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灰色の勇者は人外道を歩み続ける  作者: 六羽海千悠
第1章 はみ出しもの
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第40話 ティアル・マギザムード②



 ゆっくりと振り向く男。


 灰色の髪を揺らし、見慣れない服装をまとった男は突然声をかけたというのに、驚いた様子が全く浮かんでいなかった。


 わしの存在に気づいておったのか……?

 

 疑問を持ちながらも、言葉を続けつつ地面へと降り立つ。そのとき不思議そうな視線を男から感じた。

 そこはふつう、人間や魔族にありがちな差別的感情を浮かべるとこだと思うのだがの……。逆に男の視線からはそういったものは全く感じなかった。


 男ときちんと相対したことで、さらに得体の知れなさは深まる。


 男から強さを推し量ることが、まるでできなかった。どんな人間だろうが魔族だろうが。その強さのすべてが分からずとも、そのとっかりりは掴める。なのにこの男からはそれすらも感じない。まるで本当に一般的な、平均的な人間が『自然』にそこにいるかのように……。


 それが、かえってとてつもなく異様に感じた。

 なにせここは人間の街や、国などではないのだ。

 終焉の大陸の沿岸部。そんなところに立っている『普通の人間』が異様でないはずがない。


 その異様さが、わしの想像していた『バカ』とは少し違うように思えた。



 だがそれならば。一体どんな可能性がある?

 この男が、未知を求む探究者。戦闘を望む修行者。未開を進む冒険者じゃなければ。

 『バカ』じゃないとなれば。この男は一体『何者の可能性』があるというのか。



「(全く想像がつかぬのう……)」


 知りたい。疑問が一つ浮かぶたびにその思いは強くなる。

 もともと燃えていた好奇心の種火が強くなる。がそこで一度思考を振り払った。

 まずは先にやることがある。そちらを先にしてしまおうと、男に声をかけた。


「申し訳ないが一度わしの親に挨拶をしてよいかの?

 ここはみての通り墓じゃ。わしがここについたのもたった今し方。

 できればまずはそれを成したいのじゃ」


 男に告げる。

 本来はあまり人の前でする事でもない。

 いや、そもそもこんな大陸でする機会があるはずもなかったのじゃが……。


「あぁ……。

 俺はこのままここにいていいのか?」


 伺うようにきく男に返事をする。


「かまわぬよ」


 お主にここを去られても困るからの……。

 心でそう言葉を付け足す。

 祈ることも重要だがこの男が何者かを知るのも重要だった。


 祈りを終えたわしは男と会話を交わす。

 そして男の名前は『灰羽秋』だと教えられる。


 家名が前。名前が後ろ。それはベリエット帝国や東の国でよく見られる名前だった。  

 道理で墓標の文字が読めるわけじゃの……。

 マギーに教わった『帝国文字』で書かれた言葉を。

  

 祈りを終えたわしの頭の中はすでに目の前の男、『灰羽秋』の事でいっぱいになっていた。


 何者なのじゃ、この男は……。

 知りたい。知りたいのう……。


 本格的に男を探る会話を進めていくなかで

 一度試しの意味もこめて『戦闘』の手段をちらつかせてみる。

 男の力の片鱗。それを見てみたかった。


『もし闘争を求めるなら、呼んでもいいんじゃぞ……?

 私のことを……魔王と呼んでも……』


 威圧するかのように、魔力を解放する。

 低レベルの者なら意識すら保ってられないほどの魔力と威圧のなかで

 秋は平然とわしの威圧を受け止めていた。


「(やはり、違う……)」


 ただの人間ではない。この男。灰羽秋は。

 

「……」


 思案するように、黙り込む秋。この威圧の中で当たり前のように平然と頭を巡らせてる秋をみて、少し弱くなったかと少し自身の力に不安を抱いた。そんなときだった。


 ゾッ──


 背筋に恐怖と冷気が走り抜ける。

 それは一瞬だった。秋を見続けているわしに、思案してうつむいていた秋が顔をあげ目と目を合わせた瞬間。


 おそらく秋は、わしの告げた『闘争』の手段を取る可能性を一瞬だけ考えたのだろう。

 本当に一瞬。しかし確かにその手段を取ることを想像した。

 その思考を巡らせた一瞬に浮かべた秋の瞳に、わしは尋常じゃない恐怖と緊張を覚えた。

 

「(まさか……)」


 背中に汗が伝っているのがわかる。

 なんとか表面にださぬよう、取り繕う。

 だが心の内側は、激しく渦巻いていた。



 ありえぬ……。



 今までその可能性に思い当たりながらも、無意識に排除していた答え。

 なぜか。そんなもの『ありえない』からに決まっている。

 本来なら一番容易にたどり着いてもおかしくない『答え』。

 他の場所ならば、真っ先にその答えを出し納得する。


 だがここでは違う。

 『それ』が、もっともありえない事だというのはわしが知っている。

 この世界で一番、誰よりも知っている。


 この終焉の大陸において。



「(『生きる』というのは最も『ありえない』ということを……)」



 この男は──




 まさか。まさかまさか。

 ありえぬ……。ありえぬ……!


