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灰色の勇者は人外道を歩み続ける  作者: 六羽海千悠
プロローグ・12人の勇者
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第22話 44代目勇者への憂鬱

次話が12人の勇者編の最後です。


※37代目桃の勇者三ノ宮夕視点


 



『夕、お前の懸念はどうやら当たりのようだぞ』

『あ、柳さん』

『マジかよ。俺はてっきりまた夕のやつがふざけていると思ってたぜ。それで、何の懸念が当たったんだ?』

『44代目勇者はどうやら"全色世代"のようだな』

『……ハァ!?いやいや、おかしいだろ!だってあそこにいたのは11人だけだっただろ。後一人はどこ行ったんだよ!』

『行方不明だ』

『ありえねぇ……』

『確認は取ったんですか?』

『あぁ、"情報屋"からも確認済みだ。さすがにそれ以上となると費用の関係で調べられなかったらしいが』

『それはまあ、仕方ないですね』

『ッチ・・・・・・また面倒なことになりやがって・・・・・・』



『とにかく、こんな異常事態だ。すぐにすべての勇者達に通達されることだろう。"44代目灰色の勇者"を捜索し保護あるいは──殺害せよ、とな』







──え…


──ねぇ、ちょっと



「ちょっと、聞いてるの?」


 城の途中で合流した柳さんとの会話を思い出しているとき、女の人の声が僕にかかりはっと我にかえる。

 いけない。44代目を街の案内をしている最中だというのに気を抜いてしまった。大事な役目だ。しっかりとこなさなければ……。


「あぁ、ごめんごめん。聞いてるよ」


「そう……。それで、アレは何なの?」


「あぁ、あれはね…」


 内心で気合いを入れ直しながら、44代目の紫の勇者……小鳥遊(たかなし)さんからかけられた質問に答えて行く。文字通り全く別の世界の光景なのだ。好奇心が溢れるのは仕方ない事だろう。

 ちらりと視線を横に逸らしてみる。

 そこでは小鳥遊さんの他に僕が案内をしている、白色勇者の九重(ここのえ)君とそしてもう一人、僕と同じ桃色勇者の白崎(しらさき)さんが僕の話を興味深げに聞いていた。その様子が新しいおもちゃの説明を聞く子供みたいで、とても微笑ましい。


 まあどちらかと言えば子供は僕だけど。見た目的にね……。





「清さん、見てくださいアレ!金と銀の馬ですよ!」

 

 白崎さんが興奮気味で隣にいる九重君に声をかけ、そして指をさす。

 九重君と同じように僕も白崎さんの差す指の先を追うと、その先には確かに大通りの中央部分を走る、豪華に装飾された馬車とその馬車にも負けないほどの煌めきを持つ、金と銀の馬が馬車を引いて走っていた。


「本当だ。すごいね、金と銀の馬なんて」


 九重君の相づちに白崎さんは「そうですよねっ!」と体を寄せるようにして答えた。その様子を小鳥遊さんが苦々しい顔で見ていたのに気づいてしまい、早くも勇者達に複雑なものが渦巻いているのだと内心で苦笑いをもらす。


「あれは、金馬(きんば)銀馬(ぎんば)だね。この世界で生息している馬の魔物なんだよ」


 こちらに近づいてくるように走る馬車を見続けながら、僕は44代目達に金馬と銀馬の事を説明していく。三人共視線は馬車に釘付けだが、それでも興味深げに僕の話を聞いているのが空気で伝わって来た。


