1. 登校、出会い編。 それは多分、初めての
ジャンル的にはラブコメ……? のつもりで書いたモノです。嫌いな方はお戻りください。
四月、高校二年目の新学期を迎えてしばらく後、今日も俺は、だるだる~っと、絶賛登校中。
朝のHRに遅れたことがないのが、俺のさりげない自慢だ。なぜか目覚めだけはスッキリしている。
まあ、スッキリ目覚めてHRもでるけど授業中は寝る。
理由はもちろん……教師の子守唄にアてられるからだろうな。周りも寝てるわけだし。
教員免許でMPの行使が許されているんだろう。説教ってヤツかもしれない。
他にも、サムい冗談、定期試験、保護者へ電話……等々、先生ごとに披露される、バラエティ豊かなヤバい魔法の数々、高校生としては、先生方には即刻MP切れして頂きたいね。要するに、めんどくさい。呪われちまえってことだ。
俺の通っている高校は、自宅(地味に今は一人暮らし)から徒歩で十五分ほどの、都内ではちょっとした進学校という扱いの高校だ。今歩いているのは、そこへの通学路。
とりたてて説明せずとも、普通の住宅街の中、普通な道路に、変わり映えのない歩道、自転車も車も、通勤通学の時間帯だからか、昼間より若干多く感じる程度で、元が住宅街だからか、交通量も大したことはない。まあ、さすがに駅のほうまで行くと、夜通し明るいわけだが、少なくともこの住宅街の辺りには『都会らしさ』ってのはそんなにない。
そんな、誰にでもあるベタな登校風景を通り過ぎ、やや古びた校門前へと到着。
門も実にありきたりなもので、デカい鉄の柵が二つ。それを左右から、ガラガラ~っと滑らせて閉じるタイプのものだ。しかし、滑るというには、ちょっと重たすぎる物体だが。
そういえば、言い忘れていたんだが、そんなよくある日常の登校中、今日は一つだけいつもと違うことがあったな――――
◇
そう、それは一つの違和感。
本日は、先ほどから――――
――――――――誰かが俺を見ている。そんな気配を感じる。
具体的には、家を出て一回二回角を曲がった辺りから視線を感じ始めた。
社会の窓もネクタイも、シャツの襟も問題なかった。靴下も穴なんて空いてない――――って、それは見えないが。
とにかく、俺を狙うのは一体どこの誰だ?
この――デリケートな問題には徹底的に不干渉を貫く人畜無害スト(無害+~ist)――俺を狙う理由に心当たりが無い。全くもって。これっぽっちも。
しかし、最近の世の中は物騒なものだと毎日のようにニュースで騒いでいることだし、いい加減ジロジロと気持ち悪いので……校門でというのは微妙だが、ストーカーに対処することにする。
できれば気のせいであってほしいな。荒事は好きじゃないし。
◇
――――そこか。
視線の出所を探ってみると、門の端のほうから何やらチラチラと怪しげな――――我が高校の生徒の猿真似をしている――――女子生徒型の生物がこちらを見ている。
実に挙動不審だな。あれでバレないと思っているのか?
ところで、先にも言ったように、基本的には人畜無害、平和主義者の俺だが、当然自衛権は捨てていない。言われもないのに、アレだけガンつけられては、たまったもんじゃないしな。
先んずれば何とやら――というしな。さすがに異性に武力行使は気が引けるから、先制口撃だ。
ちょっと怖い中にも、ユーモラスなオーラ溢れる感じでいこう。今後ストーカーできないようにビビらせて、かつ、面白おかしく終わらせてやる。
――――うむ。完璧な計画だがどこもおかしくはないな。策士ヒビキ――我ながら恐ろしい子ッ……!
俺は早速、まだバレてないと勘違いているらしいストーカーに優しく……身の程を教えてやることにした。
「おい、そこの見知らぬメス猿ッ! 貴様っ! 貴様だっ!! 貴様が、俺を視姦していた愚か者か!? 恥を知れっ!」
「ふぇっ!? わ、私……?」
奇襲成功、トラトラトラ。会心の一撃っ!