 心がそう叫ぶ。

 だが冷静な思考は、その答えを導く。



 ──『終焉の大陸の住人』、だとでもいうのか?



 

 

 男が浮かべた瞳をわしは知っている。ずっと見てきたからじゃ。

 子供の頃。この結界の内側で。怯えながら生きてきた日々の中で見てきた。

 結界の外からこちらを伺う魔物たちの、目を……。


 秋の瞳を見てよみがえった恐怖は、まさにその時と同じだった。

 無機質な目。このどこまでも生きることに対して理不尽な終焉の大陸の環境を受け入れ。何も思わず、何も感じず、何も抱かず。ただ必死に生を手に入れる終焉の大陸の魔物の瞳は、他の大陸の魔物の目とは全く違う。わしは大陸を出てそのことを初めて知った。そのことを知っているのは、結界のなかで魔物たちの瞳を見続けたわし一人。


 そこまで考えて思い当たる。

 秋と一番最初に相対したとき。あまりにも自然にこの場所にいるように思えたのは。まさにそのままの意味ではないのかということに。

 秋にとってまさにここは、『自然に生きる場所』。

 だからこそ、秋と相対したとき自然にみえたのではないのか。




 ──面白い。


 思わず笑みが溢れる。それは秋が『ティアルと呼ぶ』と返事をしたからか。それとも極上の未知を発見してしまったからか。どちらにせよ、その笑みは表面上だけのものではなく本心からでたものだった。


 悪魔族の血がざわめくのを感じる。


 その推論が本当かどうかはわからぬ。結局のところわしはまだ男の名前しか知らぬだから。だが逆にいえばまだまだ秋を知る余地が残っているということ。胸の内に灯っていた小さな好奇心の種火は、気がつけばこの身を焼き尽くしてしまいそうになるほど燃え上がっていた。

 

 秋と会話を続ける。


 最初っから、秋の様子は飄々として捕らえ所がなかった。

 それにどこか世間知らずな面をちらつかせる。一番最初にむけた視線もうそう。もしかしたらこの事実が秋が何者なのかを知る手がかりになる予感がするが、答えまでは辿り着かなかった。


 それからわしはこの終焉の大陸にいるということがどれだけ異常なのかを

 まるで何とも思っていない様子の秋をみて熱弁してしまう。


 しかしなぜかわし自身が興奮してしまった。

 自分でしている話をきいてわしの好奇心がさらに刺激されてしまう様子をみて、秋はあきれた様子を浮かべた。

 あまり人付き合いが多い方ではないが、わしの周りにいる者はみなこの表情をよく浮かべる。



『俺は、そろそろ帰る』



 話を終えたわしに、帰ってきた答えは

 いろいろな意味で納得のいかないものだった。


 帰る? 帰るじゃと?


 何を言っておる、この男は。

 まだわしらは何も知り得ておらぬだろう? わしもお主も。互いに何も得られぬまま、渇望だけを残してこの対面を終わらせるというのか?

 そもそも帰るとは一体どこにじゃ。

 ここは、終焉の大陸。世界から孤立し化け物の徘徊するこの大陸で一体どこに帰られるというのか。


 心に燃えていた好奇心が、少し静まるのを感じる。


 やはり、この男は結局のところ『冒険者』や『探索者』なのだろうか。危険が何かを知らずに、のこのことやってきてこの大陸の養分となる『愚か者』の類。きっとさきほど伺えた秋の瞳も、見間違いに違いない。実際、そちらのほうがよっぽど説得力のある答えじゃ。