 ──それにしても、金馬と銀馬ね……。


 金馬と銀馬は、その煌びやかな見た目から貴族や王族なんかに好かれる傾向がある。あの馬車に乗っている人も例に漏れず地位の高い人なのだろう。

 しかし長い事この街にいるが、金馬と銀馬なんて見た事が無い。とすると他国の王族か、あるいはベリエット国内でも安全度の高い場所からきた貴族だろうか。

 そんなことを思いながらも走っている馬車はぐんぐんと進んで行き、そしてついに僕たちの目の前を通過しようとする。


 その瞬間だった。


 馬車の窓を覆うカーテン。しかし、そのカーテンにあけられたほんの本一冊分ほどの隙間から、僕は見てしまったのだ。この世界の象徴ともいえる、馬車の中を。


 それは、一人の女の子の姿だ。

 横顔から見ても分かる、世界のすべてを受け入れていない絶望の瞳。囚人のようなボロボロの服に頭から生えた犬のような獣の耳。

 そして──嵌められた首輪。


 ──奴隷。

 僕の頭はその光景をみて、彼女がどういった存在なのかを一瞬で答えに結びつけてしまう。


 奴隷の子供。それも『魔族』の一つである『獣人族』の奴隷。

 ベリエットでは奴隷の売買は禁止されている。それは奴隷の文化になじみの無い、異世界から来た勇者を考慮してのことだ。

 けれど、それはここベリエット帝国だけの話。ベリエット以外の国では奴隷の売買が盛んで、世界には奴隷という文化が根強くありつづけていた。

 僕には理解できないけれど、奴隷を好む貴族や勇者なんていうのはベリエットにも結構いる。その証拠としてこの国では『奴隷の売買』が禁止されているのにも関わらず、『奴隷持ち込み』は禁止されていない。


 だから他国で購入したであろう奴隷の姿というのを時々あるのだ。あのいい趣味をした馬車のように……。


 魔族と人間は、もう長い間ずっと敵対状態にある。とはいえ、ああして無理矢理(それもまだ子供)連れられている姿を見るのは、正直僕は好きにはなれなかった。


 勇者の動体視力の良さに恨めしさを感じながら、走り去って行く馬車から視線を逸らす。

 奴隷は、立派な社会の仕組みの一つ。僕がどうこう言える話ではない。なによりも今の僕には果たすべき『役割』があるのだから。

 ちらりと案内をしている44代目の勇者達を見る。彼らはあの馬車の中身に気づいた様子も無く、今も走り去って行く馬車の後ろ姿を目で追っていた。


 そろそろいい頃合いだろう。役割の一つを僕も果たすことにしよう。


「どこか店にでも入ろうか。歩いて少し疲れて来ただろうし」


 僕は44代目達に声をかける。


「いいですね、そうしましょうか」

「異世界のお店なんて、ワクワクしますねっ!」


 44代目達に同意を得て、僕たち4人は丁度近くにあった喫茶店の中に入った。木造で作られた、落ち着く感じの喫茶店に。

 店員に案内され、席へとつく。その時、僕の隣に九重君が座って一瞬女性二人の視線がキツくなったが気づかないフリをした。


 席についた僕たちは、店員さんに注文を頼んで来るのを待つ。




 ──僕はこれから、ベリエット帝国のありとあらゆるすばらしい所を彼らに語るだろう。


 まるで親が子に思考の根底を植え付けるように。この国に召喚された事に対して、悪感情を抱かせないように……そして召喚された事を感謝するように僕は帝国の素晴らしさを語るのだ。

 他の勇者達の所でも、同じことが起こっているだろう。この『街の案内』というのはそのためのものなのだから。新しく召喚された勇者に"ベリエット帝国の勇者"という意識を刻みこむための儀式。もう何度もやって来た事だ。

 騙しているようで悪いけれど、これは彼らのためでもあるんだ。

 帝国は、決して勇者の逃亡を許さない。絶対に。

 もし強行してでも国から逃亡したとしよう。すると即座にベリエットにいる『勇者』や『管理部』に昼夜を問わずに追われ、夜も眠れない生活になるのだ。

 他国に亡命しようにも、逃亡勇者を受け入れる人間の国などは存在しないだろう。ロケットが常に追尾されてくる逃亡兵など、誰も受け入れようとは思わない。


 勇者に与えられた選択肢は『帝国に永遠の忠誠を捧げる』か、『死』の二択だ。



 だけどこれは、別に悪い話ではない。

 無理矢理奴隷魔術を施して魔物と戦わさせるなんてことは一切しないし、帝国は勇者に対し『敬意』のある接し方をしている。普通に生きるだけならこれほど魅力的な条件はない。たとえこうした裏の事情を44代目達が知ったとしても、普通の思考をしていれば誰もがベリエットという国を受け入れるはずだ。

