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グレイプニル~異世界学園無双録~  作者: 藍藤 唯
ある日異世界とある町
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大切なものと反撃の狼煙


「何だよ急に!!」

「来ないで待ってて!! お願いだから!!」


 よもぎの見た目に反して尋常ではない速度に、スザクは目を丸くしながらも追い縋る。森の中を一直線に駆け抜けるという所業はすさまじいもので、次から次へと現れる木々という障害物をかわしながら二人は一路町を目指していた。


「来ないでって言われたって帰り道わかんねえよ!」

「じゃあ森を抜けたら止まってて! あとから迎えにいくから!!」

「事情を聞かせろっての!!」


 先ほどサイクロプスを倒した直後のことだ。

 突如顔を真っ青にしたよもぎは、唐突にスザクを置いて駆けだしたのだ。


「ひょっとして、あの門番か!?」

「え!?」

「町の奴はみんな魔力がねえのに、あいつだけやたらあったから気になったんだよ!」

「……!!」


 森を抜けた瞬間、よもぎはパタリと立ち止まった。

 急ブレーキをかけることが出来ず、スザクは派手にすっ転ぶ。


「ってて……どうしたんだよ」

「やっぱり、スザクくんはここにいて。凄く嫌な予感がする」

「んなこと言われてもな。俺が居た方が少しでも戦力になるんじゃねーの?」

「そうかもしれないけどダメ。感じる魔力は超級魔獣クラスよ」

「超級……?」

「FからA級にまで振り分けられる魔獣ランクは、あくまで一対一の状況を元に考えられた数値。超級というのは、その枠外……巨大で、とても一対一など考えてはならないような存在のこと。もしランク分けするなら、SSってところかな」

「……へぇ」

「腕まくりしないの。あなたは待機。わたしがやる」


 スザクの瞳に映るよもぎの横顔は真剣そのもので、睨む先には住む町がある。

 そういえば、スザクはよもぎの戦闘能力を知らない。

 だが、英雄と謳われた自分の父と肩を並べていた存在である。超級魔獣相手でも、造作もないのかもしれない。


 ずしん、と地響きが起こった。森に潜んでいたらしき鳥たちが一斉に羽ばたき、突然のことにスザクはバランスを崩してよろける。


「……魔獣の仕業ね。もう待って居られない。わたしは行くから、ここで待ってて!」

「ちょ、本当にいいのかよ」


 駆け出そうとするよもぎを一言呼び止めて、彼女は振り向き様笑顔で言った。


「先生は、生徒を守るものだよ」


 一瞬言葉を無くしたスザクを後目に、よもぎは町に向かって走り出した。







「……あ~あ」


 正午近くになったのか、太陽らしき恒星はスザクの頭頂をじりじりと照らす。

 ぽつんと一人取り残されて、スザクはのんきに考えていた。

 確かに自分にはわりと信用はないのかもしれない。

 魔獣との戦闘も今日が初めてで、よもぎからの評価は「ゲンブには遠く及ばないがポテンシャルは認める」というもの。

 悔しかったことは否定しないが、それでも十分やっていける兆しが見えただけで十分ではあった。


 さっきまでは。


 超級、と呼ばれる存在が現れた。スザクには脅威の度合いなど分かりはしない。

 単純に、まだスザクが入れない領域である、とよもぎに言われたことが、少し癪に障ったのだった。


「先生、ねえ」


 よもぎは、スザクのことをどう思っているのか。

 彼女の邸宅に居た時にあった、能力的な部分への不信感は拭えていた。ポテンシャルはある、魔法理論に対しても一目置く。

 そのくらいには評価をされ、道中では魔獣のことやこの世界のことについていろいろと教えられた。

 彼女は優しかった。先生になりたい、と言っていたのも頷けるくらいに。


 今年から新任教師になるんだと言っていた、彼女。

 もし、スザクのことを生徒だと思っているのであれば、万が一にも"最初の生徒"を殺したくはないのだろうなと結論を立てて、スザクはその場に腰を降ろした。


 今回は、彼女の気持ちを汲もう。そして、アレ(・・)なしでも強くなって、認めさせよう。


 そう、軽く考えていた。



 三十分後、町から這々の体で逃げてきたらしきズタボロの少年が、偶然にもスザクを見つけ、


「エルグリーン様を助けて!!」


 と言うまでは。















 町までの間ノンストップ全速力で駆けてきたよもぎは、後ろからスザクがついて来て居ないことを確認して小さく安堵した。


 たった半日のつきあいの、スザク。ゲンブの息子だと言う彼の秘めたポテンシャル、延びしろは光るものがあった。だが、それでも超級に今から挑ませるほどの余裕はなく、そしてなにより、よもぎには彼を守る術は無かった。


