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歌集化囚 死守詩集  作者: 百々五十六


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33/116

短歌 33週目 8歌


思い出す

思い出す

記憶のタンス

開けまくる

黒歴史たち

10や20じゃ


鍋

鍋つつき

体と心

温まる

体冷めても

冷めない心


急がななきゃ

急がなきゃ

急がないとと

思うほど

手元が狂い

結果遅れる


片付け

片付けを

気の向くままに

始めたら

空のタンスが

1半できた


私

私とは

何なのだろう

考える

どこから私

どこまで私


ヘッドフォン

配信だ

動画だと言い

ヘッドフォン

長時間して

耳がむずむず


別れ際

別れ際

瞳に映る

君と僕

揺れる笑顔と

ゆがんだ笑顔


アイディア

アイディアが

わけばわくほど

薄くなる

濃いアイディアは

もう出てこない


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