告白
「こんなところで話ってどうゆうこと?」
人気のない体育館倉庫に翔花を連れて行き、心愛は深呼吸をした。
どうしよう・・・。
心臓の鼓動が翔花に聞こえてるのではと思うくらいとても緊張していた。
伝えなくちゃ。
伝ないと何もはじまらない。自分からアクションをおこさなくちゃ・・・!
「あ、あのさ翔花って私のことどう思ってる・・・?」
俯きながらたずねた。
「どうして?なにかあったの?」
たずねてくる翔花。
「あ、あの・・・さ。私、翔花のこと・・・好き・・」
「・・・!」
息を飲む音が聞こえた気がした。
もう元の関係に戻れないってことくらいわかってるはず。
「どうして、そんなこと言うの?」
翔花の声は震えていた。
「え。私・・・本当に翔花のことが・・・」
「・・・・・・」
ポタッ。ポタッ
翔花の瞳から大粒の涙が零れおちていた。
「なんでいまさら・・・!」
「・・・・ぇ・・?」
どうして翔花が泣いているのかわからなかった。
私なにか悪いこと言っちゃったかな・・・。
「翔花・・・」
一瞬甘い香りに包まれた。
私は翔花の腕の中にいた。
「ばかぁ・・・!ばかばかぁ・・・・・!!」
翔花は私の頭をなでながら大粒の涙をこぼし、泣いていた。
「翔花は私が馬鹿なことくらいしってるでしょ?」
そう笑いながらいうと、翔花は強く強く肩をだきしめた。
「そんなこと知ってるわよ。だから」
そういうと、フッっと翔花の唇が私の唇に触れた。
一瞬なにがおきているのかわからなかった。
そのまま私は後ろにあった埃かぶったマットの上に押し倒され何度も何度もキスをされた。
ぎこちないキスだが、お互いがそれでいいならそれでいいと思えた。
「ん・・・ぁ・・・しょ、しょう・・・かぁ・・・」
頭の芯がボーっとしてきた。呂律が回っていない口をうごかして翔花の名前を呼ぶ。
「ここあ・・・・」
むさぼりあうようなキスは何十分も続いた。
こんな幸せなときがいつまでも続けばいいのになと心の奥底からおもった・・・。




