奔放すぎる療養記 登場人物まとめ
登場人物まとめ
【ご長寿三人組】※年齢は深魔の森に到着したころ(7月中旬)
コウメイ/三木浩明
人族・見た目20歳(実年齢36歳 7/30生まれ)185㎝85キロ/高校3年の夏に転移/趣味・料理
通っている塾近くのコンビニにて爆発事故に巻き込まれ、萩森兄妹らとともに異世界へ移転。ナナクシャール島で重傷を負い、治療薬が間に合わずに右目を欠損。魔石の義眼を入手し有益な副作用も手に入れたが、アキラには叱られた。でも後悔はしていない。ミシェルの手伝いに虹魔石集めと忙しい日々を送る。エルフ族にバレないように上前をはねるため、島にやってきたマイルズを利用した。あとエルフ族めんどくせぇ、とウンザリしている。秘密基地契約をノリノリで楽しんだが、家は普通で住みやすい方が良いと思っている。
食事全般担当/戦闘時のリーダー
外見の特徴/濃い栗毛でくせ毛。前髪長め。瞳は黒と虹のオッドアイ。普段は黒の眼帯使用。
好みのタイプ/食わせたいと思った相手がタイプ
登録ギルド/冒険者ギルド
メイン武器/死神の魔剣(製作・ロビン/命名・シュウ)/ナイフ
魔武具/魔石義眼(製作・リンウッド/素材・虹魔石) 1個目は廃棄。2個目に付け替えた。
魔法/水属性(剣に水をまとわせて切れ味を上げることを覚えた) どこでも蛇口
酒癖/ワク。後始末係。
二つ名/隻眼の死神 隻眼の料理人(ウナ・パレム限定)
アキラ/萩森彰良
エルフ族・見た目20歳(実年齢36歳 12/26生まれ)/178㎝70キロ/高校3年の夏に転移/趣味・ガーデニング/シスコン
妹とともに塾近くのコンビニにて爆発事故に巻き込まれ友人や妹らと異世界へ移転。転移事故によりエルフに。自己の限定解除(笑)で、エルフ侵食度が増加し、あちこちの色が抜け落ちた。長生き仲間ができて嬉しくもあり、複雑でもある。知識欲は高い。火蜥蜴に喰われて右足を失う。足手纏いは嫌なので片足でも討伐に参加できる方法はないかと考え、空飛ぶ座布団(魔道具)を作った。乗りたがるシュウから座布団を守るのは結構大変。深魔の森でスローライフをしたかった……。
雑用担当/作戦参謀
外見の特徴/銀髪。伸びてきた髪は首の後ろで一つにまとめられていることが多い。瞳は銀。
好みのタイプ/嫌いなタイプ以外
登録ギルド/魔法使いギルド(身分証は6枚もある(偽名込))
メイン武器/黒い細魔剣(製作・ロビン/命名・シュウ)/帰ってきたミノタウロスの杖(製作・アレックス/素材・ミノタウロスの角と紫魔石)/治癒の杖(自作。正式名称は萌芽の杖。治療魔術を埋め込んでいる)
魔武具/呪われた幻影のピアス(製作・ミシェル 補修・アレックス/素材・銀と虹魔石)
師匠/ミシェル、アレックス、リンウッド、サイモン(兄弟子)
魔術/攻撃魔術師(青)・薬魔術師(赤)・錬金魔術師(アレン名義・橙)他 全属性 攻撃魔法及び魔法家電役(フードプロセッサー、レンジ、冷蔵庫、乾燥機、掃除機他) 虹魔石探知機(チクチク痛い)
酒癖/強い。スキンシップ甘えん坊。記憶あり(羞恥死)。
称号/シスコン
二つ名/銀の魔術師
シュウ/片岡秀斗
狼獣人族・見た目24歳(実年齢36歳 10/10生まれ)/185cm92キロ/高校3年の夏に転移/浩明の同級生/サッカー部
バスに乗っていたところ、爆発事故に巻き込まれて異世界へ転移。ミシェル作のサークレットのおかげで、見た目は人間になって暮らしやすくなったが、女性っぽいキラキラ華美なデザインは気に入らない。熊獣人に獣人族の戦い方(火事場の馬鹿力的な)を教えられ戦力アップ。長生き仲間が増えて面白くなったと喜んだ。獣化禁止なのに状況がそうさせてくれないため、いつも薬草汁を飲まされて半泣き。島を出たことで身体も早く治るはず。アキラの座布団の乗り心地は「窮屈」の一言。秘密基地計画で出した希望はほとんど叶えられなかったが、隠し階段には胸が踊った。
