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ないしょのはなし。

作者: ももりあ

気持ちが小さく芽生えていく瞬間、瞬間が美しくみえるの

息吹く、芽吹く、優しい風にのせて、花びらが小川に漂い揺れるよう

それはとても綺麗

言葉にならないくらいでちょうどよくて

感情を分析したりその気持ちは何かと考えこむことも楽しいけれど

感情を言葉に当てはめなくたっていい

人に伝えたときに初めて気付くこともあるの

音楽は彼女は愛を歌う

さようなら、小鳥さん、バンビ、彼。

私の言葉ひとつひとつを愛してほしい

私の頭の中はいつも混沌として、また煌めき、きらきら光ってて、そしてぐちゃぐちゃなの

その中の奥の方まで見てくれたら


逆さにひっくり返して落としてバラバラ落ちるのは

宝石みたいな小さな、煌びやかなもの

空をひっくり返して、虹を逆から見て、海が浮かんで、ああ綺麗よ。


私だって見たい。暗いものでもいい。手を差し伸べ、撫でて、褒めてあげるわ。


道に生える雑草も、蟻も、たまに見かけるチューリップやポピーだって

いつもより違ったりして

上を見上げて空が紫と赤の夕焼け

思わず空を写真におさめたわ


いつもの公園にひとり、

電話をかけて

声を私だけが聴いてる

私だけの声をまた聴いてる

始まらない?まだまだ。

私は綺麗事がすきね

汚いものすら綺麗事にしてしまえそうなのは

心が綺麗だからではない

私を育てた周りの環境が

美しいからよ。


はじめましょう

私だけが知ってる

物語みたいに本のページをめくるの

次のページがみたいのにみれない。

勿体無くて、そうだ、あの電車の中の、明るい窓からの光。先輩から教わった、大好きな本の。あの本みたいな素敵な。


私だけが知ってる

教えたい

伝わらない

伝えられるかしら

言葉で?

口から言う言葉は全てを語れない、私の頭の中は、いつもいろんなもので、たくさんよ。


ひとつひとつ

みつけて

お散歩しながら

初夏の緑に青にみとれながら



世界は美しい

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