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歌集化囚 死守詩集  作者: 百々五十六


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38/117

短歌 38週目 8歌


思い出

思い出は

思い出として

アルバムの

一番下に

入れておくもの


寝起き

目をこすり

眠い目を開け

前を見る

また目をこすり

あくびを一つ


痺れ

足痺れ

手先が痺れ

腕痺れ

肩が痺れて

しびれを切らす


機械

朝起きて

同じように

働いて

人が機械に

近づいていく


目

目を開けて

目をそらさずに

前を見た

乾いた目には

何も映らず


記憶

前あった

あの時いくら

その記憶

頼りにすると

痛い目を見る


努力

何々が

出来ていればと

思うより

出来ないなりに

何かやりたい



耳かき

あくびして

耳がごろんと

なったなら

それが耳かき

開始の合図


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