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10/19

没入 3

 それから俺は、担架で医務室まで運ばれ、医師の診断を受けた。


「どうやら骨折はしていません。内臓にもダメージは無いようです。しかし、痛むようなら痛み止めを出しておきましょう」

「どうも」


 そうして受け取った薬を直ぐ飲み込み、ベッドに横になると。


「大丈夫ですか? お水飲みます?」


 カナコがナースのように世話を焼いてくれた。我ながら、良い身分だと思った。


「それで、状況はどうなんだ?」


 不意に聞いてみると、カナコは俺にストロー付きの水を差しだしながら、ハッと我に返った。


「最悪です。サイモンは巧みに研究所をかき乱し、被験者たちを仮想現実に閉じ込めてしまいました――」


 カナコの説明を要約するとこうだ。

 サイモンは施設に疑念を持つ賢いミヤビを利用し、研究者と職員をVRルームから遠ざけた。

 そして、金で釣った武装警備員の一人とともに、俺たちを口八丁に誘い出し、VRルームに連れていってカプセルに押し込んだ、というわけか。


「なぜサイモンはそんなことをする必要があった?」 

「詳しくはわかりませんが、研究目的であったと供述しています」

「研究目的? サイモンはいったい、俺たちをどんな仮想現実に閉じ込めようとしたんだ?」


 カナコは言いにくそうに、口よどんだ末――


「子どもたちはコールド・ヘイズに、シェーンさんは戦争ゲームに投入しようとしていたようです」


 それを聞いて、俺は呆気にとられていた。

 どうやらサイモンは、子どもたちのトラウマとなった元である、最恐と名高いホラーゲーム。コールド・ヘイズに再び投じようとしていたようだ。しかも俺も、トラウマの元である戦争、それを体感させるゲームに放り込まれようしていたようだった。


「どうしてそんなことを……」

「詳細は分かりませんが、サイモンには、何らかの思惑があったものと思われます」


 その時俺の脳裏に、サイモンの言った『あの時、君に言った言葉は全てが嘘じゃない。私は本当に苦しむ軍人たちを救いたいんだ』という言葉が浮かんでいた。


「現在、他の被験者は?」

「まだカプセルにいますが、VR関連のエキスパートを呼び寄せています。間もなくログアウトが完了するでしょう」

「俺はどうして弾かれたんだ?」

「腹部にダメージを負っていたからだそうです。VRは仕様として、怪我を感知したら弾かれるような設定がなされています」


 淡々とした説明を聞いている内、薬の影響か眠くなった気がした。


「そうか……」


 それだけ口にし、俺は力なくベッドに横たわった。


「これから俺はどうなる?」

「……問題がなければ、新たな現場責任者がきて、治療は継続されます。ただでさえ、この施設は莫大な予算がかかっています。今回の件で、ご破算になるようなことは――」


 カナコが話している途中だった。

 医務室にノックとともに、スーツを着た刑事と思しき二人組が入って来る。

 両方とも、議員みたいに偉そうな表情を浮かべた白人だった。


「シェーンというのは?」


 名乗ることもなく発せられた質問に、俺は首だけ起き上がって返答する。


「俺だ」 

「動けるか?」


 そう聞かれ、思わず苦笑が漏れた。心当たりがないわけではない。それが、悲しいところだ。


「もしかして、令状か?」

「ジョークを言っている場合では無いんだ」


 不機嫌そうな返答に、顔をしかめる。


「じゃあなんだ?」

「サイモンがご指名だ」


 思わずカナコと顔を見合わせる。偉そうな刑事は急かすように続けた。


「時間が無い。急いでくれ」


 