荷運び担当/斥候担当、戦力の要
外見の特徴/黒髪に茶と銀のメッシュ。瞳は褐色。尻尾は毛先が白。獣頭化した時はハスキー犬っぽい。完全獣化は巨大なヘルハウンド(人に戻ったら素っ裸)。
好みのタイプ/心の広い人、しっかりした人(年上ならなお可)。理想のケモ耳美女は幻と消えた。
登録ギルド/冒険者ギルド
メイン武器/不壊の剛剣(製作・ロビン/命名・シュウ)/ナイフ/蹴り/噛みつきと引っかき(獣化したとき限定)
魔武具/幻影のサークレット・改(製作・ミシェルとアキラの共作)
酒癖/リバース必至の弱さ。絡み酒。記憶なし。最近ちょっとだけ酒量が増えた。
二つ名/怪力王
リンウッド 男性
人族144歳(見た目年齢は50代前半)/青級魔術師。上級治療魔術師であり、魔武具師でもある。錬金も嗜んでいる。両目と左腕が義肢。自分の身体を使って研究を続けるマッドサイエンティスト。ミシェルが毒を盛られて以降、めまぐるしく変わるナナクシャール島で一人奮闘していた。エルフの上前をはねたコウメイのせいで藍色のエルフに目を付けられ、ミシェルと同じくエルフに縛られることになった。静かに暮らしたいと島を出てコウメイらの隠れ家の片隅に腰を落ち着けたのだが、思惑通りにならなさそうで頭が痛い。
ミシェル 女性
人族。65歳(見た目は40歳くらい※某腹黒エルフの契約奴隷となり老けなくなっている)/155cm/魔術師(紫)。
元は冒険者で攻撃魔術師として二つ名を持つ。魔武具製作も得意な錬金魔術師でもある。得意な攻撃魔術は雷の槍。苦労性。美食家。ヴィレル酒ワインが好きな酒豪。見た目に反してとても黒い策略家。竜血の毒を盛られたことで表舞台から消えると決めた。同時に自分と家族同然の執事に毒を盛った主犯に報復すべく、アレックスを使って王家に探りを入れていた。無事に自分の葬式を見届けたので、しばらくはナナクシャール島に引きこもってのんびりするつもり。
二つ名/惨滅の魔女
ニコラ/女性/人族39歳。元ミシェルの秘書。白級魔武具師。
前アレ・テタルギルド長の関係者としてナナクシャール島に左遷された(ことになっている)。
(ミシェルが関係者以外に名乗る際はこちらの名前を使用)
マイルズ 男性
人族60歳/182㎝/95キロ/元ケギーテ冒険者ギルドのギルド長。
元冒険者グループ「赤鉄の双璧」の副リーダーだった。解散したのは50歳のころ。
食えないおっさん。錆色の髪には白髪がまじりはじめている。知性派マッチョ。
コウメイら三人への借りを返そうと、全財産を現金化して島を訪れたら、秘密を押し付けられ引っ張り回された。命からがらの日々はこの年齢ではキツイと愚痴をこぼしつつも、楽しく討伐に明け暮れていた。今後はハリハルタの町で冒険者をしつつ、町のギルドの相談役をする予定。時々深魔の森に遊びに行く。
ネイト 男性
人族73歳/ミシェルの昔の仲間の一人。王都で宿屋兼飯屋を経営していたが、ミシェルの毒殺未遂をきっかけに宿を売って姿を消していた。生まれ故郷に戻り隠居生活をするつもりだったが、ミシェルに探し出されナナクシャール島との仲介を再び押し付けられる。ブツブツと文句を言いつつ断り切れないのは弱みでもあるのかもしれない。
アレックス(アル) 男性
エルフ族261歳(※見た目は30歳そこそこ)