案の定、向こうは後をつけていただけで、こちらからの攻撃については一切合切想定の範囲外だったらしく、非常に驚いている。
そんなビクついている少女をよく見るてみると――――セミロングの髪に、吃驚して不安そうに揺れている瞳。小さめの身長も怯えてさらに小さくなっていて……まあ、胸のほうは小さい身長には不釣合いだが。
月並みな表現だが、ここは正直に、かわいいと思っておく。
かわいいと思うが、その邪な考えと同じレベルで保護欲のようなものが湧いてくる――――うん、なんとも小動物的なヤツだな。
初対面だが、こういうビクビクしているタイプは嫌いじゃない。イジりがいがあるってもんで――――げふんげふん。――――話したら、とっても面白そうだし。
「そう、お前だ。なぜ俺の後ろをストーキングしていたのか、簡潔に述べろ。俺は後ろからよりも前からのほうが――じゃなかった。後ろからつけられる趣味はない。」
燃料投下。思春期の悩めるホンネが出かかったが、テンパってるから気付かれてないだろう。
「……えっ……やっぱり……私? あれ? いつから……気付かれて……えっ?」
なにやら女学生型レイヤー(仮)が、不安そうに周囲を見回す……ちょっと目立ってしまって、あわあわしてるのが中々かわいいかも――げふんげふん。
だが、周りの人々は皆、<<私無関係です>>の構えのようだ。しかし、またタチが悪いことに、それでも見学はするつもりらしい。ビバ野次馬。なんとかと修羅場は江戸の華――って言うのか知らんけど。
とりあえず、ビクビクしてるのが、かわい――げふんげふん。イジりがいがありそ――けふん。――面白いので、もうちょっと会話のギアを上げてみる。
「えぇい、言い逃れは聞かんぞっ。観念しろそこのメス霊長類っ!! ワケがあるなら言えっ。無いなら神妙にしてお縄に付けっ。つかまった後が心配なら安心しろ。確か、日光に良い猿回しが居たはずだ、シャバに戻ってからの就職先は一緒に探してやる。希望するなら野に離してやってもいいぞ。」
俺も悪じゃないからな。アフターフォローは欠かさない。罰の後はフォローもしっかりと行う。これこそが再犯を防ぐ秘訣だと思うね。見習えよサツどもっ!
「……え……あれ? ……やっぱり、見た目は『あの時』の先輩だ……あれ? でもこんな感じの人じゃないような……うぅん……あの……えっと……とりあえず……言います……あの――――」
何やらブツブツとつぶやいている。よく聞こえなかったが、最後に『あの――』といったのは聞こえた。
不本意なことに、俺の発言への突っ込みは頂けないようだ。
だが、この新入生風の少女がなにやら自白をはじめようとしているようだというのは伝わった。
ちなみに『センパイ』と言うとおり、よく見ると制服のコスプレは一年生風だ。初々しさまで、まるで本物の新入生のようなのが凄いところだ。
普通に本物の新入生がストーカーかとも思ったが……入って一月すら経ってないのにストーキングってのは、さすがに正気の沙汰じゃないしな。
――ちなみに、ネクタイや、上履き、体育館履等のカラーによって学年が分かる。赤、青、緑の三色がある。学年で年でローテーションが組まれており、俺たち二年は青、三年の先輩は赤、一年生なら緑だ。これは卒業まで変わらず、来年の新入生は、今の三年の替わりに、学年カラーとして赤を使うわけだ。以上、説明終了っ! ――――
ささ、説明も終わった辺りで、話の続きを聞こう。いよいよストーカーの犯行動機が明らかに。
「あの――先輩。……実は……あの……先輩が<<あの時>>言ったとおり、ちゃんと私、高校生になったので……今日こそ伝えます! お願いします。先輩、私と――――」
俺、何か言ったっけ?と前半を聞いた時点で考えていた。
そして、後半は何やらごにょごにょ言ってるなぁと思った――
――その時だ。後ろから無駄に高い、二次元少女みたいな声が聞こえてきた――
「――――朝っぱらから何やってんのよ!! アンタは!!」
「――あおッ?!」
