第6話 王様
すみません。実は自分…
ハーレム系嫌いなんです!
〜王城〜
「ここが王城か…」
門番かな?あの人。
あ、目あっちゃった
「貴様、何者だ!」
怖いなぁ…
「決して怪しいものではございません。王様に呼ばれましたのできました」
「なら身分証明カードを見せてくれ。」
「はい。」
「ふむ…犯罪履歴はなしか。よし、通っていいぞ。」
「有難うございます。あ、あと王様の部屋まで案内してもらってくれませんか?広すぎて分かりそうにないので…」
「別にいいぞ」
緊張するなぁ…
「ここが王様の部屋だ。」
「有難うございました。」
よし…扉を開けようか…緊張する…
ガチャ
うわ、広すぎだろ
「よく来たな。リンツ君」
王様ってだけあって他の人と迫力が全然違うなぁ…
「はい。」
「単刀直入に聞く、君の事について色々聞かせてくれ」
「あ、はい。」
〜30分後〜
「ふむふむ…そうだったのか。君の事について色々教えてくれてありがとう。」
「いえいえ、お礼なんて全然大丈夫ですよ。では、帰らせてもらいます。」
ガチャ
ふぅ…やばい。まだ心臓がバクバクしてる。迫力やばかったぁー
結構自分の事について教えたが、自分のスキルの事については全く教えてない。というよりスキルの事は全く聞かれなかった。本当に悪用する気は全くない善人な王様だったっていう事だよな。うん。
じゃあ明日は魔物狩りにでも行こうとしようか。暇だしね。
そして自分は突然不意に思った。
「恋人がほしい…気もするような…気がしないような…」
王様の迫力が半端ないです




