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剣の墓標、春の城  作者: 銀野
無印
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10043日目


例によって例の遠隔操作でこの日記を書いている。

そろそろ毎晩抜け出していることくらいはばれている気がするが、今の私の姿を見られても、こんな怪しげな動きの理由をあえて追及してくるような子達ではないであろうから、この手法を継続して使う事とする。


前置きが長くなった。

それでは今日の日記である。


昨日地上行きを決め、再度あの子らを間近で見守ろうと決心したものの、あんなことを言い捨てられた後である。

あの子に限ってそんな事はないと信じたいが、万一また拒絶されたら向こう百年は立ち直れないこと請け合いだ。

そこで私は、前回同行していた際に道すがらあの子らが話していた、

『絶対に目の前の人を助けなければと思うシュチュエーション』

を参考に、登場を演出する事にした。


具体的に言うと、山の山頂から勢いよくあの子らの目の前まで転がり落ちてみた。


坊主が瞬間的に


「死んだ----!!!」


と叫んでいたが、実に失礼な奴だと思う。

直前に崖で盛大にバウンドしたのがまずかったのだろうか?


まあそれはともかく、あの子は真っ先に駆け寄って来て介抱してくれ(その必要が無いことが申し訳なく思えるほど私の身を案じてくれた。やはりあの子はとてもいい子だ)、無事私は再びあの子らに同行することが許された。



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