第六話 千葉市の戦い
自衛隊新迎撃作戦が決まった一時間半後10時30分、巨大生物は千葉市に侵入した。陸上自衛隊、第一空挺団及び、特殊作戦郡の迎撃開始ラインに突入した。
千葉市市役所陸上自衛隊迎撃部隊総司令部
本間有友
「藤原さん、巨大生物が迎撃開始ラインに侵入しましたね。」
藤原四郎
「ああ、本間さんの所の空挺団と共に攻撃を開始しよう」
本間有友
「よし、千葉市ポートタワーの今村に連絡して攻撃を開始させます。」
藤原四郎
「ならば我々も攻撃を開始しましょう。」
陸上自衛隊千葉市ポートタワー副司令部
今村豊明
「伝令!第1普通科大隊、第2普通科大隊、第3普通科大隊、空挺特科大隊に攻撃を開始するように連絡!」
伝令1
「了解!」
岩畔喜久男
「伝令!我が隊も空挺団の支援の為の攻撃開始と伝えろ!」
伝令2
「了解!」
千葉市市街地
グオォォォォ、グオォォォォ
空挺団隊長1
「迫撃砲発射準備………」
空挺団隊員1
「迫撃砲発射準備完了、その他の普通科大隊も迫撃砲、軽対戦車誘導弾発射準備完了とのことです。」
空挺団隊長
「司令部から許可は出てる。発射と同時に機関銃、小銃で支援。」
空挺団隊長
「発射!」
パシューパシュー!パシューパシュー!パシューパシュー!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
特殊作戦郡隊長
「支援射撃開始!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
陸上自衛隊の攻撃が開始された瞬間、辺りには雷のような爆音が響きまくった。
ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!
空挺団隊員1
「全弾命中!これでは奴も流石に持ちませんよ」
グオォォォォ!
空挺団隊長
「なに!?生きているだと!?奴は本物の化け物か!?」
この時巨大生物の口元が光り始めた。
空挺団隊長
「あれはヤバイ!全軍撤退!」
ドゥーーーーーン!
『『『『うわー!』』』』
ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!
陸上自衛隊千葉市防衛隊千葉市市役所司令部
本間有友
「なに!?部隊が予備部隊を除いて壊滅だと!?」
藤原四郎
「くそっ!」
本間有友
「仕方ない、藤原さん、一時習志野に撤退しましょう。」
藤原四郎
「しょうがない、ポートタワーにも伝えましょう。」
本間有友
「伝令!ポートタワーに撤退すると伝えろ!」
伝令!
「了解!」
ポートタワー
今村豊明
「部隊壊滅で撤退だと!?くそっ!撤退したくないが命令なら仕方ない、岩畔さん、撤退しましょう」岩畔喜久男
「解りました…………撤退する」
空挺団、特殊作戦郡は習志野に撤退を開始した
防衛省作戦会議室
山下完爾
「なに!?習志野の部隊がほぼ壊滅だと!?なら」
吉田忠道
「くそっ!このままでは東京にやって来るぞ!?」
加藤滝次郎
「大臣、百里に航空隊が再度集結しています。百里の総力をあげて第二次攻撃を行いましょう。」
吉田忠道
「加藤君、頼むぞ!それと山下君、陸自には浦安に首都最終防衛ラインをはれ!習志野の部隊も浦安まで下げろ!」
山下完爾
「なら浦安防衛ラインの司令は?」
吉田忠道
「東部方面隊司令の樋口君に指揮を取らせろ!東京には最低限の防衛部隊を残し全て浦安に向かわせろ!」
山下完爾
「了解しました。」
再度自衛隊は新たな迎撃作戦を決定した、
ご意見、ご感想お待ちしております!