 少しの失望とともに、秋に忠告をする。

 この場所、結界からは出ないほうがいいと。

 人間なのに、わしの祈りを尊重し静かに見守った秋へのせめてもの恩情のつもりだった。


『俺にはきちんとした帰る場所があるからな。帰らせてもらうよ』


 しかし忠告はたやすく断られる。再びわしに衝撃の言葉を放ちながら。

 失速していた好奇心が、むしろ前よりも大きくなる。

 帰る場所がある……? この男はやはり……。


 わしの心とは裏腹に立ち去ろうとする秋。思わず声を荒らげながら止めてしまった。

 一度だけ立ち止まる秋。深い溜め息をつき、一言だけ言い残して去っていく



『気になるのなら、自分の目で確かめてみればいいだろう……』





◇◇◇





 前を行く秋の背中を見つめながら、前へと進んでいく。

 ピリピリとした空気。むせかえるような濃い魔素は次第に強さを増していく。


 秋がただ者でないことはその後、結界をでて一緒に歩いているうちにすぐに理解できた。

 気配の消し方、歩き方、身のこなし方はとても洗練されており、わしよりも実力は上なのではと思うほどだった。

 さらに異様なことに一緒にいると不思議な『安心感』を感じた。


 安心感じゃと……。この世界で一番危険な大陸で……。

 自分の感じたものに、怪訝な気持ちがわく。わしはあまり常識的なほうではないのだが、そのわしが常識で考えてしまうほど異様だった。



 わしは、秋についていくことを選んだ。


 その選択に、葛藤は全くない。不安は多少あったが。

 しかし多少の不安から何度か秋に問いただした質問は、すべてあやふやの返事だった。

 怪訝な気持ちがわく。だが不思議と引き返そうとは思わなかった。わしの心にある願望はもう既にたった一つにしぼられていた。


 この男。灰羽秋が何者かを、知りたい。


 なぜ知りたいのか。理由はもちろん好奇心じゃろう。 

 だがわし自身不思議に思う事があった。

 

 好奇心に身をゆだねるにしても、限度というものがある。

 好奇心は竜をも殺す。物事の探究を目指す者として、心得なければならぬものじゃ。


 その見方から言えば、わしの今回選んだ行動はゆうにその限度を越えていた。

 なんせ『終焉の大陸』の奥地へと見知らぬ男とどこへいくのかも知らされずについていっているのだからの……。


 一体、この世界でどこのだれがそんな危険な橋を渡るのじゃ。

 われながら、なかなか危険なことに身を突っ込んでいる。


「(森に訪れた勇者らには、何もしなかったのにの……)」


 ふと数日前の出来事を思い出す。

 同じ理由で、首を突っ込まなかった出来事。理由は先ほど述べた通り、首を突っ込むには危険度の限度を越えていたからじゃ。


 だが危険度だけでいえば勇者に手をだすほうが何倍も安全じゃろう。終焉の大陸の奥地へ行くか、ベリエット帝国を敵に回すかのどちらかを選べと言われれば迷うことなく後者を選ぶ。そちらの方がまだ生きてる心地がする。

 

 だが実際にはこうして、より危険なほうをわしは選んでいた。

 その違いは一体なんだろうか。

 少し考えて、思い当たる。


 そうか……。わしはまだ求めておるのじゃな……。


 ふと昔の記憶が蘇る。まだこの大陸を出たばかりの記憶。この世界がどんな世界かもしらずに、夢と不安にあふれていたころの。

 もし秋がこの大陸の住人なら……。

 わしの求める……が。



「その調子じゃ、これから行くところにまでたどり着けないかもな……」


 ぽつりと。

 どうでもよさそうに、前をいく秋が言葉を盛らした。

 その言葉に、わしが今気を抜いていたことに気づく。


 そうじゃ……。ここは終焉の大陸。

 一瞬たりとも気を抜けない、いやそれですら足りない厳しき世界。以前自身の力を過信して大陸の内陸へと踏み込んだときどうなった? 

 あのときはこの大陸の『住人』に救われたが、明らかに次はない。


 気を引き締め、秋についていく。だがいつまで経ってもつく様子がない。

 空から陽の光が消え始め、あたりに雪がつもりはじめたときさすがに一言秋に問いただすともうすぐだという答えが返ってくる。もし秋にだまされていたとしたらわしはその程度の存在だと思い、早々に会話を打ち切る。覚悟はもうとっくに決まっていた。


 秋からどこから取り出したのか上着を貸してもらう。おそらく空間系のスキルで収納しておったのだろう。珍しいスキルをもっておる。この程度の寒さに脅かされるほど、やわ鍛えかたはしておらぬが、ありがたく貸してもらうことにした。


 秋から上着をうけとり、手にもったとき。その完成度の高さに驚く。

 とてもじゃないがこの未開の大陸で手に入れられるようなものではない上質な上着。素材も明らかに手にいれるのが困難なものだった。


 驚愕の言葉を飲み込み、身構える。

 それは背後から感じた殺気に対応するために。


 突如現れた魔物。

 すぐさま魔力を放出し攻撃をした。

 少し手こずったものの、難なく倒しきる。


 これだから終焉の大陸は嫌になる。なんてことのないように秋が声をかけてきたが、この魔物の強さは一人で相手にするものではなく数十人と束になってかかる強さだと秋は気づいておるのだろうか。格好わるいから聞く事はせぬがの……。


