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11日目
帰城した。
基本的に誰とも出くわさなかった道中だが、帰り道で一人だけ例外があった。
やけに氷の多い、寒い沼地を抜ける時、やたらとたくさんの黒い羽(多分10枚越え)を持った、いかにもな魔物に声をかけられたのだ。
やけにフレンドリーな様子で、
「とうとうあのクソワンマン投げっぱなし野郎を倒したなあ!!イヤッフー!!」
と嬉しげに話しかけてハイタッチ(両手)を求めてきた。
多分、「クソワンマン投げっぱなし野郎」とは主神のことだろう。
的確な上にだいぶ恨みのこもったあだ名だ。
どう言うノリで返したらいいかわからず、ただ頷いてハイタッチ(両手)しただけの返事になったが、相手は気にしないようだった。
「相変わらず無口だな。まあ近々城に遊びに行くぜ」
と言い残し、彼は飛んで行った。
因みに馬は、
「ちょwwwwあたし好みの色男wwww跨ってええええ!!!!」
と激しく騒いでいた。
カーミラには花のこと、馬の管理不行き届きを謝った。
気にするなと返されたが、若干笑顔が引きつっていた。
今度外に出たら土産を手に入れなければと思う。
さて、誰でしょう?
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