いつもの生活
前回のサブタイトル間違えました!
すいません(・ω・;A)アセアセ…
館華亜緒。高校1年生、16歳。
家庭は結構複雑だと思う。少なくとも幸せではない。
貧乏だし、親は仲悪いし、お姉ちゃんは問題児だし。うちも中学の時少し問題児だったし。
友達はいない。正確には、いたけど自分からなくした。自分からね。うちなんかと関わってもいいことないと思ったからうちから縁を切った。「縁を切った」と言っても大したことはしていない。ただ、連絡取れなくしただけ。
学校ではうちの本当の性格を隠している。いわゆる、猫かぶり?みんなとは近すぎず、遠すぎずの距離で接してる。
まぁ、こんな感じの生活。あ、そうそう。朝は結構早起き。なぜかって?
朝シャンするからだよ。今は冬に近いから、ものすごく寒い。そんな思いしてまで朝入る理由は…教えないよ。
今日も朝シャンして学校に行く準備をし、出発する。
「いってきます。」
誰もいない家の中にボソッと呟き登校する。
親は共働きで、時々朝から二人共いないときがある。それが今日だ。まぁ、そんなに関係ないけど。
◆ ◆ ◆
「おはよー」
「あ、おはよう。」
「はよっ。」
「おはよう。」
教室に入ると、みんなが挨拶をしてくる。内心めんどくさいけど、猫かぶりモードONの今のうちが無視できるわけない。てか、思ったんだけど、「はよっ。」ってなんだし。「お」と「う」はどこいったんだよ。「はよ」なんて言葉、日本語にないし。日本人なんだから日本語正しく使えよ。つかえないなら英語でも使え。「Good morning!」とか言ってりゃいいじゃん!!
…おぉっと、ちょっとツッコミ過ぎたかな?(笑)
そんなことを思っていると、あの日本語が正しく使えない日本人もどきがまた声を掛けて来た。
「やっぱり今日もかわうぃーね!亜緒ちゃんは!」
「え。そんなことないよ。」
『かわうぃーね』だって。うざっ。うちソイツ嫌いなんだよね。かっこよくないし。チャラいし。
「またまた~。そんなに謙虚になんなくていいんだよ?」
「そーそー。でもまた謙虚な所が可愛いよね~」
「フフフ。みんなお世辞が上手いのね。」
ホント、お上手ね。…誰にでも言ってんだろ、そんな言葉!ちょーウザイんですけど。もう、どっか行ってくんないかな。
そう思っていると、
「おはよ。」
とデカイ体したヤツが入って来た。…柏原真だ。
「おはよう。」
と笑顔でうちが返すと、見逃してしまうくらい一瞬だけ、ニヤッと笑った。
…何が面白いのよ。ムカつく。
真はうちの横を通り過ぎ、みんなに挨拶をしてうちの後ろに座った。
「よお。猫かぶり亜緒ちゃん。」
真は前のめりになって小声で話して来た。
めっちゃムカつくー。でもまぁ、小声で話してくれてるからまだいいけど。
「何のこと?」
うちは少し後ろを向いて知らないフリをして言った。
ホントは思いっきり叩きたいところだけど、ここはおさえて。
「そんなことする意味がわかんねぇなぁ。オレは。」
だから何のことだって言ってんじゃん。お前も外国人かっ。
答えるのもめんどくさい質問だったから、答えずに無視した。その代わり、色んな思いを込めた笑顔を返した。おもに怒り?(笑)
その後に先生が来て授業が始まった。
◆ ◆ ◆
お昼。
うちはいつものように誰もいない空き教室でご飯を食べようとした。
すると、ガラガラッとドアを開けて誰かが入って来た。
「よお。」
真だった。
真はなぜかわからないけど、一週間前ぐらいからここでうちと一緒にご飯を食べるようになった。
教室で絡んでくるのも一週間前ぐらいからだ。
「また?」
「いいじゃん。別に」
「ヤダ」
ちょっとぐらい一人になりたいもん。そして午前中あったことを思い出したりしたいし。
そんな思いを無視するように、
「まぁまぁ、食べようぜ?」
と言ってきた。
それに言い返そうとしたとき、
グゥ~~~~~
と大きなお腹の音が鳴った。…間違いなくうちの音だ。
真は、声を出さないように口を閉じ、拳を作って口に当て、肩を小刻みに揺らしている。
こんな失態を真に見せるなんて…。なんてことだ。そう思うと、だんだんと頬が熱くなってきた。
うわぁ!顔まで赤くしちゃうなんて!…最悪だ。「o(TヘTo)」こんな絵文字が当てはまってしまう。
出来るなら時間を戻したい。そう思っている間にもまたお腹が鳴ってしまった。
「ハラ、めっちゃ空いてるみたいだから早く食おうぜ?」
うぅ~。めっちゃ悔しい!!いつか仕返ししてやる!覚悟してろ、真!!!
そしてうちはご飯を、やけ食い状態で食べた。
これがうちのいつもの生活。
感想などよろしくお願いします!!