普段はナナクシャール島で昼行灯に勤しんでいる。幻影の魔武具で人族になりすまし、魔法使いギルド所属の青級魔術師としても活動している。愉快犯で性悪。島の管理責任者。100歳ちょっとの頃に悠縁の森(エルフの森)を追い出された。クラーケンいわく、魔力の色は真っ黒。転移エルフより異世界の文化を学んでいる節がある。私的な契約者(奴隷)であるミシェルが毒を盛られたことに激しく怒っており、卑劣な復讐を果たした(彼は大負けに負けてやったつもり)。コウメイに乗せられて虹魔石探知を引き受け、肉の祭典を島に取り入れた。
二つ名/濃紺の昼行灯
バルムト・サットン 男性
人族享年58歳 サットン男爵家の爵位継承者。貧乏田舎貴族。
元々のサットン男爵家の爵位継承者だったが、従兄のテレンスに王命で爵位を奪われた不遇の人。
グレイグ・サットン 男性
人族39歳/サットン男爵家の爵位継承者。父バルムトはミシェルの従弟で、サットン男爵本家の跡取りだった。
ミシェルの従甥で、現在のサットン一族の長。父親からミシェルへの恨み言を聞かされて育ったせいか、彼女の財産はすべて自分が相続してしかるべきと考えている。そこにつけ込まれて傀儡魔術の餌食となってしまった。
エグバド・サットン 男性
人族15歳/グレイグの長男で、跡継ぎ。父親に似ず思慮深く、ミシェルの仕送りが一族や領地にどれだけものをもたらしたかを理解し感謝している。
カーティス・フォル・ルイス・クレムシュタル 男性
人族39歳/ウェルシュタント国王(43歳)の同腹の弟。国王の長男である(ウォレス改め)ライオネル(10歳)が成人し立太子されると公爵となる予定。
レイフ 男性
人族41歳/赤級薬魔術師。アレ・テタルの新しいギルド長。ミシェルの弟子ではない。
チハル(笹木千春/ササキ チハル) 女性/人族40歳
サットン邸のハウスメイド。最後までサットン邸に勤めた。薄々コウメイが自分と同じ転移者だと気づいていたようだ。ミシェル亡き後はアレ・テタルの冒険者ギルドで役員秘書の仕事をする予定。
レート/男性/人族53歳
掃除夫。雑用係。
ハンナ/女性/人族55歳
台所の下働き。レートの妻。
ハワード/人族39歳
サンステン国からナナクシャール島に派遣された冒険者のひとり。片手剣と弓の使い手。
ロビン 男性
半亜人族66歳/鉱族ドワーフと人族のハーフであることから同族の里でも大陸でも安住できず、島に住み着いた鍛冶師。武器でも防具でも布製品以外は何でも作る。故郷からやってきた叔父やドワーフ族らに親戚の子ども扱いで手荒く可愛がられてうんざりした。
キルグ 男性
ドワーフ族190歳 赤髭。ロビンの叔父。ロビンの母親の代わりに甥っ子の様子を見にやってきた。ついでに改築も手伝う。
オッサム 男性
ドワーフ族104歳 黒髪。迷宮都市ではコウメイらのガイド兼見張り役だった。建築が専門のため、島にやってきたドワーフの中では最年少だが棟梁。経験を積むため魔術を埋め込みたがっていた。
ドルーガン 男性
ドワーフ族161歳 大型の細工を専門にする職人。罠作りの応用で建築もやる。
ホルン 男性
ドワーフ族152歳 石組みの専門で建築もかじっている。
ゴンダン 男性
ドワーフ族203歳 ドワーフ族の内装の専門家。
レオナード(レオ坊) 男性
293歳(外見は30代に見える)/エルフ族。藍色の長髪と瞳。堅物で融通が利かない真面目さん。虹狩りでアレックスの横領を疑い押しかけたら、役者が揃っていた。アレックスは横領をしていなかったし、人族が虹魔石を狩るのは約定に違反していなかったことから引っ込むしかなかったのだが、乗り込んできた勢いが邪魔をして引くに引けなかったところで、美味い料理で対価を貰ったことにして体裁を取り繕った。変質した人族の魔術師に興味を持ち、長老らの暴走から隠すため魔力で縛った(奴隷とした)。




