神殿とデッドリーパーと古代語
投稿日時はバラバラになってます。この時間に投稿という事はあまりしません。書けたら投稿の繰り返しにします。
当日、ダンジョンゲート前に集まった剣聖アレンとイリア、銀糸狼のロウガ達4人、漣連合のイルガ達6人の計12人。
アレン「今からゲート内に入る!神殿近くまではCランクと変わらないと思われるが、神殿近くはAランク以上と推定されている!気をつけて行動するように!」
そしてゲートをくぐる。
くぐった先は至って普通なCランクダンジョンと変わらない魔力濃度である。
神殿に近づくにつれて魔力濃度が増し、出てくる魔物のレベルが上がっていく。
ロウガの仲間であるリベンが報告する。
「右からLv80程度のゾンビ数体接近!」
イリアは言う。
「私が消し去っておこうかしら。【神聖魔法】聖域」
ゾンビが跡形もなく消え去る。
ロウガ「あんたすげぇつえぇな!」
イリア「この程度の雑魚なんて見なくても消せるわ。」
ロウガ「俺なら匂いでいけるぜ。」
イリア「臭くないのかしら。」
会話しながらイリアは近くの魔物を掃討している。
アレン「イルガ、お前見ないで敵を殺れるか?俺はできるが。」
イルガ「魔力を持つ魔物であればいけますね。ゴーレムだと不得手ですね。」
そして神殿の前に来る。
神殿の目の前に例の魔物がいた。
名前:デッドリーパー
種族:不死者
レベル:155
体力:46000
魔力:265000
攻撃力:600000
防御力:2000
機動力:70000
スキル:即死の一閃Lv-、闇移動LvMax、物理無効Lv-、状態異常無効Lv-、暗黒無効Lv-、神聖耐性Lv7、
炎耐性Lv8、月読みLv6、未来視Lv7、転移Lv2
アレン「俺圧倒的不利じゃねぇのか?ロウガもきついな…。イリアとイルガ、任せたぞ。」
イルガ「任せてください。【自然魔法】木爆」
イリア「【神聖魔法】聖光砲よ。」
デッドリーパーはふらつきながらも立て直す。
その瞬間、イリアは5m後方に跳ぶ。
イリア「イルガ!あなた大丈夫なの?」
イルガ「イリアさん、まさか気づいていたのですか…。まったく気づきませんでしたよ…。」
イルガは左腕を切り落とされる。
イルガ
体力:125000→2100
デッドリーパーは【即死の一閃】を使ったようだ。
イリアは速攻、イルガに「【神聖魔法】上位回復」を使用し、体力を2100→70000まで回復させる。
そして回復させながらデッドリーパーのスキルを確認する。
【即死の一閃】死神系統の不死者で神聖魔法にある程度の耐性を持つものが身につけるスキル。
手に持っている鎌で物質を切り裂くことで相手を即死させる。この時、機動力を10倍に引き上げる。
インターバルは15分。
【未来視】5秒後の未来を視る事が出来る。LvがMaxになると最大1分先を視ることができる。
【月読み】新月、上弦の月、三日月、半月、下弦の月、満月の6段階に分けて、相手を操作することが出来る。月が出ていること、または見えることが前提。
新月の時は操作出来ない。上弦の月の時は相手側の前衛を操作。三日月の時は相手側の前衛と中衛の一部を操作。半月の時は前衛と中衛を操作。下弦の月の時は中衛の一部と後衛を操作。満月の時は全体を操作できる。
今は半月だったために操作される前に後方に跳ぶ。
これらのスキルを周りに説明する。
アレン「すまない。見てくれていたのか。」
イリア「あなたとロウガはとても不利なのよね。なら私が勝手に見ておこうかしらってね。」
(こいつ相手だとアレンとロウガは使えないし、肝心のイルガも負傷してるし、1人で片をつけようかしら。)
「【次元斬】10連発!」
デッドリーパーは霧となって天に消え去る。
(見せたスキルだけで戦うのはきついわね。)
アレン(なんだあのスキル、イリアのを前見た時には無かったスキルだな…。隠していたのか?)
