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  作者: 朏 莉音
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保育園生

両親(パパ・ママ)は必死に保育園に入れた。

待機児童問題のなか親戚の伝手で保育園に(わたし)を入れたのだった。


泣いていた泣きながら登園した。それも数日で慣れて泣かなくなった。


年中の頃親戚の子供の柚夢(ゆむ)ちゃんが保育園(ここ)に入ってきた。

私は柚夢ちゃんが入ってきてとても嬉しくて必死に園庭の中を引っ張りまわしてしまった。

その結果柚夢ちゃんけがをさせしてしまいました。ごめんなさい。

(りん)は謝れなかったです。


年中さんの終わりの頃流石に自分に向けられる敵意、嫌い等の感情が読み取れてくる。

私の両親は親戚の伝手を頼って保育園にいれたということをだいぶ後から聞いたので当時の私はなんで保育園の先生に怒られているのか、嫌われているのかよくわからなかった。


みんながお絵かきしてる中私もお絵描きをしていた。

ぐちゃぐちゃかくのが楽しかったけど、先生が『紙は丁寧に綺麗に使いましょう。』って言っていてほかの子がぐちゃぐちゃやってる中私は言われたとおりに紙を使ってみた。”先生はどう思うだろう…””褒めてくれるかな””こんな感じで合ってるかな”そわそわしていたと思う。先生は『凛ちゃん綺麗に使えてるね~!!みんな、凛ちゃんみたいに使おうね!』

嬉しかった。こんなことすると褒めてくれるんだ。全然楽しくお絵描きできないけどこれでほめてくれるならこうやってやろう♪何とも言えない喜びが生まれた瞬間だった。


読んでくださりありがとうございます。

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