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短歌 38週目 8歌
思い出
思い出は
思い出として
アルバムの
一番下に
入れておくもの
寝起き
目をこすり
眠い目を開け
前を見る
また目をこすり
あくびを一つ
痺れ
足痺れ
手先が痺れ
腕痺れ
肩が痺れて
しびれを切らす
機械
朝起きて
同じように
働いて
人が機械に
近づいていく
目
目を開けて
目をそらさずに
前を見た
乾いた目には
何も映らず
記憶
前あった
あの時いくら
その記憶
頼りにすると
痛い目を見る
努力
何々が
出来ていればと
思うより
出来ないなりに
何かやりたい
耳かき
あくびして
耳がごろんと
なったなら
それが耳かき
開始の合図




