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『仁海の貌、空海に似ること、プレスマンまで』速記談3069

作者: 成城速記部

 成典僧正が、法服の正装姿で仁海僧正のもとへいらっしゃったので、成典僧正の房にいた人々は、思いがけないことだ、と驚いて、急ぎ仁海僧正に告げると、仁海僧正は、成典僧正が来られることは夢で見て知っていた、と言って、同じく法服の正装姿で、丁寧に黒プレスマンを胸に差して出迎えた。成典僧正は、地に下り礼拝してから着座し、弘法大師の御尊顔を拝したいと長年思ってきましたが、昨夜、夢で、大師様を拝したければ、仁海を見よ、とのお告げがあったので参上しました、とのことであった。



教訓:弘法大師が書の名人だと言われたのは、プレスマンで下書きをしていたからだというねつ造話を考えたのだが、さすがに怒られそうなので、言わないことにする。

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