第二話 日本政府の反応
自衛隊の救助隊から報告が届いた、午後5時日本政府は緊急閣議を開いた。
松方芳郎
〔さあ、皆に聞きたい。祖母島に送り込んだ自衛隊の救助部隊から報告があった・・・・祖母島荘は台風で崩れたのではなく、巨大生物に潰された可能性があると・・・まあとりあえず、詳しくは防衛大臣、説明頼む。〕
ここで遅くなったが説明。
吉田忠道
〔ハッ。まずはお手許の資料をご覧下さい。〕
ペラペラ、ペラペラ
紙を開く音が、会議室の中に響く。
吉田防衛大臣は全員がページを開くのを待ってから説明を開始する。
〔祖母島に救助に入った部隊からの報告では、巨大生物が出現し、壊滅させた可能性が在るとのことです。〕
東郷洋介
〔それはわかっている。それより、証拠やら、根拠をいいたまえ。〕
吉田忠道
〔ハッ。根拠は、祖母島荘を含み、その他の建物も台風によって゛倒れた゛のではなく、゛上から押し潰された゛形になっております。その他にも、祖母島唯一の生存者の女性からも、巨大な生物らしきものを見たとの証言を得ております。〕
岸清隆
〔並ば、何故そのような巨大生物が出現したとして、何故自衛隊のレーダーに反応しなかった。レーダーに反応しなかったということは出現すらしていないということじゃないかね。〕
木原吉住
〔しかしながら大臣、気象庁におきましては、昨日祖母島荘が潰れたと同時刻、祖母島近海に起きましてマグニチュード不明の地震が偶発して要るのが確認しております。〕
岸清隆
〔木原君、君には聞いていない。防衛大臣答えたまえ!〕
吉田忠道
〔それは、昨日が暴風雨立ったため、レーダーに移りにくかったのです。〕
渋沢武昭
〔並ばなんの為に自衛隊にカネをかけるのだ。いざというときにレーダーに移らなければカネの無駄遣いではないか!〕
松方芳郎
〔君達!静かにしたまえ!巨大生物がいるにしろ、居ないにしろ、ここで自衛隊の責任を追及するのはやめたまえ!それと吉田君、一応自衛隊には此処から先一週間は直ぐに、出動出来るように命じよ!〕
吉田忠道
〔了解しました!〕
松方芳郎
〔此で本日の閣議を終わる。続きはまた明日話そう。〕
〔〔〔〔解りました。〕〕〕〕
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