アニメで聞いたみたいな高い声が響いたと思ったら(声優さんでもやればいいのにって思ったくらい) 次の瞬間――――俺の側頭部に得体の知れない衝撃が走っていた。ゴム弾で狙撃でもされるとこんな感じなんだろうか。
結果――――見事なハイキックと共に、俺の意識は刈り取られていった……。
ああ、衝撃の正体は、足だったんですか。甲のあたりがキレイに当たってるな。対象が俺だから全くもって笑えないけど。
「……先輩……もしかして覚えてない……? それとも、気付いて、ない……?」
そんな声が正面のヤツから聞こえたような聞こえないような。
でも、そんなことよりも、俺――いや、僕は今……すごくねむいんだ。おやすみ、パトラッ――――
そうして、俺は本格的に意識を失った。
あれ? 結局なんであの後輩(仮)は、ストーキングしてきたんだ……?
◇◇
ここは……? あ……あれ? 俺、ハイキック……? そうだ、ハイキック!! 蹴られた、ということは――――
「――――ハッ!? つまりは敵襲か!? 誰ぞある!! 武器をとれいっ!!」
とりあえず殿様風にワンセットボケてみた……が、ツッコミは全く無い。
って、誰も居ないのか? 意識取られた意味ないじゃん。まあ、スプラッタ展開じゃなくて良かった良かった――てわけで、起きるか。
ある程度しっかりと意識が戻ると、はっきりと、現在地が分かってきた。どうやら俺は学園の……体育館の裏に寝かされていたようだ。
うちの高校の体育館裏は、例えば血気盛んな皆様がカツアゲでもしそうな、薄暗い場所。というよりは、ちょっとした庭みたいになっている。
庭? は、それなりに管理が行き届いていて、イチョウだかケヤキだかの木や、名前は知らないが、よく見かける花も見えている。
そういえば、園芸部とかがあったはずだから、活動場所のひとつなのかもしれないな――――
――――ってそうじゃないな。現状の把握に戻ろう。
なぜか相手が気を使ったのか、気まぐれなのか、幸いにして俺が寝かされて(むしろ置かれて?)いたのはコンクリート部分であった。土まみれで登校……は、しなくてすみそうだ。
しかし、無事登校といきたいが疑問が残る。このまま何事も無かったことにするのは癪だ。
「一体、どこのドイツが蹴りなんぞ……下手人は誰だ。待ってろ。見つけ出して、そのクセ者を引っ立ててやるぜ」
さあ、覚悟完了! ストーカーの動機は置いておいて、まずは、蹴りの犯人探しだ。多分、迷惑防止条例<暴行罪だしな。暴行罪で訴えてやる。国家権力なめんなよ……使ったことないけど。
「どう見ても、ア ン タ のほうが、クセ者よッ!!!!」
またしても声がした――――先ほどのストーカー少女が、しっとりとした感じの声表現するなら、こっちは、まるっきりの高音アニメ声。なんか深夜アニメとかに出そうだな――――
――――と思ったと同時、先ほど喰らったところと寸分違わず、今度は正面に回り込まれてから、同じ位置にもう一度、ハイキックが納められた。
ズガン! と音がした気がするが、聴覚が一瞬で意識の外にいくほど、蹴りそのものの衝撃のほうが大きかった。足刀で足頭部を、なんてね。
「――うわぉぅっ!!?」
情けないリアクション音声と共に吹っ飛ぶ俺―――あ、でも、今度はしっかりスカートのその先まで見た。蹴られておいても反応できるのは思春期男子の特殊能力なんだろうか……? それは清純の象徴、穢れなき――――
「――白かっ……た?」
「んなっ――」
どさっ、と倒れた際の俺のダイイングメッセージに反応したのか、少女が真っ赤になって固まった。まるで顔に火が――――なるほどね。こういうときに使う表現なのか。
それにしても、さっきは、いきなり蹴られていたため余裕がなかったわけだが、改めてよく見てみると、結構な美少女である。
西洋の血でも入ってるのか、それとも染めてるのか、金髪っぽいツインテールのチビッ子。かわいい人形が、そのまま命を得たような――――間違いなく美少女だ。外見だけなら、な。
