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邪悪な犯罪少女たちの異世界物語  作者: ハゲゴン21
2/10

2話 ゴブリン登場

栗田星羅 15歳 桜高校1年生 鈴鹿と静は高校からの出会い  性格:基本笑顔 

犯罪歴:???


山並鈴鹿 15歳 桜高校1年生 静とは中学校からの親友 性格:イジラレキャラ 犯罪歴???


青森 静 15歳 桜高校1年生 鈴鹿とは中学校からの親友 性格:変人 犯罪歴???


ジョン・セロ 年齢??職業??性格??犯罪歴??



数か月前・・・


地球 日曜日 午後13:00 同級生とのショッピングからの帰り道・・・


「はぁ・・・インフルになりたい・・・!」

金髪の長髪で小さいピストル型の髪留めをし、青色の瞳の鈴鹿は、暗い顔をして独り言を言った。

「え!?人を辞めてウイルスになる事!?」

それを聞きつけた茶色の短髪で紫色の瞳で背が低く胸が大きい静は驚いた。

「違う!インフルエンザに感染して休みたいこと!」

「そういうことか!で、どうして休みたいの?」

「だって、明日から合宿だし・・・」

「え!?明日なの!?」

静は目を丸くして驚いた。

「ええ!?金曜日の六時間目にあった説明は何を聞いていたの!?」

「合宿はあるのは知ってたけど・・・明日だったんだ!」

「・・・」

鈴鹿は頭を抱えた。

「流石!天然静ちゃん、静ちゃんほどになると着替えも歯ブラシもいらないもんね!準備なんて不要だね!」

紫色の長髪でヘアピンをした黒い色の瞳をした星羅は笑顔で拍手した。

「違うよ!たまたま、聞いていなかっただけだから!」

静は両手を前に出した。

「何回目のたまたまかな?」

星羅は笑顔で言った。

「はあ・・・と言う事は、合宿のパンフレット持ってないんじゃ?」

鈴鹿は聞いた。

「学校にある!」

静は元気よく言った。

「やっぱり!」

鈴鹿は肩を落とした。

「今日学校休みだし、うーん、しかたがないね!じゃあ静の家で準備を手伝うよ!」

星羅は笑顔で言った。

「えっ!?いいの!?」

静は驚いた。

「だけど、家にパンフレットあるから取りにいかないとね!」

「珍しい・・・星羅ってこういうの絶対にやらないと思ってたけど・・・」

鈴鹿は顎を触った。

「そうかな?まあ、家が近いからもあるからね。」

星羅は笑顔で言った。


「!?」


星羅は後ろから何かが後ろから急激に迫ってくる感じがしたかと思った。


振り向こうとした瞬間、鉄球で殴られたかのような感覚と強い衝撃を感じ視野が暗転した。


「ハア・・・ハア・・・」


目を開けると、アスファルトの細かい粗目が視界に映った。


「何が起きた・・・?」


星羅はうつ伏せ状態から、顔を上げた。

目の前の電柱に黒い大型車が激突して大破していた。


(事故!?)


周囲を見渡した。

車のフロントガラスは粉々に砕け、助手席と運転席の2人の男が衝撃で潰れていた。

(いったい何キロ出してたの!?馬鹿じゃないの!?まあ、無傷だったからいいけどね!)


星羅は立ち上がろうとした。


(あれ!?足が動かない!?)

星羅は足に力が入らなかった為、恐る恐るゆっくり足を見ると、両足がありえない方向に曲がっていた。


「ぎゃあああああ!!」

星羅は思わず悲鳴を挙げた。


(折れた!?でも、全然痛くないけど!?いや、ネットで見たことがある、事故直後はアドレナリンで興奮して全く痛みを感じないとか・・・という事は・・・)

星羅は後から襲ってくる激痛を想像して青ざめた。


「くっ!救急車は呼んだ!?」

星羅は周りを見渡した。


静は車に衝突した衝撃で跳ね飛ばされたかの様に、ブロック塀にぶつかり頭部から血を流しながら倒れて、動く気配はなかった。


鈴鹿は立ったまま電柱と車に挟まれて、口と挟まれた胴体部分から水道水の様に血があふれ出ていて、誰が見ても即死だったのは明らかだった。


「チッ!」

星羅は舌打ちをしながらポケットからスマホを取り出し、震える手で119を押した。


「おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか・・・」

圏外時の機械のアナウンスが流れた。

「はあ!?」

星羅は戸惑いながら携帯のアンテナを見ると、一本も立っていなかった。


(事故で壊れたか!?まあ、これだけ派手な事故が起きたんだから、直ぐに野次馬が来て誰か連絡してくれるだろう・・・)

星羅はそう思った時、大破した車の後部座席から、外人と思われる背が高く、金色の短髪の30代くらいの白人男性がよろよろと出てきた。

白人男性の手には表紙がなくページがむき出しな黒い本を握っていた。


(外国人?)

衝撃で傷を負ったらしくまともに歩くことができず、星羅の目の前に倒れた。

「うう・・・」

うめき声を上げ、這いつくばりながら星羅の前に来た。

「?」

黒い本を星羅の体の下に潜り込ませた。

「な、何しているの!?そんな元気があったら早く救急車をっ!?」

星羅は驚愕のあまり言葉が詰まった。

「What are you doing?(何をしているんだ?)」

白人男性の後ろから男の低い声が聞こえて来た。

「!!?」

白人男性は振り向くと、そこには、背が高く、耳が長く醜悪な顔立ちに緑色の皮膚をした、ゴブリンの様な化け物がスーツで立っていた。

(ご、ゴブリン!?)

星羅は目を疑った。

不定期投稿です。


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