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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
無印
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10007日目

どうも配下の被害が拡大しているらしい。


なんかただ放って置くのも後味がいい加減悪くなって来たので、今からこっそり地上の様子を見てこようと思う。




―――――――――――――――――――――――


【魔王付きメイド、カーミラの手記】


本日、親愛なる魔王様がお出かけすることになったので、わたしは新しい外套を用意しました。

虹色の糸を出す蚕の糸で織った特注品の外套です。

これを着ると、傍目には見えなくなってしまうという優れものらしいです。

「こっそり」という魔王様のご意向をふまえてこの外套を用意すると、魔王様は

「素敵だね」

といってわたしの頭を撫でて褒めて下さいました。

なので、わたしは今日一日、とても幸せな気分でした。


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