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やさぐれ王子と無表情な婚約者  作者: 千山芽佳
第三章

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確固たる意志で臨む一世一代のプロポーズ

 

 デルタ王国のカトリ王女はやさぐれていた。


 発端は秘密裏にデルタ王国に入国したラステマの王子ウィルロアの別れ際の言葉だ。


『婚約を白紙に戻した。和睦と共に成立する結婚は執り行わない』


 ウィルロアの口からはっきりと婚約破棄の意向を告げられたカトリ。

 ショックで塞ぎ込んでいると、兄夫妻、ゼン、シシリや侍女達まで、皆が思い違いだと否定しに来た。


「勘違いではないもの……」


 この耳ではっきりと聞いたし、新たな和睦の文言に二人の結婚は消除されていた。

 考えてみれば、元々不釣り合いの婚約だったのだ。

 表情の乏しい無表情で口下手の可愛らしさの欠片もない自分が、キラキラと輝く完璧王子のウィルロアと結婚できるはずがなかった。

 デルタでもラステマでもたくさんの女性を虜にしたウィルロア。引く手数多で相手はすぐにでも見つかるのだろう。

 そんなことを考える度に涙がにじむ。

 ウィルロア様はそんなお方じゃない。それに私のことを好きだと言ってくださった。いつだって誠実で優しかった。だけど同情していたのかもしれない。ウィルロア様は嘘をつくようなお方じゃない。優しい嘘ならつくわ。


「うぅ……」


 頭の中で天使の小カトリと悪魔の小カトリがずっと言い争っている。

 信じたいけど怖い。

 皆がカトリの勘違いだというのなら、なぜウィルロアは迎えに来てくれないのか。なぜ手紙を寄こしてはくれないのか。どんなに周囲から諭されても、ウィルロアから一切接触がないのが答えではないのか。

 期待してまた勘違いだったなら立ち直る自信はない。

 これ以上傷つきたくはない。

 だからカトリは周囲の声に耳を塞ぎ、戴冠式と和睦締結に向けて集中することにした。


 ラステマの戴冠式にはキリクやユーゴと共にカトリも招待を受けて参列した。

 久々に会うウィルロアに心踊ったのは否定しない。未練はまだ残っていて、心のどこかで期待もしていた。

 それもすぐに打ち砕かれたが。


 ラステマらしい豪華絢爛な式典に負けない輝きを放つウィルロア。

 令嬢達が息を呑み見惚れているのが否応にも伝わる。式典に集中しなければならないのに、焦りと嫉妬でどうにかなりそうだ。

 王冠を戴き新国王として堂々と立つウィルロアに、拍手を送りながら自分がどんどん性格が悪くなっていることに嫌気がさしていた。

 式典ではウィルロアと一度も目が合わなかった。出迎えの挨拶の時でさえ、彼は一度もカトリを見ようとはしなかった。

 避けられている……。

 ウィルロアの中でカトリは、すでに過去の婚約者となってしまったのだろう。

 泣きそうになるのを唇を噛んでぐっと堪えた。


 その夜の舞踏会でもウィルロアの周囲は人の輪で絶えなかった。

 乗り気ではなかったが舞踏会に参加したカトリ。やはり来るべきではなかったとすぐに後悔した。

 ウィルロアのダンスの相手はラステマの二大派閥の筆頭である侯爵令嬢だった。

 カトリの前を通りすぎ、ウィルロアは侯爵令嬢の手をとった。

 婚約を破棄したのだから自分が相手のはずはない。分かっていたのに、もしかしたら目の前で立ち止まって手を差しのべてくれるのではないかと夢みたいな展開を期待していた。傷つくとわかっているのにどうして心はいうことを聞いてはくれないのか。

 二人の繊細かつ大胆な踊りに、会場中から歓声が上がる。

 ウィルロアの隣に立っても遜色なく華麗に舞う令嬢に、羨ましさと劣等感を抱いて胸が痛んだ。

 堪えきれず視線を逸らすと、隣のユーゴがカトリの腕を引いて最前列から抜け出した。


「ひどい顔だぞ」

「……すみません」

「ハア……。あいつに関わるともれなく全員劣等感で気が触れるから嫌なんだ」

「?」


 ユーゴの言葉を聞き取れずカトリは首を傾げる。


「無理に踊らなくてもいい」


 ユーゴがそう言ってカトリの背後を気にした。ウィルロア達のダンスが終わると、次は来賓のダンスへと移るからだ。

 見れば長兄キリクはラステマの前王妃をエスコートしていた。

 ユーゴも公爵令嬢の元へと行く。そしてカトリはというと、ラステマの筆頭公爵家であるアダムス=シュレーゼンに誘われた。

 手袋越しに手を取りダンスホールへと移動する。目の前にはふわふわと漂うオレンジの癖毛。アダムスは終始うつむいていて、ステップも最低限でダンスの苦手なカトリと一緒では余計にも悪目立ちしてしまった。

