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香辛料無駄盛り  作者: 黒田皐月
無駄盛り、広がり
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戦火拡大

 珍しく、桜田の姿が他のクラスの教室にあった。午後から降り始めた雨の音が静かに校舎を包んだ放課後、傘を用意していなかった数人が窓から空模様を眺めていた。

「おーい小金井、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」

 桜田はそのうちの一人に歩み寄りながら、相手の様子などにお構いなく声をかけた。声をかけられた小金井は憂鬱そうな顔を見せたが、桜田がそれを意に介することはなかった。

「傘なら持ってないぞ。ここにいる時点でわかるよな」

「そうか、それは残念。まあ俺は持ってるんだけど」

 からかうような軽い口調で桜田が答えると、小金井の眉根が少し寄った。

「なら、何の用だ」

 不快感をにじませるように声音もやや低くして、小金井は問いかけた。。

「英語の勉強に付き合ってほしいんで、どこかで時間取れない? 休みの日でもいいんだけど」

 桜田の方は相変わらず軽い調子のままだった。わずかでも動揺を見せないのは図太いからではなくて単に通じていないだけ、何度も同じような光景を見ている小金井は諦めたようにため息をひとつついた。

「んじゃ、今度の日曜でどうだ?」

「お、いいの? やった。それじゃ今度の日曜、朝からでいいかな、俺んちでね」

「わかった。九時ごろにそっち行くよ」

「ありがとう。飯ご馳走するね」

 言うだけ言って、桜田は立ち去ってしまった。常に自分の都合しかない桜田に、小金井は頭痛さえ覚えた。

 その桜田は早々に自分の教室に戻っていて、いつものように日野と氷川を呼び出していた。

「今度の日曜、俺の家で勉強会ね」

 既に決まっていることを伝えるだけのように、桜田はただそう言った。

「今回はゲストを呼んだので、英語をやります」

「ああ、小金井のところに行ってたのかお前」

 日野も氷川も、一方的な桜田の態度にわざわざ怒ることなど、今さらする気もなかった。

「ご名答」

 桜田は得意げに胸を反らせて見せた。テストの成績の良し悪しとは別に、小金井は英語を普通にしゃべることができる。いつか三人が諦めたヒアリング対策などには、非常に心強い存在なのだ。日野も氷川も、それに便乗することを選んだ。

 日野が傘を持っていなかったこともあり、その日も下校時間まで英語のテスト対策をした。

「えっと、……ここどういう意味だっけ?」

 今回それを言ったのは桜田だったが、それが日野だったり氷川だったりすることもよくあることだった。わからない部分を伝えたくても、それが読めないのだからわざわざ問題集のページを指し示さなければならない。やはり英語に不自由しない人材は貴重だということが、その日三人が痛感したことだった。

 雲が晴れず日差しがささないので誰も気がつかなかったが、いつの間にか雨は上がっていた。三人が下校するときには、小金井の姿はもう教室にはなかった。

 駅に向かういつもの道には違いないが、水たまりをよけながら歩かざるを得ないので余計に時間がかかった。空にはまだ厚い雲が垂れこめていることもあって、駅が近づいてきた頃にはほとんどの街灯がすでに点灯していた。

「ところでだ、まさか小金井にも激辛を食わせる気じゃないだろうな」

 きちんと整備された水はけのいい歩道まで来た頃になって、思い出したように氷川が懸念を口にした。桜田は即座に小さく笑って、首を縦に振って答えた。そこにはおよそ懸念といったような感情は見られなかった。

「いや、人にものを頼んでおいてそれか? 恩を仇で返すって言葉を知らないのか」

「仇ってほどのことじゃないし、面白いからいいじゃん。最初の時のお前らの反応も面白かったぜ」

 桜田はその瞬間を思い返して、肩を震わせて笑った。一方の氷川は、それを眺めながら肩をすくめるしかなかった。今週中に必ず小金井に伝えておこうと、内心で決めていた。


 日曜日も、雨模様だった。九時ちょうどにやってきた小金井に、先に来ていた日野がタオルを一枚渡した。部屋の主である桜田は、ありきたりな挨拶を口にしただけだった。

「お前なあ、客にそういうことさせといて自分は悠々してるのかよ」

 ズボンについた雨滴をふき取りながら小金井はぼやいたが、やはり桜田はそれには取り合わなかった。桜田の母親が飲み物を運んできて、代わりに濡れたタオルを回収していった。

「まあそう無駄にカリカリしないで、始めよう。頼りにしてるぜ、小金井」

 なだめるように氷川が小金井の肩を軽くたたいた。それにいなされたように、小金井もカバンから筆記用具を取り出した。桜田はテーブルの中央に辞書を置き、自分の脇には単語カードの束を置いた。