「う……うそ……」


 よもぎが目にしたのは、破壊し尽くされた町並みだった。あの美しかった自らの住まう町。


 風車は中央から折られて沈み、町はところどころから火災が発生し、緑の丘は焼け野原に変わっていた。


「短時間で……ここまで……!?」


 冒険者ギルドはなにをやっていたのか。

 このあたりの巡回任務は、魔導伝達は、避難誘導は。


 困惑が脳内を埋め尽くすよりも先に、彼女の目に飛び込んできたものは"超級魔獣"そのものだった。


「SSランク相当ね……」


 超級。その言葉が意味するのは、単体の冒険者ではどうすることも出来ない魔獣だということ。

 その例に漏れず、よもぎの眼前に現れたのは巨大な蛇竜。


「サーペントゴーレム……何でこんな大物がこんなところに……!!」


 よもぎの住まう町は、確かに辺境だ。魔素も濃く、魔獣も自然発生しやすい場所。

 だが、だからと言ってせいぜい発生するのはD級が良いところだ。討伐依頼を出して、しばらくすれば自然に狩られて居なくなる。


 少なくとも、こんな化け物が君臨出来るような場所ではない。だからこそ美しい町が出来ていたのだから。


「わたしの大好きな町を……よくも……!」


 孤独なエルフであった自分が、七英雄として評価され、やっと自分を慕うような人々と共存することが出来た町。


 笑顔が溢れ、自分のやってきたことが間違っていなかったのだと、そう教えてくれた大切な町。


 それが、目の前のこの魔獣によって、あざ笑うように破壊された。


「みんな、逃げて!!」

「エルグリーン様!」

「エルグリーン様が戻って来られた!!」

「お願いします、憎き魔獣を!!」


 メインストリートに立ちはだかり、逃げまどう人々に声をかける。


 冒険者ギルドがなにをやっているのかわからないが、こんなデカい魔獣が出てきたところをみると、もしかしたら巡回任務中のパーティは何も出来ずに全滅したのかもしれない。


 歯噛みする。

 魔獣を根絶しない限り、悲劇は増え続けるのだと。


「ほら、逃げなさい!!」


 感謝に頭を下げるような、人々に苦笑して手を払う。こんなパニック状態に陥ってなお、自分にそんな敬意を払ってくれるのかと。


 確かにこの町に居る人々は、死地から彼女の回復魔法で命を救われた人の層が多い。

 何度やめてと言ってもやめない様付けと共に、もう慣れっこになってしまっていた。


 ……さて。


「わたし、攻撃魔法使えないんだけどな」


 ため息と共に、自らに常時回復魔法をかける。

 付与魔法で硬化、筋力増加、そして速度向上。


 エルフ魔法。


 よもぎの使える魔法は、エルフに伝わる様々な補助魔法だ。デバフと呼ばれる、相手の能力を下げるような魔法は使えない。だが、それ以上に優秀な能力向上魔法は、魔王を倒す道程にあってかなり有益な魔法として扱われていた。