 踊り終えると二人ともぐったりして「すみません」と謝り合った。

 先程のウィルロアと侯爵令嬢のダンスを見た後ではあまりにも稚拙で恥ずかしく、逃げるように群衆の中へと戻った。

 一度踊ればマナーは果たしたことになる。再びユーゴの元に避難したのだが、ラステマの貴族達はカトリを放ってはくれなかった。

 あっという間に数人の男性に囲まれダンスを申し込まれる。丁寧に断ろうと男性達を見渡せば、ふと遠くから視線を感じた。


「え……」


 驚いてカトリの動きが止まる。視線の先には令嬢に囲まれたウィルロアがいて、視線が絡み合うと空色の瞳に一瞬にして吸い込まれた。

 ウィルロアの顔からは笑顔が抜け落ち、怒っているように見えた。

 しかしすぐに視線は逸らされ、ウィルロアは再び笑顔になると令嬢達と楽しそうに会話を再開した。


「はいはい失礼しますよ。姫様は体調が優れないのでこれで失礼しますねー」


 動揺するカトリに代わって友人のゼオン=オルタナが間に入って貴族達を散らしてくれた。


「ユーゴ殿下、きちんと妹君を守ってやってください。私にだけ仕事させないでくださいよ」

「はあ? 頼まれはしたが承諾はしていない。めんどくさい」

「ならシシリ嬢に告げ口しますよ」

「……。カトリ顔色が悪いな。部屋に戻ろう」


 実際カトリは真っ青な顔で今にも泣き出しそうである。

 ユーゴの付き添いを断り、一人で戻れると言ってカトリは舞踏会場を抜けて自分の部屋へと戻った。 

 侍女に一人にしてほしいと伝えてドレスを着たままベッドへと倒れ込む。


「う、うぅー」


 胸の奥が切り裂かれたように痛い。

 目が合った瞬間、喜びが溢れてまだ彼のことが好きなのだと思い知らされた。

 同時にこの恋は終わってしまったのだと現実を突きつけられて苦しかった。

 だが今日で分かった。やはりウィルロアはカトリに興味が無くなったのだと。もうウィルロアのことは忘れなければならないのだと。そして永遠にこの恋を引きづるのだと。

 この先どんな出会いがあろうとも、ウィルロア以外の男性を愛する事は決して無いだろう。


 失恋の傷から立ち直るには時間がかかりそうだが、一晩泣いたおかげで翌日からは気持ちを切り替えてなんとか式典に集中することが出来た。


 続けてラステマで行われた兄キリクの戴冠式にウィルロアが来た時も、アマスで行われた和睦式典でも、彼とは何一つ接点のないまま行事はつつがなく執り行われた。


 ついに長年の願いだったデルタとラステマは和睦を締結した。


 カトリは嬉しさと安堵でオリガ妃とシシリと共に涙し、喜びを分かち合った。

 共に和睦のために頑張って来たウィルロアが側にいないのは寂しかったし、まだ失恋の傷は癒えてなかったが、この時ばかりは彼に大きな感謝と労いを、晴れやかな心で送った。




 和睦の締結から数か月後。

 キリク新国王の元、デルタはラステマの力を借りて産業改革に取り組んでいた。

 カトリも視察に農地を巡り、民の声を聞いて回った。教会では豊穣の女神に祈りを捧げ、教会で執り行う様々な儀式の準備を手伝った。

 それなりに忙しい日々を過ごしていたカトリの周囲には、必ず付いてまわる噂があった。


 そして噂は現実となり、デルタ城に大きな動きがあった。


「姫様!」


 侍女が慌てて部屋に駆け込んでくる。何を言われるかは予想が出来ていた。


「……」


 ゆっくりと立ち上がり謁見の準備を整える。

 最近陛下がカトリの輿入れに動いているという噂をそこかしこで耳にしていた。

 陛下に改まって呼び出されたカトリは、遂にこの時が来てしまったかと目を瞑る。そして重い足取りで謁見の間へと向かった。



「豊穣の国デルタの太陽である国王陛下にご挨拶申し上げます」

「カトリ。そなたの輿入れ先が決まった」

「……」