 

「あ、そういえばお金ってどうすればいいですか?僕、前の世界のお金しか持ってないんですけど……」


「あ、そのことなら心配しないで大丈夫だよ」


 九重君から、かけられた質問に僕はいい機会だと自らの『役割』を果たすための言葉を述べ始めた。




 ◆




「お待たせ致しました」


 丁度僕が44代目に話を終えた頃、注文していた軽めの食事が店員から運ばれてきた。

 僕の話が彼らにどういう風に伝わったかは、分からない。できれば僕たちの思惑通りにいってくれれば皆幸せになれるのだけれど。


 話を聞き終えた三人の表情をそれぞれ観察し、一段落すると僕は立ち上がって44代目たちに告げる。


「ごめん、ちょっと席外すね」


「どこかいくんですか?」


 可愛らしく首を横にかしげ、その桃色の髪を揺らしながら訊ねてくる白崎さんに僕は遠回しでトイレに行く事を伝える。そして「先に食べといてよ」と言葉を付け足しながら立ち上がった。

 ……本当は、トイレになんて行かないんだけれどね。

 44代目から離れたところまで歩いた僕は、物陰で気配を消して再度44代目勇者達の見えるところまで近づき、観察をはじめる。


 そろそろかな。


「テメェ、クソガキ!どこ見て歩いてんだよ、オイッ!」


 物陰に隠れて数分したころ、突然汚い言葉使いの男の怒鳴り声が喫茶店の前辺りから聞こえ始めた。喫茶店の中にいる44代目たちも何事かと怒声の方へ顔を向けている。


 そこでは、大柄の男がみすぼらしい子供の胸ぐらを掴んでいた。


 高々と晒されるように胸ぐらを掴まれ掲げられる子供は、苦しそうに体をじたばたと動かしていた。

 正直、先ほどみた奴隷の子同様に見ていてあまり気持ちのいい光景ではない。


「……はぁ、もうこういうのは嫌だって僕は言ったんだけどなぁ」

 頭の中で『管理部』に文句を言いながら、視線を逸らさずにその光景を眺め続ける。あの子供も、たんまりとお金を貰っているはずなのだと自分自身に言い聞かせて。


「聞いてんのかよ糞ッ!この服の汚れッ……!一体どうしてくれんだよテメェオイッ!」

 男は勢いを緩ませることなく、感情的に言葉を捲し立てる。

 だが子供は服が締め付けられ、かつ宙ぶらりんな状況なので「うっ……」「あっ……」等とうめき声をあげながら、変わらずにじたばたと男の腕の中をもがき続けていた。


 そんな中、僕は44代目の勇者達の様子を観察する。

 今『大事』なのは、目の前で起こっている出来事ではなく、その出来事に相対している勇者達の様子だからだ。


 例えば、魅力的な異性を前にしたときに彼らは一体どう反応するのか。

 例えば、スラムの死にかけた子供を前にしたとき彼らは一体どう反応するのか。

 例えば、魔物や魔族……そして人間を殺したときに彼らは一体どう反応するのか。


 ベリエット帝国は、召喚された勇者の性格を知り尽くす必要があった。人を殺せない人間を無理矢理戦場に赴かせて潰してしまうなんて間違いが起きないように。勇者とは、戦わなくても勇者というだけで価値があるのだ。そのようなもったいない事はできない。