 しばらくは小金井がヒアリングの問題文を読み三人がそれに答えるのが続いたが、三人いても正答率はかなり低かった。今のところ読み手の小金井がつっかえるようなことはほとんど起きておらず、一人だけ平然としていた。

「なあ、ちょっとゆっくりめに読んでくれないか?」

「わかった、やってみる」

 依頼通り、小金井は単語をぶつ切れに読むような読み方に変えた。単語さえ認識できれば、言われていることはそれなりにわかる。日野と氷川の正答率は明らかに上がったが、桜田だけはそれでも及第点には遠そうで、目をぱちくりさせていた。

 それでも桜田も食らいつくように問題に挑み続け、先に音を上げたのはずっと読み続けていた小金井の方だった。しゃべりすぎて疲れたと言った小金井に、桜田は飲み物のお代わりを取ってきて注いだ。

「言っちゃなんだけど、小金井って英語の成績そこまで良くないよな。それなのによくそんなに読めるもんだよな」

「遠慮ってものを知らないなお前は。まあ、実は俺も同感ではあるけど」

 桜田の不躾な言葉を、すぐに氷川がたしなめた。その脇で日野も、どちらに対してのものか、二度ほどうなずいた。

「俺の場合は、洋楽が好きだからな。勉強とは関係ないところで英語に触れてたってことだ」

 照れをごまかすようなかすかな笑みを浮かべて、小金井が答えた。

「何だかわからないものを聞いてるだけで、わかるようになるものなのか」

「そのうち、何となくな。その何となくがそのうちに増えてそれなりにわかるようになったってのが、今かな」

 それからしばらく小金井は、兄の影響で洋楽が好きになって聞くようになったことや、初めのうちは曲だけが好きで歌詞などどうでもよかったがだんだん歌詞の方も気になりだして意識しながら聞くようになったことを三人に語った。

「そんなんで、英語がわかるようになるものかな?」

 納得できないように桜田が首を傾げて見せた。

「さあな、それで絶対にわかるようになるかは知らない。でも、試してみる価値はあるんじゃないか?」

 小金井はそれに怒りはしなかったが、桜田からは目を離して周囲を見回しながら答えた。その視線の先を追っていた日野が、気づいたように声を上げた。

「ここにコンポなんて大層なものはないし、こいつは携帯プレイヤーさえ持ってないぜ」

 日野の指摘は小金井の考えていたことそのままだったらしく、小金井はそこで泳がせていた視線を戻した。

「なるほど。じゃ代わりと言っちゃなんだけど、日野、お前試してみるか? CD何枚か貸すぞ」

「せっかくだから借りてみるよ。付け焼き刃でどうにかなるとは思えないけど」

「まあ、良くてきっかけ程度のものだろうな。それですぐにペラペラなら、誰も苦労はしない」

 あまり乗り気でもなさそうな雰囲気だったが、翌週にCDを持ってくることで決まった。音楽を聴く環境のない桜田だけでなく、氷川もその話には関わろうとはしなかった。

 意外と長くなってしまった話を収めて、四人は黙々と文法問題を始めた。テーブルの上が狭くなったので桜田が自分の勉強机に移ったのだったが、一番助けを必要とするのが桜田だったために行ったり来たりを繰り返して、落ち着かない状態になってしまった。


「昼だな」

 正午のチャイムが鳴ると、全員が似たような言葉をつぶやいた。その中で緊張を解いた表情をしたのはただひとり、桜田だけだった。残り三人は何が始まるのか不安な顔をして、何となくその視線の先は桜田に集中した。

「それじゃ、ゲストの小金井はゆっくり待ってて、ちょっと昼飯用意するから。日野と氷川はまた手伝って」

 仕方ない、と目で交わした日野と氷川を、小金井が制した。

「それで俺にとんでもないものを食わせる気なんだろう?」

 図星をさされて桜田が一瞬だけ動揺した。ただそれは、声を上げた小金井を向いていた日野と氷川の二人には見えていなかった。小金井が挑発するように少し口角を上げて見せ、日野と氷川が桜田の答えを聞こうと向き直った時には、すでにへらへらした笑いを浮かべていた。

「なあんだ、知ってたのか」

「俺が監視に行こう」

 挑発の表情のまま、小金井が立った。続いて日野と氷川も立とうとしたが、今度は桜田がそれを制した。

「今回は簡単なものだから、四人もいらないよ。わかった、そういうのならば小金井に来てもらうよ。ただし」

 桜田はそこで一度わざわざ言葉を切って、たっぷり時間をかけて全員の顔を見回した。

「やめることなんて、ないからな?」

 お返しのように挑発じみた笑みを見せつけてから、桜田は小金井を連れて台所に移った。

「さて、ここに来たからには手を貸してもらうよ」

 あれこれ食材を出しながら桜田は小金井の顔も見ず、当然のことのように言った。

「まあそれは構わないが、何をすればいい?」

 直立の姿勢のままで問う小金井に、桜田はタバスコの瓶を見せつけた。小金井はそれを奪おうと手を伸ばしたが、それよりも早く桜田が手を引っ込めたので、阻止行動は未遂に終わった。

