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10010日目
ボロい布の服と火掻き棒で旅立とうとする子にお茶をふいた。
無理だから。
いや、無理だから。
せっかくそれなりに手間の掛かる水晶玉の設定をしたというのに、即効無駄になるのも悲しいので、暫くあの地方には最下級の配下しか行ってはならないと命令を飛ばしておいた。
それと、あの子がもうちょっとマシな装備を買えるよう、配下にはいくばくかの人間通貨を持つ事を厳命しておいた。
全く、兄とはまた違った意味でひやひやさせられ通しである。
ボロい布の服と火掻き棒で旅立とうとする子にお茶をふいた。
無理だから。
いや、無理だから。
せっかくそれなりに手間の掛かる水晶玉の設定をしたというのに、即効無駄になるのも悲しいので、暫くあの地方には最下級の配下しか行ってはならないと命令を飛ばしておいた。
それと、あの子がもうちょっとマシな装備を買えるよう、配下にはいくばくかの人間通貨を持つ事を厳命しておいた。
全く、兄とはまた違った意味でひやひやさせられ通しである。
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