第4話 ゴブリンキング討伐
思いつかないです
〜魔物山付近〜
俺はふと思った…
丁度武器屋あったし武器を買おう。素手でも討伐できると思うけどね。念の為に。
「いらっしゃい」
「あの、短剣で良いのってありますか?」
「あるよ、例えばこれ」
一応鑑定するか
最古の短剣
Lv.無効
攻撃力 20439
防御力 19752
スキル一覧
なし
ん?めっちゃ強くね?最古?一番古い短剣なのか?なんでこんな所にあるんだ?まぁいいか。よし、絶対これを買おう。
でも値段は高いんだろうな。あ、てか俺金持ってねえよ!やべえ
「どうした小僧?買うのか?」
「あ、あの、お金ないんです…」
「そうなのか?まぁ、自分でもよく分からないが君は将来有名になりそうだからこの短剣を無料でくれてやるよ」
「え!本当ですか!有難うございます!」
「おう!頑張れよ!」
いい人だったな〜
〜魔物山〜
着いたぞ…どんな魔物がいるのかだろうか…ワクワクする
「グルルルルゥ」
ん?なんの音だ?もしかして魔物の声か?
「カサカサカサッグルルルルゥ!!」
うわっ!ゴブリンが飛び込んできやがった!
「酸素消去!」
『酸素消去』
文字通り、相手の酸素が消去され、息が出来なくなる。
「ウッウゥゥ…」
「お、死んだのか?呆気なかったな…とりあえず相手のステータスを見ようか」
ゴブリンキング
Lv.79
体力 1869
物理攻撃力 1480
物理防御力 1474
魔法攻撃力 769
魔法防御力 742
MP 590
スキル一覧
威圧
格闘
解体
……は?こいつゴブリンキングだったの!?!?マジかよ…
しかもこいつスキル3つも持ってるじゃねえか…
次からは短剣を使ってちゃんと戦おうか。
一応自分のステータスも見ようか。レベルが上がってるかもしれない。
リンツ
Lv.100000000000000000000000001
体力 200000000000000000000000000
物理攻撃力 200000000000000000000000000
物理防御力 200000000000000000000000000
魔法攻撃力 200000000000000000000000000
魔法防御力 200000000000000000000000000
MP 2000000000000000000000000000
スキル一覧
能力改竄&スキル∞
levelがあがったら"元のステータス+元のステータス"になるのか…そして改竄の限界も越すのか…
もう色々とめんどくさい。俺が全部した事だけどな。
ん?なんだあの洞窟。
「あれゴブリンの巣じゃないか?」
よし、次はちゃんと短剣を使おう。
↓
↓
↓
〜1時間後〜
ふぅ…やっと全部のゴブリン短剣で討伐したぞ
首をちょんぎってやったわ
そうだ、この数のゴブリンどうやって持って帰ればいいんだ?
スキルを使おうか『無限空間』
『無限空間』
空間の中に無限に物を入れられる。
「よしっ、全部入ったな」
冒険者ギルドに行こうか
「あのー受付員さん。」
「どうなさいましたか?」
「ゴブリン討伐達成しました」
ゴブリンキングも討伐してしまった事は黙っておこうか。
後々面倒になりそうだしな。
「おめでとうございます!ゴブリンの死体を見せてもらっていいですか?」
「はい!ガサガサ」
「……………え?」
「はい?」
「こんなに討伐したんですか!?」
「あ、はい。」
「ギルド長ー!」
なんだ?そんなに異常だったか?まあいいか。
「君かい?こんなにゴブリンを討伐してきたっていうのは」
「はい。」
「そうか、今から君のランクはAだ!これからも頑張ってくれ」
「え?なんでそんな急に?」
「半日でここまで討伐してくるのは異常すぎる!本当はSにしてやりたいがな!上の命令のせいでダメになってるんだよ」
「そ、そうなんですか…」
「まぁとにかく、このゴブリン達の金額は後日言うよ」
「わかりました。」
リンツは自分の異常性をギルド長のせいでより知らしめられる事になった…