 きっと『管理部』もどこかでこの光景を見ているはずだ。

 彼らがこの出来事に対して、どう対応するのかを。見捨てるのか、助けるのか。

 それとも・・・・・・。

 

 まぁ、九重君の性格からしたら。


「その手、離してあげてくれないかなぁ」


 無視することなんて、しなさそうだけどね・・・・・・。








 喫茶店からいつの間にか出てきていた九重君が、騒ぎの中心にいる子供と男に近づいていく。

 後ろをみれば、桃色の白崎さんが不安そうに九重君についてきていた。紫の小鳥遊さんの姿は見えない。店の中にいるのだろう。

 

「なんだぁ?お前等には関係ねぇだろうが。引っ込んでろ」


「僕が関係あるかないかなんて、それこそ関係ないと思います。重要なのはその子供が苦しがっているという事実だけだと、僕は思う」


 九重君の言葉に、男は嘲笑を浮かべる。


「はっ。つまりお前、お人好しのぼっちゃんってことかよ。お袋の股の中にもう一度入った方がいいんじゃねぇのか?」


「早く手を離してあげませんか?話はそれからでもできるはずです」


 挑発する男の言葉を、さらりと流して子供の解放を訴える九重君。

 言葉を流された男は、若干イラだちを増させながら話を続けた。


「あのなぁ、見ろよこの服。お気に入りの服だったのに、今やこのガキのもっていた料理の皿代わりだ。これで怒って何が悪いってんだ?あぁ?」


 男は子供をつかんでないほうの腕で自ら着ている服をのばすように九重君に見せつける。その服には、たしかに何かの料理がべっとりとくっついた後があった。


「ならその服のクリーニング・・・・・・は、あるのかな?清掃料金は僕が払いますよ」


「チッ、ならさっさとだせよ」


「今はちょっと手持ちが無いので、後で渡すということでいいですか?」


 そう、九重君はまだ異世界へ来たばかりだ。お金などもっているはずがない。


「・・・・・・お前、自分で言っててどれほど信用ねぇこといってんのかわかってて言ってんのか?ダメに決まってんだろぉがよ。

 それによぉ、服がきれいになったところでこの俺の怒りはどうしてくれるんだ。このガキに手間取っている時間も。お前はそれも払ってくれるっていうのか?」


「・・・・・・」


 男が言葉を述べていくにつれ、九重君の表情にかげりが差す。


「話にならねぇ。さっさと消えろ。話はこのガキと二人でつけるからよぉ……ギャァアアアアア!!!」


 話をしていた男が、突然余裕のない叫び声をあげはじめる。思わずつかんでいた子供を離してしまっているところからも、その余裕のなさは伺える。

 何だろう。彼に一体、何が起きたのだろうか?


「ぐっ、イテェ、イデェよ・・・・・・。テ、テメェの仕業か・・・・・・」


 男はうずくまりながら、足を押さえていた。

 僕は足を押さえる男の手を見て、目を見開く。その男の手の隙間からドクドクと、血が流れ出てきているのだ。その血は、町の地面にまで伝わりすこしずつ赤い水たまりを作っていく。

 

 九重君を睨みながら余裕のない声をあげる男。その声と視線に九重くんは、まるでゴミでも見るように無機質な視線を返していた。

 


 ──能力。

 おそらく九重君がやったであろうあの光景。それはまさに能力のそれであることを僕は経験で感じた。

 

 そして僕は目の前の光景を見て、先ほどの44代目勇者の歓迎の間での出来事を思い出す。


 情報を収集するというからには、僕らは当然のようにあの歓迎の間を監視していた。44代目以外の一切の他人を歓迎の間に残さなかったのは、44代目たちの素の性格が知りたいというのと異世界へ来たというのをどのように受け止めているのかの意識調査のためでもある。