「なめるなよ、魔獣!!」


 跳躍。

 巨大な蛇、と言うにもはばかられるようなサイズの魔獣に飛びかかる。顔面積だけでも一軒家分の大きさはあるのではないだろうか。


 風の膜が張りそうなほどの速度で蛇の横顔に蹴りを入れたよもぎは、反転してかかと落としを脳天に下した。

 手応えは、十分だ。


 足にびりびりと痛みを伴うも、回復魔法ですぐに痛覚は引いていく。

 大丈夫、仲間が居なくても戦える。


「SYAAA!!」


 巨大な二本の牙を剥き出したサーペントゴーレム。尾も恐ろしく太く、払うだけで真下にあった家が四つ吹き飛んだ。


 その光景に胸を痛ませながらも、飛来する瓦礫を回避してもう一度跳躍したよもぎは格闘術でサーペントゴーレムと相対する。

 付け焼き刃とはいえ、七英雄の一人であった格闘家に教えてもらった技術。生半可なものではない。


「せや!」

「SYI……」

「っ!」


 拳一発。胴体に確実に入ったと思われた攻撃だった。

 だが、魔獣は鬱陶しそうに彼女を睨むのみ。


「きいて、ない……!?」


 サーペントゴーレムは、ゴーレムというだけあって確かに物理耐性はかなり高い。

 だが、だからと言って自分の筋力向上させた、格闘術がいっさい通じないとまでは考えたくもない。


 単体のよもぎには、それしか戦闘手段がないのだから。


「……っう」


 たたき込んだ拳への痛みは、すぐに引いた。常時回復をつけているのだから当然だ。

 しかし、その隙が、至近距離での命取りとなる。


「SYAAA!!」

「ああああ!?」


 全長300メートルを誇る巨体に反し、蛇竜の動きは機敏である。だからこその超級。だからこその、複数討伐指定。

 単体で戦うなど、よほどの力がない限りは忌避されるべき行為。


 よもぎは高速で放たれた尾の薙払いに巻き込まれて空中高く吹き飛ばされ、気付けば眼前に迫る蛇の牙。


「きゃ、あぐっ!!」


 ばちり。空中回避が間に合わず、片腕は牙に砕かれ蛇竜の口の中へ。引きちぎられた右肩を抑えつつ、それでも痛みを我慢して蛇の背中へと飛び蹴りで穿つ。


「痛っ……!! まけないんだから……!!」


 回復魔法を高速化しての腕の再生。蹴りを打ち込んだ足の鈍痛も、瞬時に回復させる。


 自分の身を限界まで犠牲にしての、よもぎの戦闘手段。


 だがそもそも彼女は痛みに耐性があまりない。


「SYALL……」

「はあああ!!」


 それでも、町を守りたい。

 だから彼女は立ち向かい続ける。


 跳躍。今度は斜め右方向へ。蛇竜の半分むき出したような黄色の瞳が彼女を追う。空中で転換、狙うは蛇竜の牙とばかりに、彼女は先ほど腕を砕かれた牙へと突貫を敢行した。


「じわじわ倒してやる……!!」


 徐々に力を奪えば、こちらは気力と魔力のつきない限り戦える。

 そう考えて、よもぎはそのまま拳を牙に叩きつけようとして……ふと気付く。

 視界の端に居る逃げ遅れた一人の子供に。


「っ!」


 どうやって逃がそうか、そんなことに気をとられた一瞬のこと。右から飛来する巨大な尾に気付かず、盛大に十数メートルの高さから振り落とされた。


 凄まじい轟音。


「ぁ……く……!」


 叩きつけられた尾がどかされた、一軒家の敷地ほどにも及ぶクレーターのど真ん中に、地に伏したよもぎの姿があった。


 そこに、とてとてと近寄ってくる4、5歳程度の少年。


「あ……逃げ……!」


 子供を逃がさねば。

 回復は徐々に発動し、叩きつけられた反動で折れた手足も、動くようになっている。

 だが、どうにもこの重なる痛みが精神にもダメージを及ばせているようで、ダメだ。


 本来、よもぎは完全な後衛なのだ。

 痛みなど感じる前に周りを助け、自らの被弾自体を最小限に抑えている。


 こんな、連続した強烈な痛覚に耐えられるほどの、強靱な精神性など、持ち合わせていない。


「……ひぐ……」


 痛みはすぐに引いたはずなのに。

 立ち上がることすら怖い。

 いっそ死んだ振りをした方が。

 