 しかし本当の終焉の大陸の危険さが顔を覗かせるのは、その直後だった。


 ガサリ、ガサリと雪と枯れ葉の混じった地面を歩いてくる音。

 先ほど倒した魔物とは比べものにならないほど、強い力。膨大な魔力。一瞬でその存在が何なのかを悟れてしまう。



 姿を見せ、「グルル」とこちらを見て鳴く姿に緊張が走り、唾を飲み込んだ。

 『災獣』。あまりにも強い彼らの力は、周囲の環境をも変えてしまうと言われている存在。



 白い毛並みの体躯の大きい獣の災獣だった。

 他の大陸では伝承で語り継がれる幻の魔物だとしても、この大陸で生きている者に知らぬ者はいない。

 その力の強大さを、恐ろしさを。わし自身もまた、同じようにその恐ろしさをしっていた。


 どうするのじゃ……、と緊張で汗ばんだ手のひらを強く握りしめ視線で秋に問いかける。

 だが秋はそんなわしを無視し、何を思ったのか災獣へとゆっくりと歩き始めた。武器をもつわけでもなく、魔法もスキルも発動した様子もない。ただ本当に近づくためだけに歩いていく秋。


「なっ……」


 その命知らずの行動に、声がもれる。だが本当に驚くのはここからだった。



「グルゥ〜」


 災獣は威圧感など全くないどこか甘ったるい鳴き声を出しながら、秋との距離を詰め、そしてその大きな頭を秋の体にこすりつけはじめた。秋もまた災獣の大きな頭を毛並みを整えるように優しくなでているのだった。



「わざわざ迎えに来てくれたのか、ひょう


「クゥ〜」


「……」


 少しの時間、目の前で流れる光景に言葉を失う。


 猛威を振るう、竜巻があったとしよう。その竜巻は自然現象じゃ。どうか止まってくださいと言ったところで勢いを衰えることもなく、剣を構え立ち向かったところで止まるわけもない。そんな当たり前の、猛威を振るう竜巻があったとしよう。


 もしこれを何かたとえるのなら。

 それは猛威を振るう竜巻が、人間の側に寄り添っているようなそんな光景だった。

 ありえないとかありえるとかそういうものではない。そもそも人は、そんな想像をしない。そういった類の光景が目の前に広がっていた。


「その魔物は一体……」


 秋はわしの問いかけに何も言うことはせず。

 ただちらりとこちらへ視線を向けて魔物と出会う前と同じように、再び歩き出した。

 その横で獣の災獣も一緒に歩き出す。


 『自分の目で確かめろ』。

 そういうことなのじゃろう……。


 その後秋と災獣の後ろについて歩く。近くには魔素溜まりや、魔物が見え隠れするが災獣の力を感じ取ってかあまり近づいてはこなかった。時折その災獣すらも狙おうと魔物がおそってくることもあったがすぐに苦悶の表情を浮かべた氷のオブジェとなっていた。


 そしてすっかりと辺りは雪景色になっていたところで、拓けた場所が目に入る。

 その拓けた場所に、わしらは向かっているようだった。

 少し歩き、その場所に辿り着いたわしは驚きの光景を目にする。


 ガヤガヤと耳に届くにぎやかな声。

 それを発しているのは、『終焉の大陸の住人』だった。

 わしの着ているものよりも幾分使い古された上着をきて、寒い中魔物を解体したり運んでいる者たち。



「アーアキダ」

 

「アキカエッテキタ」


「アキ」


「オジキ」


「アキサマ、ヨクゾゴブジデ」


「ヒョウモイル」


 終焉の大陸に生息する『ゴブリン』たちが言語を発し口々に秋へと声をかける。


「ニンゲンモイル」


「マタ、ニンゲンノオキャク?」


 わしを見てゴブリンたちは人間と口をそろえていう。正確には『悪魔族』だがもはや訂正するために口を開く余裕すらなかった。

 体が震える。寒さなどものともしないわしが。

 想像もしていなかった。ここまでの『異常』が『世界』で起きているという事を。思考の片隅にもいれてはいなかった。


「なんじゃ……。

 お主は……お主等は一体ここで何をしている……?」

 

 それはいつものような好奇心から沸いただけの言葉……ではなかった。

 そんな心情を知ってか知らずか。


 灰色の髪の男。『終焉の大陸の住人』、灰羽秋は飄々と口にだした。

 なんてことないかのように。まるで当たり前のことかのように。


「なにを、ね……」


 実際それは当たり前のことなのじゃろう。

 あまりにも当たり前のことすぎて、子供がふざけて似たような返事をする。わしもこの場所でなければふざけているのかという気持ちがわいていただろう。


 だがこの大陸でその言葉は、とてつもなく重く、そして深くわしを納得させた。











「"生きてる"」





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生きる ただ生きるのなんと厳しいことよ。
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