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23日目
黒いのがなかなか帰らない。
今日も何を手伝うまでもなく書棚を漁っている僕をじっと観察している。
落ち着かないことこの上無い。
無視して本を読むことに暫く集中していたら、机の上に乗って応援してくれていたあのひとの髪がおさげになっていた。
何しやがると黒いのに向かって反射的に叫ぶと、無数の氷塊が出現して部屋の壁が大破した。
……あのひとの魔力を受け継いで以来、魔法のコントロールが難しい。
特に感情が高ぶるとそれが顕著になるので、気をつけなければと思う。
ちなみに、黒いのは無傷だ。
本当に、タチが悪い。
活動報告のほうでちまちま設定とか公開してます。
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