「大国の君主がそなたを是非とも王妃に迎えたいと強く望んでいる」

「王族としての責を全うし謹んでお受けいたします」

「そう急くな。結婚相手の名前くらい聞かないか」


 カトリは虚しさで唇をかみしめ顔を上げた。


「あの方以外の殿方に嫁ぐのに名前など聞いてなんの意味がございましょう」


 カトリの顔は歪み、皮肉に口角が上がる。彼女にとってはウィルロア以外の男に嫁ぐのなら誰だって同じだった。

 少しの反骨心から言い放った言葉に、キリクは眉尻を下げて困った顔をした。


「ならば尚更名前を聞くべきだ」

「結構です」

「カトリ」

「聞きたくありません!」


 この恋はもう実ることはないのだと言い聞かせながら過ごしてきたのに、いざ結婚が決まると嫌悪感で感情的に叫んでしまった。


「ーーっ」


 嫌ですと、言ってしまいたかった。

 それでもぐっと堪えて顔を上げる。王女としての責務を果たさなければならなかった。

 凛と立つカトリの背後から、突如として手が現れた。


「!?」


 驚き仰け反るより先に身体を掴まれる。

 突然何者かに背後から抱きしめられた形に、カトリはショックと驚きで声が出なかった。

 頭まで固定されていて身動きがとれない!

 パニックになるカトリの視界にキリクが映る。兄は驚くどころか困った様に肩を竦めているだけだ。

 は!?

 訳が分からず振り解こうと踠いていると、嗅ぎなれた香りが鼻腔をかすめた。


 え――


 陽だまりのような太陽の香り、固く薄く筋肉のついた体。

 カトリを抱きしめる強くも優しい腕に恐る恐る触れる。ピクリと反応し抱きしめる力が緩まると、勢いよく振り返った。


「ウィル、ロア、さま!?」


 カトリを見つめるウィルロアの目は不安気で熱がこもっていた。


「……キリク。せっかく場を設けてもらって申し訳ないのだが退出してもいいだろうか。カトリと二人きりで話がしたい」

「ああ。その方がよさそうだ」


 キリクが行っていいと手を振る。

 ウィルロアは理解の追い付いていないカトリの手を取ると、二人は謁見の間を後にした。


 信じられない。これは夢だろうか。

 どうして、なぜここにウィルロアがいるのだろう。

 聞きたいことは山ほどあるのに怖くて口を開くことが出来ない。

 ウィルロアも黙ったままカトリの手を引いて回廊から外へと出る。

 金の髪が光に反射して眩しい。目を細めてその背を見ながら、カトリの心臓は高鳴り涙が滲んだ。

 庭園のあずま屋まで来ると、ウィルロアは止まってカトリにゆっくりと向き直った。


「え!?」


 ぼろぼろと涙を溢すカトリに、ウィルロアはぎょっとして狼狽えた。

 泣いてはいけない。困らせると分かってカトリは両手で目を擦った。

 ウィルロアが肩に手を添えてベンチに座るよう促す。そして目の前に真っ白なハンカチを差し出した。

 カトリが泣き止むまでウィルロアは側に立って待っていてくれた。


「すみません……泣いたりして……」

「……」

「?」


 何も言わないウィルロアにカトリが不安で顔を上げると、この世の終わりみたいに青ざめていた。


「怒ってますよね。約束を違えたこと」

「……怒っていたわけではありません。私はあなたに相応しいとは言い難いので」


 カトリがハンカチを握りながら顔を反らすと、ウィルロアが間髪いれず否定した。


「そんなことはありません!」

「でも、戴冠式では一度も私に会いに来てくださらなかったではないですか。目も、全然合わなかったし合ってもすぐに逸らされてしまった。他の令嬢とーー」


 思い出すとまたじわりと涙が滲む。

 目の前には恋焦がれたウィルロアがいるというのに、嬉しさを伝えるよりも恨み言が先に出てしまう自分に呆れた。


「それは、ものすっっっごく我慢していました」


……ん?