 痛み止めを飲んだおかげか、大分動けるようになっていた。

 白人刑事の先導で、VRルームを観測する制御室に入ると、多数の研究者たちと、それに囲まれた、手錠をされてうなだれながら椅子に腰かけるサイモンの姿があった。


「早く皆を帰して! この嘘つきのクソ野郎!」


 中にはミヤビの姿もあった。ミヤビはうなだれるサイモンに対し、噛みつくような勢いで暴言を吐き、職員たちに止められていた。

 ミヤビは部屋に入ってきた俺に気が付くと、職員の拘束を振り切って俺に掴みかかってきた。


「シェーン、だから言ったでしょ! コイツに私は倉庫で拘束されたの! 何で皆を助けてくれなかったの、何でおかしいと思わなかったの!」


 凄まじい剣幕でそう怒鳴られた。その分、彼女がどれだけ仲間を心配しているかが伝わった。

 暫く何と答えるか迷っていると、 


「あー、お取り込み中すまない」


 白人刑事が職員たちにそう投げかけると、一斉に視線がこちらに向いた。


「サイモン、ご指名の人物だぞ」


 不意に、うなだれていたサイモンが顔を上げた。その顔には、後悔のようなものは一切浮かんでいなかった。


「シェーン、今からでも遅くはない。安定剤を飲んでカプセルに入りなさい」


 サイモンの言葉に、職員たちはギョッとしたように彼を見つめていた。

 当然だろう、絶望的なまでの往生際の悪さだ。この期に及んで、


「お前は何をしようとしていたんだ?」


 俺が問うと、サイモンは立ち上がろうとして、警官に押さえつけられて再び椅子に座らされていた。

 サイモンはわざとらしくため息を吐くと、


「これは治療のためだ」


 短くそう口にした。


「誰のための?」


 再びそう問いを投げかけると、サイモンは笑みを浮かべた。


「もちろん、キミたち以外の全ての人類のためだ」





「心的外傷後ストレス障害。略して、PTSD。いいか、これはトラウマというものが引き金になって発症する、心の根幹を揺るがす破壊者だ。戦場だけでなく、日常生活のありとあらゆる――」


 そこからの説明は、専門用語が飛び出したりして、聞けたものでは無かった。

 果てにはそれは大演説めいたものに変わり、「医療の急速な発展は、ナチスのような非道な人体実験や、行いがその要因となったんだ! だから非道と言われようと、こんな生ぬるいことをやっていたらダメなんだ!」というような、狂気的な発言まで飛び出した。


「要するに、ナチスの末裔がお前ってことか?」 


 俺の質問に、サイモンは馬鹿にしたように鼻で笑っていた。


「バカに話しても無駄だったな」


 俺はその場で気持ちを落ち着かせるためにふーっと息を吐いていた。

 正直言って、密やかにショックを受けていた。サイモンが涙ながらに俺に言った言葉。

 あれに感化された自分が、ウソのように感じてしまっていたからだ。


「それで、なんで俺に再びVRカプセルに入って欲しいんだ?」


 俺が話を戻すと、サイモンは続けた。


「キミは他の被験者と違って、戦場という特殊環境でPTSDを醸成した。つまり、他とは違う種類の有力なデータがとれるということだ」

「そうすれば世界は救われると?」

「一度じゃだめだ。君のような存在で、何度も同じような実験を繰り返さなければならない。〝感情破綻〟その瞬間を数値で観測することで、真に治療に繋がるデータが手に入る」

「……感情破綻とは何だ?」

「モニターを見ろ」


 サイモンにそう言われ、嫌々壁面のモニターを眺めてみた。

 モニターには相変わらず解読不能な様々な数値が並んでいた。 


「現在、感情数値はレベル三。ベータ波が上昇し、ガンマ波も出現した。カプセル内の彼らが強い集中力と、緊張状態にあることを示している」

「それで?」

「数値段階はレベル五まで存在する。このレベル五まで到達すると、最早回復の見込みはない。これが感情破綻だ」


 それを聞いた俺は偉そうに突っ立ている刑事へと振り返っていた。


「ログアウトはまだ出来いのか?」

「カプセルルームにいるのはVR関連の専門家だ。間もなく完了する筈だ」


 俺は再びサイモンに向き直った。


「だ、そうだが?」


 サイモンはそれに対して鼻で笑うと、


「お前らはまだ理解できていないだけだ。」  


 途端に苛立って、どうやらVRのエキスパートとやらが介入しても、未だにログアウトは出来ていないらしい。


「一考の余地があるかもな」


 俺の発言に、ミヤビは信じられないと目を剥いていた。サイモンは対照的に、喜色を秘めた笑みを浮かべた。


「やっとわかってくれたか」

「だが、今回は勘弁してやってくれよ。彼らは子どもだ。実行するのは俺みたいな大人でいいだろう」


 途端にサイモンは表情を曇らせた。


「大人はダメだ。精神病を患えば、酒やアルコールに逃げてしまう。そうなれば、健康な被験者としては望ましくない」

「……だから子どもたちだと?」

「そうだ。そして、キミはPTSD患者にしては珍しく、病院で処方された薬の服薬しかしてこなかった。しかもリアルな戦場を体感した患者。検体としてはこれ以上ない、理想的な検体だ」


 そこまで話したところだった。VRの専門家と思しき、作業着を着た男が制御室に入ってきて、何やら刑事に耳打ちをしていた。


「内容なら分かっている。システムに接続しても、ログアウト出来ないんだろう」


 サイモンの言葉に、ギョッとした表情を浮かべる専門家。どうやら図星のようだ。


「VRには高度に調教されたAIが実装されている。普通ではこんなこと起こるハズが無い、あり得ない」


 全員の視線を受けながら、サイモンは続けた。


「私ならその方法を知っている。むしろ、私しか知らない」


 その言葉に、ミヤビが強く反応を示した。


「安心してくれ、諸君。VRゲームには、必ずログアウトできるようにしなければならないプログラム、〝脱出規範〟なるものが存在する。その設定により、プレイヤーは仮想現実から抜け出ることが可能となるのだ」