「トウモロコシをさ、ラップで包んで電子レンジで五分、頼む」

「何だ、屋台でもないのに焼きもろこしか?」

 疑問の声を上げながらも、小金井は早速渡されたトウモロコシにラップを巻き始めた。

「終わったら皮を剥いてフライパンで焼いてほしいんだけど、頼める?」

 トマトとタマネギをざく切りにしながら、やはり相手の反応も見ずに桜田が続けた。レンジの加熱を待っている小金井はぶっきらぼうな返事をひとつ返して、桜田のやろうとしていることをそれこそ監視するかのように眺めていた。

 小金井の注視に気づくこともなく、桜田は切ったトマトとタマネギ、それからちぎったバジルをボウルに入れて、塩コショウを振り、半分に切ったレモンをつまんで果汁をかけた。そこまではよかった。しかしその次の行動に弾かれたように、小金井は大股で桜田の隣に歩み寄った。

「まさかそれを使うつもりじゃ、ないよな?」

 ポケットから取り出した赤い瓶を持った桜田の右手の手首を、小金井は両手で抑えた。しかし小金井のとっさの行動は桜田の企みを阻止するには至らず、瓶は空いていた左手に持ち替えられ、器用に片手でねじ回しのふたを開けられて、タバスコがボウルの中身に大量に注がれた。台所にそれとはっきりとわかるほどの辛い匂いが漂った。

「お前、適当にぶちまけやがって。食えなくなっても俺は付き合わないぞ」

 電子レンジから終了後の催促のブザーが鳴っていたが、それにもかまわず小金井は桜田をにらみつけて言った。

「大丈夫大丈夫、旨辛いくらいにできてるから。それより、レンジのトウモロコシがちょっと冷めるまでに焼きもろこしのソースも頼むわ。粉チーズとマヨネーズと、この半分残ったレモンの汁をあっちのお椀で混ぜといてよ」

 対する桜田は平然としたものだった。あしらうように小金井を追い払うと、今度は卵焼き用の小さなフライパンでひき肉を炒め始めた。

「ところで、気になることがひとつあるんだけど」

 空腹感でふと時間が気になって時計を見た小金井が、さっきまでの怒りとはまるで違うごく普通の声音で声をかけた。

「十二時をそこそこすぎて、ずっと俺らが台所に居座ってるけど、お前のところの家族とか大丈夫なのか? 今さらだけど、邪魔になってるだろうって気になったんだけど」

「ああ、それなら大丈夫。これやるときは外食に行ってもらってるから、気にせず励んでくれたまえ」

 桜田のその返事には、何の感情もこもっていなかった。あまつさえレタスを洗う水音を混じらせながらというところが、それを裏付けていた。小金井は気を遣ったことがばかばかしくなって、それきり無言でトウモロコシに焼き目をつけた。

 もう桜田には構わずに、トウモロコシを転がして焼き目のついた面にソースを塗っていた小金井だったが、突然鳴りだしたゴソゴソという音に反射的に振り向いた。

「どうした? もう上がったか?」

 不審な音は、桜田が手にしていたタコスのスナック菓子の袋からしていたのだった。小金井が不審そうな目を向けると、桜田が菓子の袋を揉むようにしてさっきの音を出した。

「ああ、これ。タコスを割ってトッピングに乗せるんだよ。見てな、っておい、そっち焦げてる」

 最初は得意げに笑いながら袋を突き出して見せた桜田だったが、焦げた匂いを感じて慌てたような声を上げた。遅れて気づいた小金井も、やはり慌ててトウモロコシの向きを変えた。黒い焦げ目になってしまっていたが幸い炭状にまではなっていなかったので、都合よく黄色いソースをべた塗りしてごまかした。

 桜田は丼にご飯をよそり、レタス、砕いたタコス、焼いたひき肉を乗せて、上から例のやたらと赤いものを掛けた。

「ちょうどそっちもできたみたいだな。それじゃ、向こうへ運んで食おうぜ」

「今さらだけど、それってタコライスって言うんだっけ? だとしたらなんで合わせるのが和風な焼きもろこしなんだ?」

 二人で皿などを準備しながら小金井が問うた。

「それも一応メキシカン風味のソースにしたんだけどな。まあそんなことよりも大事なのは、辛くないものも一品必要だったからだよ。任せっきりにしちゃったけど、全部やってくれて助かった」