そのテの人なら間違いなくファンクラブとか作るんだろうな。
などと思っていたが、目前の般若は、そんなことはお構いなしのようでして――――
「~~~~~~~っ?! もしかして、アンタ……見……あたし……見ら……れ……って……この……お、お……おっ……おっ……おっ、おっ――――」
うん、少なくとも俺のデータベースだと、こんな珍妙な言語に該当するのは、たぶんオットセイ辺りじゃないかなと思う。せっかく進化して二足歩行になったというのに、四足どころか、わざわざ這いつくばる生き物を選ぶとはな、この玄人すぎるチョイスには、ダーウィン先生もびっくりだろう。
この美少女は――――――――俺が懸念したとおり、外見はともかく頭の中については――――――――いたく残念なようだ。
ん? そういや、このチビッ娘――――
――――そうだ、こんな感じの金髪チビに見覚えがある。
たしか『アイツ』の出身はドイツだったか……?
で、その上ツインテールに、線の細いチビッ子、そして先ほどのアニメ声、そして……蹴り。
――――確信に至った。俺のデータベース上に一人いた。部活<<帰宅部>>の同級生……小学から一緒の幼馴染に、こういうのが居る。
気が強くて、すぐ拗ねて、暴力ふるって、そのくせ実は寂しがり屋な――――――
――――――いや、でも、今はそれより大事なことがあったはずだ。思い出せ……
――――そう、白、白だ。白い何かを見た気が――――あ、思い当たるものがあった。考え続ける人間には、知恵の神も優しいようだ。知恵の神様より、典型を授かった俺は記憶の底から大事なものを思い出す。
あ、そうだ、パのつくやつだ……。そうでしたね。
<<食べられないパン>>のクイズでたまに答えるやつがいるかもしれないアレ。
「――――おっ……おっ……おっ……」
あるいは、拍手を二回――――パンッ、パンッ――――
――――――――その心は
「おっ……お、大馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「雪乃、ちょっと、待っ――――ぎゃああああああああああああああああっ」
三度目の蹴り。またも側頭部。お願いだから違うところを蹴って下さいっ。このままじゃパンチドランカーならぬ、キックドランカーだ。
「――――――ぐべらぼっ!!?」
蹴られた衝撃で、まさに、離陸した飛行機のごとく、そのまま吹っ飛んだ俺は、見事――幸いにも花を植えてなかったらしい――花壇に胴体着陸を果すこととなった。頭から胴体着陸である。
そういえば、皆が言っていたよな。『コンドルが、めり込ンドル』……飛んで、めり込む。
貴重な実体験をすることとなった。
そして、最後の気力を振り絞って意識を保った俺は推理ドラマの被害者ばりに、悲劇の爪痕を示すものを残すべく、倒れた地面にこう書き残す。がりがりがり、と。
ぱ
ん
――(もう一文字は掠れていて見えない)
その後、目が覚めたのは昼休みだった。
俺の長所――HRに遅れない――は、見事に消えた。
だから俺は誰にともなく、こう、言ったんだ。
――――『事件の後は、アフターケアこそが大事なんです!』
◇◇
「あれ? 何で俺土まみれで倒れてるんだ……? ストーカー追いつめて……あれ……うーん。」
実に間の抜けたような声。まだ、記憶があいまいなようだ……しっかり忘れたんでしょうね。アイツ。
全く、『帰宅部』の朝練――といっても、基本ダベってるから欠席でも怒られないけど――サボるわ。新入生にわけわかんないこと言って困惑させるわ、校門前で騒ぐわ……その挙句に、アイツの暴走を止めてあげたっていうのに、その……見られちゃったし。
「ぃってぇ……まだ痛いぞ。畜生、雪乃のヤツ。って、何で雪乃? 蹴ったの雪乃だっけ?」
――――ざまあみろ、アタシの……あの……アレ……の対価は、そんなに安くはしてあげないんだ。どうせ責任も取ってくれないんだし、そう、そうやって記憶ごと失えばいいんだ!