「和睦締結前だったので敢えて接触を避けたのです。聖約から我々の結婚を取り除いた手前、仲睦まじいところを教皇庁や国内外に見せていらぬ難癖を付けられて待ったをかけられたくはなかった」

「あ……」

「だけど私はカトリと踊りたかったしカトリと話したかったしまたラッキーイベントでカトリと一緒に寝た……ごほん」

「私、そんな事情まで思い至らず……」

「……滞在中、カトリがまた部屋に忍び込んでいるのではないかと期待しては、静かな部屋にひどく落ち込みました」


 ウィルロアは眉尻を下げて微笑んだ。

 そうだったのか。カトリを避けていたのは和睦締結のために周囲の目を気にしていただけで、嫌われていたからではなかったのか。

 同じ想いで寂しい日々を過ごしていたのだと知り、心の靄は晴れてムズムズと痒くなった。


「早く迎えに行きたかった。カトリに触れたかった……」


 ウィルロアの手が伸びて頬に添えられる。

 その手をカトリも両手で包み、頬を摺り寄せた。


「私もですっ、私もウィルロア様に触れたかった――!」


 互いの体温を感じて胸が高鳴る。

 このまま触れ合っていたかったのに、ウィルロアがカトリの両手を取って膝の上に降ろしてしまった。

 寂しさになぜ離れてしまうのと口を開きかけると、ウィルロアが真剣な眼差しを向けた。


「ラステマ王国の君主ウィルロアが、デルタ王国のカトリ王女に結婚を申し込みます」


 ウィルロアは片膝を付いてカトリの手の甲にそっとキスを落とした。

 そしてゆっくりと顔を上げる。


「人々から完璧王子と云われた私ですが、元々の性格は完璧とはほど遠い男です。めんどくさいことが嫌いで厄介事からすぐ逃げ、壁にぶち当たれば諦めようとする。強くもないし優しくもない。皆に幸せになってほしいと甘い考えを捨てきれない、周囲によく思われたいからいい人ぶる狡い男なのです」


 カトリはウィルロアが自分を卑下する度に首を横に振った。それでも彼の告白を一言一句聞き逃さないよう口を閉じて耳を澄ました。


「だけどカトリがいれば私は思い止まり、絶望の淵にいても決して諦めはしないでしょう。私にとってあなたは、一歩前に踏み出す勇気を与えてくれる存在なのです」


 この瞬間を忘れまいと懸命に目を開けているのに、宝物のような言葉に胸が詰まって視界が歪んでいく。


「悠々自適の生活は諦めました。でもあなたとの結婚は諦められませんでした。私の側で、共に年を重ねていってはくれませんか?」


 カトリは大粒の涙を溢すと共に、大きく口を開いた。


「はいっ、はい! します結婚! あなたの側でお婆さんになるまで共に生きたいです!」


 カトリの返事にウィルロアはほっと息を吐いて安堵し、ガッツポーズで喜んだ。


「ぃよっしゃぁぁ……! 断られるかと思った!」

「そ、どうして」


 カトリは驚いてどうしてそんな事を言うのか本気で分からなかった。


「だって俺カトリに待っててって言ったはずなのに。ユーゴがカトリは信じてないって言うし、キリクにも想いは告げたのかって疑われるし、ゼンにもカトリが聞く耳持たないって騙されたし、そんなわけないよなって思ったけど会って返事をもらうまで俺も不安で……。ああよかったぁ!」

「……」


 カトリが久々に無表情になった。

 申し訳なさで言葉に詰まり頭を下げる。


「その、和睦の結婚が反故にされたのでてっきり……」

「和睦のための結婚は取り止めたよ。意味ないと思ったから。そもそも君と結婚するのに政治も聖約も必要ない。私はカトリが好きなんだから」


 すらすらと当たり前のように好きだと言うウィルロアにカトリの頬が染まる。


「ただしごめん! さっきも言ったけどエーデラルでの悠々自適の平穏な暮らしはできなくなった。国王になっちゃったから」

「ふふ、わかっております。公爵婦人でも王妃でも、ウィルロア様のお側にいられるのならなんだっていいのです。ですがエーデラルは私も大好きな場所なので、時々連れていってください」

「……うん」


 二人は手を繋いで向き合った。


「カトリ」

「はい……」

「ウィル様とは呼んでくれないの?」


 ウィルロアがいつぞやのカトリの真似をして小首を傾げた。


「……呼んだら、御褒美を下さいますか?」

「お」

「ぎゅーを所望します!」

「それは俺のご褒美でもあるな。採用!」

「ウィルさーー」


 最後まで言う前にウィルロアはカトリに覆いかぶさるように抱きしめた。強く、離さないと言わんばかりの力でーー。

 カトリも答える様に背中に手を回す。


「……幸せ過ぎてまるで夢の中にいるみたいです」

「俺も。……夢じゃないからね?」

「ふふ」


 花の香りと太陽の香りが混ざり合う中、二人は笑いながら仲睦まじくいつまでも抱き合っていた。




 この日、大陸中にウィルロア王子とカトリ王女の結婚が大々的に伝えられた。

 両国民は二人を祝福し、ウルハラ大陸にはようやく春が訪れたのであった。



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