表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣の墓標、春の城  作者: 銀野
無印
43/147

10042日目


今日は久し振りにゆっくりとあの子を見守る事が出来た。

向かっている方向と装備から推察するに、どうやらあの子らの今度の目的地は、地上で一番標高の高い山のようだ。

随分と遠い所まですいすいと赴けるようになったものだ、と感慨深く思う。

しかし、その様子を眺めていたところではたと気付いた事があった。

確かあそこは、何百年か前の兄との喧嘩(配下主導)で激戦地となり、色々と事後処理の面倒なものが纏めて埋まっている所である。

掘り起こされて面倒になるのが至極嫌であったので、配下も私の右小指ぐらいの強さの者を配置している(そして何があっても動くなと厳命している)。

勿論今のあの子らが敵う筈もない。

………。

ちょっと、出て来る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