「何よ、早く教えなさいよ!」


 サイモンはほくそ笑んだ笑みを浮かべながら、


「ゲーム・クリアすることだ。そうでなければこのゲームからは脱出できないよう、私が設定した」


 それを聞いたミヤビは、絶望したようにその場で絶叫を始めた。


「どういうことだ?」


 俺がカナコに聞くと、カナコは暗い表情のまま、


「コールド・ヘイズというゲームは……公開以来、世界中のプレイヤーが挑んだんですが……結果、誰もクリアをすることが出来ていないんです」

「……クリア出来ていない?」


 俺が顔をしかめていると、カナコは続けた。


「クリア条件も明確じゃないんです。世界中の名うてのプレイヤーがその糸口すらつかめなかったゲーム。それが、コールド・ヘイズなんです」






 その後、俺たちは会議室に移動していた。多数の職員、手錠をされたサイモンや付き添う刑事、カナコも一緒だ。

 取り乱していたミヤビは別室に連れていかれたが、安定剤を投与されたのか、その後は呆然としたように俺の背後に付き従った。

 俺とミヤビで、だだっ広い会議室に並んで席に座る。他の連中は軒並み、肩を寄せ合うように離れて壁際に集まっていた。


「……我々も混乱しているところではありますが、現状の説明と、再確認をさせていただきます」


 名も知れぬ白衣の研究医が教壇に立ち、説明を開始する。

 それで混乱していた脳内の整理が概ね完了したが、やはり状況は絶望的だった。

 サイモンの身勝手によってコールド・ヘイズに投入されたミヤビを除く六名の被験者たち。

 彼ら、彼女らは唐突に、過去の自分たちに消えないトラウマを植え付けたホラーゲーム、コールド・ヘイズに放り込まれた。

 そして、それを救うにはゲームをクリアするしか方法が無い。

 そこまで説明を受けたところで、俺は手をあげていた。


「そもそもどんなゲームなんだ。セラピーでもあまりその話には触れてないので、概要が分からない」


 俺が尋ねると、女医は気まずそうにミヤビを見つめた。


「それについては……我々も資料として、少しの情報は持っているのですが……」


 女医が口よどんでいると、ミヤビがふらふらと立ち上がっていた。


「……そこからは私が説明するわ」

「おい大丈夫か?」


 血の気が引いていて、あまりに体調が悪そうだったので心配になったが、ミヤビは制止を振り切って歩き始めた。


「大丈夫よ……それに、時間がない」


 ミヤビは教壇でマイクを受け取ると、説明を開始した。


「コールド・ヘイズは、簡単に言えばタイムリミットがあるゲームなの」

「タイムリミット?」

「そうよ……時間制限付きのゲームなの」


 誰かがログインすれば、その時点でゲーム内時間、午後十六時のタイマーがセットされ、ゲームがスタートされる。

 そこから先は広大な町を彷徨い、午後十二時をまわるまでにクリアしなければゲームオーバー、か。


「それを、多数の怪物が阻止してくる」

「怪物」

「そうよ。怪物は私たちがプレイしている間、世界中のプレイヤーから新種の報告が継続的になされていたわ。つまり、種類についてはまだ観測しえていないくらい豊富な怪物が用意されていたかもしれない」

「かもしれない? ゲーム会社に問い合わせはしなかったのか?」


 俺が聞くと、ミヤビはうんざりとした顔でマイクを口元に寄せた。


「ゲーム会社はとっくの昔に倒産。責任を逃れるためか、社員名簿も焼き捨てて、消息は不明なの」


 なんてこった。それじゃあ一切、ゲーム会社に関する情報が無いということか? 