 などと弱い自分が顔を覗かせる。仕方のないことだ。

 よもぎ自身が非力で、どんなに攻撃力を高めたところであの蛇に対する勝ち目などまるで見えないのだ。


「……える、ぐりーんさま……?」


 ふと、声。

 先ほど逃げてと、言い損ねた子供。

 その震える声色に潜む感情は紛うことなき恐怖一色で、いつも町を支えてくれていたよもぎがぼろぼろになっていることへの恐怖心でいっぱいなのが見なくてもわかる。


「ごめ……んね……」


 こんな子供に心配される自分が情けない。

 蛇竜が今どんな状況なのかもわからないが、自分が町を守ると決めたのではないか。


「逃げなさい……! 森の方に……。そこに人が居るから、その人と一緒に……!」


 いつの間にか自分は吐血していたのだろう。口についた血を拭いながら、よもぎはふらりと立ち上がる。

 まだたてる。

 なら、まだ立てるうちにこの子を。


「えるぐりーんさま……?」

「逃げなさい!! ぼーっとしないの!」


 少年に背を向けて怒鳴る。

 びく、としたような気配を感じたが、彼は森のほうに逃げていったようだ。

 ほっとした。


 あとは……この蛇から、町人の逃げる時間を稼ぐだけ。


 自らの頬を張り、気合いを入れ直す。

 痛みがどうした。町を守ると決めたのだろう。


 サーペントゴーレムは、子供とのやりとりが終わるのを待っていたかのように、動き出す。


 ずるり、と軽くないはずの体を巧みに操り、ひねって尾を叩き落とす。


 地面が割れた。

 土塊があちこちへと飛び散らかり、よもぎはそれらを避けるので精一杯になる。


「あああ!!」


 まだだ、まだやれる。

 よもぎの戦闘技術レベルは高くない。どの攻撃に当たるのが一番効率が良いかとか、そんなことは考えられない。

 だからこそ、土塊をすべて避けてしまったのがまずかった。


 それは、全てがデコイだったのだから。


 またしても視界の端から現れる、牙。いつの間にか蛇竜はその体勢を変え、よもぎを食らわんとその凶牙を振りおろす。

 身体強化、速度向上をバフ効果として持つよもぎであっても、さすがに無理な体勢から全てを回避することなど出来やしない。

 体の形を変えてひねり、牙をかろうじてかわそうとするも太股にその牙が突き刺さった。


「痛ああああ……!!!」


 思わず反射で、よもぎの体ほどもある牙を引き抜くと、ぼたぼた垂れる血を無視して飛び下がり、その隙を蛇竜に取られて頭突きをどてっぱらにぶつけられて吹き飛ばされた。


 一つの家屋に、飛来物のようにつっこんだよもぎ。

 がらがらと屋根が音を立てて崩れ、蛇竜から彼女の姿は丸見えだ。

 一時の休息すら許されず、回復途中の足を庇って立ち上がり、ぐらりとバランスを崩す。


(そんな……バフ効果が切れ始めてる……!)


 それは即ち、彼女の魔力が底をつきはじめているということ。当然と言えば当然だ。一番魔力を奪う回復魔法を、何度も何度も使う羽目になっているのだから。


「……なんで……こんな時に……!」


 せっかく、魔王に対する戦いの準備を整えて。

 七英雄と呼ばれたみんながそれぞれの役目を果たして。

 自分も英雄の息子を召還に成功し、それが初めての生徒としてとても成長が楽しみだと思ったばかりのことなのに。


「それでも……」


 もしかしたら……いや、自分はここで死ぬのかもしれない。

 生き残れる可能性は、殆どない。冒険者ギルドが気づいてくれるのを祈るのは、難しい。相手は超級なのだ。しっかりとした編隊を組んで戦わなければ、厳しい相手。

 こんなすぐにギルドが来ることはない。


 それでも、それでもよもぎはここから離れられない。

 一度折れかけた心だが、それでも。

 町の人々が逃れるための時間を、少しでも作らねばならないのだ。

 まだ倒れるわけにはいかない。人類の臭いを嗅ぎつけたら、この蛇竜なら、先ほど逃げた町人になど一時間もあれば追いつくだろう。


「……だから。ここで止めなきゃ……」


 たとえこの身が朽ち果てようとも。


 足の痛みもひき、後は恐怖心にさえ打ち勝てれば、まだ戦える。

 蛇竜の振り降ろす尾が見える。

 それを転がって回避し、跳躍。そうでもしないと爆砕した地面の反動で何が飛んでくるかわからない。


 ただ飛ぶだけでは、奴の思う壷だ。

 だから先ほどは子供に気を取られて失敗したあの攻撃方法を使う。

 真っ正面に蛇竜の顔へと飛び込み、その牙に……


「っ……!!」


 なんだ、それは。


 なぜ、口の中にそんなバカデカいエネルギーを貯めている。

 そんな攻撃、今までしてこなかっただろうが……!


 蛇竜の目が笑っている気がする。真正面から飛び込んでいる以上、大きな回避は不可能。

 まさか、常に回復し続けるならまとめて消しとばしてしまおうという算段か。

 その為に今までそんな熱線(きりふだ)を隠し持つ知能があったというのか。


 思い出す。自分の住む丘が、焼け野原に変わっていたことを。

 そんなことを出来る攻撃が、今まで飛んでこなかったことも。


 してやられた。

 こんなところで、自分は沈むのか。


 蛇竜の口がまざまざと開かれる。煌々と輝きを増した光の玉が、いざ貫かんと一瞬の収縮。


 そして、空中のよもぎ目掛けて放たれた。


(ああ……神様居るのなら……願わくば町の人々と……魔王の打倒がかないますように……)


 魔獣への怨念は溢れ出すドス黒さと共に、信じてもいない神への祈りとして転換される。


 よもぎの瞳はすでに閉じられ、その熱線を甘んじて受け止めようとして……。




「……………………あれ?」


 目をあけた。熱線は確かに、放たれていた。


 上空に向かって。それは何故か。


 顎から攻撃を受けたからだ。


 誰に。今この現状にあって、誰もいない。


 自由落下したよもぎを横抱きにして、憎き魔獣を睨む少年以外には、誰も。


「言ったと思うんだが……」



 黒の髪をがしがしと掻く姿は、七年前の英雄そっくりで。


 その瞳に宿る優しさは、あの英雄よりも暖かく。



「俺は大切なものを守りたいからこの世界に来たんだぜ? よもぎ先生」



 さあ、反撃の狼煙を上げようか。

NEXT→4/9 12:00

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