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(4)補給

 とある銭湯である。風呂上がりの二人が脱衣場で衣類を身に着けながら話をしている。

「さぁ~て、これからどうするっ?」

「どうするも、こうするもねぇ~だろうよっ! こぇ~かかあが待つご自宅へご帰還きかんあそばすだけさっ!」

「おめぇ~も、やっぱり怖ぇ~のかいっ!?」

「そりゃ、怖ぇ~さっ! おめえだって、そうだろうよっ?!」

「ああ、まあな…。どうでぇ~、これから一杯いっぺぇ、ひっかけてけえるってのはっ!」

「おっ! いいねぇ~~! 補給かっ!?」

「そうよっ! 湯だけじゃ疲れは今一、取れねぇ~だろっ!?」

「ああ。もう、ひと押し、ってやつだな?」

「そうよっ! 幸い、明日あした遅番おそばんだしなっ!」

「ははは…昼前ひるめえにゃ~、どうけえげえたって酔いも覚めちまうかっ!」

「馬鹿野郎っ! そんなに飲みゃ~~ぁ、破産しちまわぁ!」

「違げぇ~~ねぇ!」

「それよか、かかぁにどやされ、疲れるかっ!」

「だなっ!」

 二人は小笑いしながら銭湯を出ると、そそくさと行きつけの店へ補給に向かった。

 予想外に疲れる場合も発生するから、この世は油断がならない。^^


                  完

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