3話 ギロチン
「***!!」
ゴブリンは後ろを振り向いて、聞いたことのない言語を叫んだ。
「******!!」
ゴブリンの後ろに白い覆面姿で黒いローブをした人が立っていた。
(な、何こいつら!?)
星羅は3人を見た瞬間、得体の知れない恐怖を感じ、体が震え始めた。
「Or, it does not move the body! ?(訳:か、体が動かない!」
白人の男の体は硬直し、顔だけが動いていた。
「What did you do! ?(訳:何をしたんだ!?)」
白人の男は怒鳴った。
「it's no use! Can not be released to the human Gotoki!(訳:無駄だ!人間ごときには解除できない!)」
ゴブリンは大型の軍用ナイフを取り出し、白人の男の眼球に突き立てた。
「Where`s is that of Example?(訳:例の物は何処だ?)」
「wait!You guys are what's business!?(訳:待て!!お前らは何者だ!?)
「!?」
ゴブリンは片手で白人の頭を鷲掴み、強制的に目を合わせてきた。
「Hassle! Here of it is fast!(面倒だ!こっちの方が早い!)」
白人の男はしばらく瞬きすらせず硬直し、機械の様に話し始めた。
「・・・Under that little girl・・・(訳:・・・あの少女の下・・・)」
(いったい何をしたの!?)
星羅には何が起きているのかが分からなかった。
「ハッ!?」
現実に戻った時、自分の状態に気が付いた。
「***!」
聞いたことのない言語が聞こえた共に、白覆面が星羅に近づいてきた。
「!!?」
星羅は白覆面と目が合った。
鼓動がより激しくなり、冷汗と震えが止まらなかった。
(ま、まって!?野次馬はまだ来ていないの!?)
星羅は周りを見渡したが、周囲の建物から様子を診に来ようとする人は誰もいなかった。
白覆面が近づき、星羅の体を引き釣り上げて、下にあった黒い本を取り出した。
本を透明な袋から取り出し、ページ少し捲った。
「******!!」
白覆面は叫んだ。
「****!」
直後、ゴブリンは無線機を取り出し何かを言った。
「I'm what happens?(訳:お、俺はどうなるんだ?)」
白人男は震え声で言った。
ゴブリンは白人男の頭部を鷲掴みにした。
「!?」
戸惑う暇もなく、空気を切る音がし、車に叩き付けられた。
骨と細胞が砕ける音と同時にトマトを叩き付けるかのように、血が飛び散った。
ゴブリンは手を放した。
脳みそと目が飛び出た状態の以前は人だった物が倒れた。
星羅の下半身に生暖かい感触が走った。
「おいおい!漏らしたぜ!」
ゴブリンは突然、流暢な日本語で言った。
「さて、動くなよ。まあ、動けねえだろうけどな!」
ゴブリンはしゃがんで、ナイフを首に当てた。
(か、体が動かない!?何が起きたの!?)
突然、体が石になったかのように指すら動かせなくなった。
「ま、待って!私関係ない!!」
星羅は叫んだ。
「我々の姿を目撃した以上生かしておくわけにはいかない!」
ゴブリンが言い終わった瞬間、
空気を切る音と同時に首に冷たい感覚が走った。
視界がずれた。
(え?何が・・・)
星羅は倒れていく中、視界に自分の首があったところから噴水の様に血が噴き出ていた。
首のない自分の硬直した体が映った。
星羅は理解した。
倒れているのではなく、首だけが落ちている事に
「簡単な仕事だったな・・・」
ゴブリンは独り言を言いながら立ち上がった同時に星羅の体は倒れた。
その時、車から漏れたガソリンが発火して車が爆発した。
「・・・」
ゴブリンは無傷だったが、爆風で手にあったが黒い本が飛んだ。
「チッ・・・」
黒い本は星羅の首からの出血で血だまりになっているあたりに落ちていた。
ゴブリンが取りに行こうとした瞬間、
本が激しく光り始めた。
「***!!?」
ゴブリンたちは眩しさで目が開けられず、腕で目を隠した。
「!?」
肉が焦げるような匂いがしたため、危険を察知し、瞬間移動したかのように、その場を離れた。
光は強さを増し、太陽のように輝いていった。
(迎えが来たか・・・)
星羅は意識を失う寸前、光が自分を包み込んだように感じた。
「・・・」
光が消え、覆面男達が目を開けると、本があった周囲には、地面の一部が削られたかのように消ていた
「******!!!?」
ゴブリン達は直ぐにそこに向かった。
「**!?」
ゴブリンは自分が殺した少女と外国人がいなくなっている事に気が付いた。
白覆面達の方を向き、拳を創り怒鳴った。
「**!」
白覆面達は手を頭に当てて敬礼をした。
直後、ゴブリンたちの地面から魔法陣が発生し、消えていった。




