスし塩とオイルと酢で美味しくいただけた。アレックスの知り合いで、彼のことを「魔力が真っ黒くて汚い」と評価している。アキラのことは「紫色の若いエルフ」と覚えたようだ。


海の魔女 雌

全身鱗の半魚人。上半身は人型、下半身は魚の人魚。歌声で惑わし、その者の最も好ましい姿を見せて呼び寄せ、海に引きずり込んで捕食する魔物。航海中に魔女と遭遇しても傷つけてはいけない。何故なら夫である魔王が、報復のために船を沈めにやってくるのだ。



【あとがき】


やたら長い人生のすごし方 第2章 大航海 にお付き合いくださいましてありがとうございました。


ご長寿3人が船旅を満喫するだけの話でした。

第3章の物語に入る前に、気楽に楽しんでもらえる内容を書きたいなと思い、舞台であるニーベルメアへの移動の日々を書きました。

気楽に読めるバカバカしい感じの章を目指しましたが、楽しんでいただけているといいなぁ…。


第3章は12月頭の連載スタートを目指しています。

具体的になりましたら、活動報告およびtwitterにてお知らせいたします。

よろしくお願いします。


HAL

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