 そして、そのときに金色の鳳君と青色の幅音さんの間におこったあの諍い。あれは、少なからず異常な出来事だった。

 諍いが起こったことが異常なのか?いや、違う。諍いがあったこと、それ自体が異常なのではない。

 彼らが『能力を発動』して応戦しようとしたことに、『44代目の異常さ』が含まれているのだ。

 

 幅音さんの出した、冷気のようなもの。あれがまさしく能力の効果であることは、間違いない。それは感知スキルを持った『管理部』の人間が能力の発動を感知していたから。

 これだ。

 これこそが、おかしいのだ。能力の発動を、管理部の人間が感知したことが。


 彼らはなぜ、『能力を異世界へ召喚された当日に発動できているのか?』

 

 考えてもみてほしい。

 スキルや能力というのは、僕たち異世界人にとって今までに全くない力や感覚だ。

 例えば突然「腕がさらに二本増えました。さあ使ってみてください」といって、人はそれを初日に使いこなす事ができるか?今まであった二本の腕でお茶碗と箸をもって食事をしながら、増えた二本の腕で頭にシャンプーをつけて髪を洗う事ができるのか。


 できないはずだ。


 今まで『慣れ親しんで来た感覚』というのは、そう簡単に変えられることではない。だから召喚された勇者は、数ヶ月間に渡ってまず『能力やスキルの発動』に重点をおいた訓練をする。この世界の人なら生まれたときからもっているであろう発動の感覚を身につけるために。


 しかし。



 しかし、44代目はそれらを一切必要とせずに能力やスキルを発動して見せた。



 『4人』も。

 


 4人だ……。実際に目の前に現象として現れていたのは幅音さんだけ。だが能力の発動を確認したのは青の『幅音』さんに加え、白の『九重』君、橙の『幌』君、金の『鳳』君の4人であることを感知スキル持ちの『管理部』は確認した。もし橙色の帳くんが止めなければ、おそらくあのまま能力の飛び交った戦闘がおこなわれていただろう。

  

 前例がないわけではない。いやむしろ召還人数の多い代であれば『1人』くらいであれば、いてもそれほどおかしくはないだろう。

 でも44代目はそれが『4人』・・・・・・いや、先ほど送られてきた念話によると『5人』だ。暴漢におそわれていた高齢の方を救うとき、赤色の勇者である『坂棟』さんが能力を発動させたと報告があった。


 今なら、柳さんが彼らを一目見たときに『粒揃い』と表現した意味がわかる気がする。



「イデェ・・・・・・イデェ・・・・・・やめてくれ。俺が、俺が悪かったから・・・・・・」


 ふと思考を目の前で行われている光景に戻すと、そこでは先ほどまで威勢のよかった男が、まるで何か巨大な何かに押しつぶされるかのように地面にひれ伏していた。いや、文字通り押しつぶされているのだろう。透明の何かに。


「あの子供も、痛がっていたと思いますよ」


 地面に顔をぴったりとくっつけている男に近寄り、小さくそんな言葉をつぶやく九重君。男の体は「ミシ、ミシ」と音をあげながら、確実により強い力で地面に押しつけられていく。


 そろそろ止めないと……。


 僕は気配を消すのをやめ、さもトイレにいっていた風を装って歩き出す。






 召還当日に能力を発動させた5人の勇者。

 そして──『行方不明の灰色の勇者』。


 世界が平和にあることに、こしたことはないのだ。


 できれば今後、何もないでいてほしい。

 そう思いながらも、胸の内側に潜む『44代目勇者』への不安の種は消えることなくチクチクとうずき続けた。 


能力を初日に発動させた人は、実はもう一人います

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 主人公が当たり前に能力使ってたのが不思議だったけど、作品的にも普通ではなかったのね。 手足を動かすように無言で発動させたり、態々叫ばないと使えなかったりと発動条件が腑に落ちないけども。…
[気になる点] 他の勇者が11人もいるからいちいち覚えてられないし、11人の話が長すぎる 読んでて飽きる
[一言] 能力を初日に発動させた人(主人公)
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