12人は神殿の内部に入っていく。
内部は外見とは比べてとても広く、古そうだ。
すると1つの書庫を見つけ、書庫の真ん中にあった1冊の本を見る。
見たことも無い文字があり、皆は苦悩する。
そんな中、漣連合のサブリーダーのへメルが名乗りを上げる。
へメル「この文字は古代語です!恐らくは4000年程前に存在した古代迷宮都市国家ランビリスのランビリス語かもしれないです。」
イルガ「なぜその言語が分かったのですか?」
へメル「昔の言語がある程度わかる書物で読んだ事がありまして。一通りの言語は記憶してます!」
ロウガ「おー!やるねぇへメルのあんちゃん!これなんて書いてあるんだ?」
へメル「どうやらここはランビリス国家の封印に関する本のようです。」
本の内容をある程度朗読する。
(我々は神殿の意志を知ってしまった。神殿をこれ以上放置しておく訳には行かない。常に魔法による監視を行うが常に魔力が蠢いている。神殿に調査隊を送った。いずれも国家内の精鋭だ。しかし1人たりとも帰ってこなかった。これ以上、犠牲を出す前に我が国最高の魔法士にどこかの密林にワープさせるしかない。
■■■■■様。どうかこの神殿を我が国の恥とならないよう封印してください。神殿の中にいる■■■■■■は我々にはどうすることも出来ない。いつの日かこの神殿の問題を解決してくれることを願う。)
分厚い本のわりにこの2ページほどしか書かれていなかった。他は全て白紙であった。
アレン「どうやらこの神殿には化け物が封印されてるらしくて、神殿がそれに何かしようとしてるのかもしれない。もしかすると、捕食事件も神殿から出てきた化け物の一部がやった可能性があるかもしれないな。」
イルガ「だとすると尚更放置できませんね。ここでケリをつける必要があるのではないですか?」
ロウガ「とりあえずこの本は回収して、他の部屋も見て回ってみるか?」
アレン「そうだな、各自警戒を怠る事無く、探索を進めよう。」
そして散り散りになる。
イリアも色々部屋を見て回る。
そしてひとつの武器に目が止まる。
鑑定をかける。
黒神の長剣
耐久力:溶解不能、破壊不能、酸化不能
攻撃力:20倍上昇
機動力:20倍上昇
効果:この武器で傷を付けた物は時間を逆行させて無へと帰す。(念じることで発動できる。念じない場合は強力な長剣として使える。)
白神の長剣
耐久力:溶解不能、破壊不能、酸化不能
攻撃力:20倍上昇
防御力:20倍上昇
効果:この武器で傷をつけた物は不死者、生者関係なく天界へと消し去る。(念じることで発動できる。念じない場合は強力な長剣として使える。)
(恐ろしい効果を持つ剣ね、二刀流として使えそう。)
とりあえずこの武器を装備した上でのステータスを見ようかしら。さっきのデッドリーパーを倒したことで経験値は獲得したでしょうし。
名前:イリア・フィーリアス
種族:子爵級龍血鬼(魔王)
レベル:63
状態:高揚
装備:白神の長剣、黒神の長剣
体力:37800000/37800000
魔力:57910000/57910000
攻撃力:1760000(装備時704000000)
防御力:1260000(装備時25200000)
機動力:134000 (装備時2680000)
スキル:吸血LvMax、魅了LvMax、血液操作LvMax、身体剛化LvMax、魔力操作LvMax、魔眼LvMax、ブラッドクローLvMax、魔力偽装LvMax、神眼LvMax、異空庫LvMax、変装LvMax、神眼偽装LvMax、神眼妨害LvMax、空中機動LvMax、索敵感知LvMax、神速演算LvMax、ゲヘナLvMax、回避王LvMax、神のベールLv-、神速再生LvMax、血液吸収LvMax、結界LvMax、剛腕LvMax、修復LvMax、威圧LvMax、礼儀作法LvMax、料理LvMax、家事LvMax、裁縫LvMax、飛翔LvMax、転移LvMax、ワープゲートLvMax、森羅万象LvMax、並列思考LvMax、言霊LvMax、魔法隠蔽LvMax、死せる魂Lv-、龍鱗Lv9、ブレスLvMax、魔力制御LvMax、万里眼LvMax、魔法攻撃無効Lv-、状態異常無効Lv-、隠密LvMax、発勁LvMax、探知妨害LvMax、悪意感知LvMax、魔導破壊LvMax、魔導書Lv-、封印無効Lv-、斬撃LvMax、レベル吸収LvMax、傀儡Lv9、オシリスの裁きLv-、死体吸収Lv7、死者蘇生Lv7、眷属化Lv8、、迷彩化LvMax、無臭化Lv7、無音移動Lv9、波動LvMax、峰打ちLvMax、次元斬Lv5、スキル封印無効Lv-、スキル破壊無効Lv-、スキル略奪無効Lv-、物理攻撃無効Lv-、貫通無効Lv-、魔力金剛体Lv6、粒子崩壊Lv-
特殊スキル:断絶結界Lv7、魔王LvMax
称号:転生者、殲滅者、不屈者、容姿端麗、災禍、修羅姫、穢れた森の主、龍の血が宿りし者、慈悲の加護、暴食者、魔王
SP:6470000
(魔王LvがMaxになったことにより魔王に進化しました。魔王に進化した事により、支配領域の設定が可能になりました。種族的に進化途上にあるため、成長が可能です。)
(え、いつの間にか、魔王になっちゃったわ。)
魔王になっちゃいましたが、まだまだこれからも成長します。数値が大きくなりすぎるので、そこら辺ちょっと考えようかなと思います。