 意外と計算しつくしてやっていることかもしれないと小金井は感心したが、それは早すぎる感想だった。

 日野と氷川の待つ部屋へ戻ると、いつの間にかゲームを引っ張り出して熱中しているところだった。桜田の持っている難しめのシューティングゲームで、二人掛かりとは言え意外と戦えていたが、実はイージーモードだった。昼飯が用意されたところで、日野が何の未練もなくいきなり電源を切った。

「ああ、その匂いは」

 先に並べられたそれを見た氷川が、げんなりしたような声で小金井に恨めしげな目を向けた。

「ごめん、諦めてくれ」

 小金井は両手を合わせて謝って見せたが、桜田の言った旨辛いを半ば信じる気分だった。飲み物も多めに用意した桜田が一斉に一口目を食べることを提案したのも、氷川も日野も抵抗する中で小金井は何の気もなく受け入れて、客人がそう言うならばと二人も渋々従うことにしたのだった。

「っ! これは」

 しかし、小金井のその見通しは間違いだった。最初の一口だけで、口の中が焼けつくようだった。

「辛いな」

 早い呼吸で口の中に空気を送り込みながら、それでも満足そうに桜田が笑った。他の三人の視線が突き刺さったが、変な顔をしていると笑い返されただけだった。

 その桜田が後悔を見せたのは、食後になってもあまりの辛さに口が回らずに、ヒアリングの問題文をしゃべることができないことがわかった時になってからだった。


 翌々週の月曜、小金井のクラスの教室に日野がやって来た。

「借りてたCD、返しに来た。ありがとうって言うべきだろうけど」

「こんな早くに返しに来たってことは、合わなかったってことか」

 申し訳なさそうに語尾を弱める日野に小金井はどう返せばいいかわからず、ごく普通に答えた。

「せっかく勧めてくれたのに、悪いな」

 日野の口調が一層弱々しくなり、元々自分の好みを押し付ける気など一切なかった小金井は、答え方を誤ったことを後悔した。

「いや、気にするなって。好みだからさ」

「そうだな。どうしてもわざわざ聞いているって感じでな、ひどい言い方だけど精神的に受け付けなかった」

「勉強のために聞こうとしたからだな、多分。俺はただ単に兄貴の影響で聞き始めただけだったから、すんなり入れたんだと思う」

 こんな話は続けたくなくて、小金井はさっさとCDを受け取ってカバンにしまった。

「あと、まあ悪かったな」

 手が空いた日野が、今度は両手を合わせて謝った。

「おいおい、そんなに謝るほどのことじゃないって」

 さすがに小金井は慌てて手を振ってまでして日野をなだめたが、それはCDのことではなかった。

「あんな訳のわからないのに付き合わせて。あれは辛かっただろう」

「あれか。確かにな。だけど事前に氷川から聞いてたから、覚悟はしてた」

 小金井の言葉に面食らったように、日野の口が半開きになった。日野もまた氷川から事前に小金井に伝えたことを聞いていて、小金井が何も知らずに来ていたと思っていたのは桜田一人だけだった。日野が驚いたのは、小金井が覚悟をしていたというところだった。

「あれは確かにすごく辛かった。あの後しばらく口が回らないくらいにはな。でも、食えないほどじゃなかったよな?」

 小金井は日野の答えを求めるように、そこで言葉を切って視線を送った。

「そのギリギリを探るのが難しいんだ。流れで一度俺も激辛を用意する羽目になったけど、一度当日までに試しをやっておかないと無理だったと思う」

 今度は、小金井が驚く番だった。

「そんなことのために時間を費やしたのか。貴重な時間の無駄遣いだとは思わなかったのか?」

「さっきも言った通り、流れでやらざるを得なかったんだ。でもまあまあ面白かったし、ある意味勉強にもなったぜ。おっと、これは他の奴には内緒で頼む」

 日野が合図のように片眼をつむった。そんなことをわざわざ吹聴する趣味のない小金井はうなずいて了解の意を伝えたが、時間の無駄という思いは消えなかった。ただ、わざわざ掘り返すことでもないと思ったので、それ以上の追及はしなかった。

「面白いってならいいんじゃないの。俺は、たまに付き合うくらいならいいけど、積極的に関わりたくはないな」

「そう。お冠じゃなくて助かった、と受け取っておくか」

 小金井の突き放したような言い方を、日野は殊更好意的にとった。そして、またな、と片手を上げて教室を出ていった。それが単なる挨拶なのか、次回の誘いなのか、判断しかねた小金井はあいまいにうなずいただけだった。

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