ぁ……でも、もし、覚えてたら……もしかして……責任…………取って、くれる、の――――――
――――って、ああもうっ、何考えてるのよ、アタシは。
ふるふるぶんぶんと首を左右に振って少しでも気を紛らわす。あああぁぁもうっっ!!!!
何でアタシが悩まなくちゃいけないのよ……普通、こういうの……は、『アンタ』が悩む側でしょ……。 アイツが幼馴染のアタシ以外に、女の子を連れてるところなんてあるかと考える。いや、記憶の限りでは、ない。それも全く。まさに非モテ代表ね。今流行の草食系……だったかしら。むしろ、あの鈍感魔は、僧職系よね。
自分で言っておいて、くすっと吹き出してしまった。やっぱり、色恋なんてアイツにはまだ早い。
――――あのバカには似合わないのだ。全くもって。
今夜ばかりはイタズラしてやろうかしら。
と思ったが……やっぱりやめた。
夜中の間は、アイツはメールも電話もシカトする。朝になったら反応するあたり、どうせ授業中のように何も聞こえなくなるほどの勢いで……寝てるんだろうけど。
ふと、意識がもう一つの『できごと』に向く。
そういえば、あの子……何かアイツを『知ってた』ような素振りだったわね……。
知り合いなのかな? 違うような気もするけど、知り合い?
だったらイヤだ。何でかは分からないけど――――イヤだ。
◇◇
さて、私の今日を振り返るために、『日記』をつけようと思います。
いつも、その日の出来事を書くだけ。ごく普通の日記。
でも今日は、ちょっとだけ長くなりそう……かも。
『四月 ☆日 晴れ』
『今日やっと、あの人に会えた。<<あの時>>私を救ってくれた<<あの人>>が。でも、どうやら覚えてはいないみたい。』
『今日こそは挨拶しようと隙をうかがって家の近くで待ってみたけど――――印象に残っていなかったのか……私のことは覚えていなかったみたい。ストーカーって言われちゃった……。』
『そういえば<<あの時>>とはずいぶん印象が変わってたな。……もしかして他人なのかな?』
『でも……仮に他人だとしても……もう少し話してみたいような気もする、かな……?』
少女の部屋の机には、日記帳と一緒に一枚の紙が置いてある――――
◇◇
――――入部希望 1年 A組 萩野 秋穂 入部希望部 『帰宅部』――――
この紙切れが俺に――――変化をもたらされそうとしていた。
先に謝っておこうと思います。
読みづらかったら、すいません、なにぶん初めて書いたものなので……。
ラブコメ? 的なものを書いてみたいな~ っと思ったので、初めて小説書きました。それがコレです。
記号やら文字やら、どう使っていいものか分からず……うぅん難しい(言い訳)
読んでくださった方にはどう見えたていたのやら、小説って書くのは大変なんですね。
指摘、感想、まさかの要望などありましたら、どうぞよろしくお願いします。
と、とにかく……
ここまで読んで頂いた貴方。一人でもいらっしゃれば……ありがとうございます。
……あれ、てかよく考えたら1話時点で『帰宅部』全く関係ない……?
なんてこと……次で出します…多分。