 しかし、待てよ? 確かカナコから、ゲームにはサイモンが関与していた、という話を聞いた気がする。


「サイモン、お前は元社員なんだろう?」


 手錠をされて地面に座らされたサイモンを見れば、彼は小さく肩をすくめていた。


「私はゲームに関して、精神学的な情報提供をしただけだ。コールド・ヘイズを作ったゲーム会社の人間とは顔合わせもしていない」 


 俺が本当かどうか疑わしいと思っていると、横にいた白人刑事が答えた。


「その件については今は省こう。これから調査する議題だ」


 まあ、それもそうか。俺はミヤビに視線を戻すと、彼女は女医に支えられながら、 


「そして、このゲームの最大の難点はその難易度よ」

「難易度?」

「他のVRゲームと比べても、遥かに難しい。しかも、クリア条件すらわからなかった」

「そもそも、十二時になってゲーム・オーバーになったらどうなるんだ?」


 俺が尋ねると、ミヤビはその場でえずいた。今にも吐きそうだ。

 思わず立ち上がりそうになると、ミヤビから手で制された。


「大丈夫……ちょっと思い出しただけ」


 ……思い出しただけでこの症状か。やはり、コールド・ヘイズとやらゲームはとんでもないほどヤバいゲームらしい。

 ミヤビは何とか女医に支えられた態勢から自立して、言葉を続けた。


「十二時を過ぎて、何度もゲーム・オーバーになったら、どんどん不利になっていく」

「と、言うと?」

「リスポーン地点……ああ、ゲームを始める地点が怪物が多い地域に寄っていくの。そうなったら、どんどん精神が壊れていく」


 ミヤビは震えた手でマイクを何度も落としかけ、それでも言葉を続けた。


「私やエイデン……その他の皆は、コールド・ヘイズのトップランカーだった。最もクリアに近い集団だと言われていたの」


 俺は衝撃を覚えていた。この施設に居た被験者のミヤビを筆頭にした少年少女たち。彼らが、世界中のゲームプレイヤ―が諦めたコールド・ヘイズの、トップランカーだったことが分かったからだ。


「だから、暫くは大丈夫だと思う、けど……ただでさえボロボロのあたしたちがコールド・ヘイズを潜りつづけたら、絶対に精神破綻する」


 ミヤビはそこでマイクを落して、少女のように泣きじゃくっていた。

 いつもの頼れるリーダーのミヤビの姿はそこにはなく、その姿は、ただの恐怖に怯える小動物のようであった。


「精神破綻とは何だ?」 


 俺が不意に聞くと、女医がマイクを拾って答えた。


「精神破綻とは、もう回復の見込みがないほどの精神疾患を患うことです」


 ……つまりは、尋常ではないほど精神にダメージを負うということか?

 既にゲームは開始されている。急がなければ、被験者である少年少女たちにとって、取り返しのつかないことになるかもしれない。

 そこでミヤビは、唐突に女医を振り切って、サイモンのいる方向に走っていった。


「誰か止めて!」


 最悪の事態を想定して、刑事が立ち塞がる。しかし、ミヤビはその手前で立ち止まり、


「お願いします、皆をあの世界から出してください、お願いします! お願いします!」


 ミヤビが屈服するように地面に頭を伏せ、サイモンに懇願していた。胸が痛くなるくらいの、悲痛な叫びだった。

 そんな彼女に対し、サイモンは冷めた目で、


「キミがログインすればいい」


 そんな悪魔的な言葉を発していた。


「クリアの可能性があるとしたら、キミを筆頭にした集団だけだ。頼れるリーダーが不在なら、あの集団はただの役立たずだ」 

「わた、わたしが――」


 ミヤビが震える手を見つめていた。またあの恐怖を味わうのか? そんな壮絶な表情だった。

 そんな彼女に対し、サイモンは更に続ける。


「ふっ、所詮はその程度か。君らの絆なんか、儚いものだな」

「ち、ちが――」

「いや、そうじゃないか。現に、キミは――」


 見て、聞いていられなかった。隠さなければいけない、捨て置かなければならないと、ひた隠しにしていた――沸々と沸きあがる、馴染み深い情動を覚えていた。


「もういい」 


 俺は立ち上がっていた。全員の視線を浴びながら、サイモンにゆっくり歩み寄っていく。


「被験者以外の人間はログインできないのか?」


 その途上で女医に聞くと、慌てたように、一拍遅れて返答が返ってきた。


「登録された者以外、VRは体感できないよう法改正されたから――そうね、被験者以外ここのVRは使えないわ」

「再登録は?」

「……無理よ。これも法改正で決められているの。再登録が可能になるのは公正手続きを踏んで、一月後よ」

「決まりだな」


 俺はサイモンの前で屈服したように膝をつき、震えるミヤビの肩に手を置いた。


「俺が行く」


 ミヤビが勢いよく振り返る。その目には、大粒で煌めく雫が何粒もスタンバイされていた。

 サイモンがそれに対し、失望したように息を吐いていた。


「軍人風情に何ができる? コールド・ヘイズは知的なゲームだぞ」

「賢い子たちが先に入っているんだろう? それなら、何とかなりそうだ」


 ミヤビはボロボロと涙を流しながら、俺を見ていた。


「シェーン……」

「心配するな。ちょっと、最新のゲームを体感してくるだけだ」


 そこで俺はミヤビの涙を拭くフリをして、不意を突き――

 サイモンの前に躍り出て、その憎たらしい顔面を思いきりぶん殴った。

 サイモンのかけていた眼鏡は割れ、歯が数本何処かに飛んでいったのが見えた。そのまま、サイモンは顔を抑えてうずくまる。気分がよくなるような呻き声を聞きながら、


「悪いな、精神疾患を患っているもので」


 俺がそう吐き捨てるように言うと、呆けていた刑事がふっと笑って、


「なら、仕方ないな」

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