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営業日誌2007-2008  作者: クリントン
アメリカ日記
99/116

1987年9月5日土曜日

今日9月5日私の22歳の誕生日を、此処フロリダで迎える為、ニューヨークからバスを乗り継いでやって来ました。40時間は掛かったと思う。バスの中では、黒人がクチャクチャよく食べ、よくしゃべり私の安眠を絶えず妨害した。それと、ニューヨークから一緒に乗り込んだ、○チガイ老夫婦。あいつらだけは許せない。爺さんは絶えず訳わかんない事を喋りまくるは、婆さんは○んチの臭いをさせバスの中を徘徊するは、で乗客に多大な迷惑をかけ続けた。トドメが、真夜中に婆さんが、「チャーリー!チャーリー!」とチャーリーがトイレから戻ってくるまで、大声で叫び続けたのであった。

これらの数々の苦難の40時間の後、(私のお尻も強靭になった)たどり着いたフロリダはまさに別天地であった。‥‥、かのようにみえたが、それは大きな間違いであった。空は、あれ程晴れていたのに、あれよあれよと言う間に雲が広がり、雨まで降ってきました。雨に濡れながらホテルを探すも、どこも観光地料金で目が飛び出る程高い。それでも誕生日だからと取ったボロ宿は1泊70ドル!今回の旅行の最高値。昼食食べたら25ドル取られ、誕生日に絶対行こうと決めてたオイスターバーもきっとびっくりするくらい高いのだろう。

私は、誕生日はフロリダで、という安易な気持ちでやって来てしまったが、大きな間違いを犯してしまったようだ。40時間も苦労してやってきて、やたらめったら金を浪費し、また数時間掛けて次の場所に行く。自分が哀れになってきた。

気を取り直して誕生日。土産屋に入ると、店員はすぐ日本人だと気付いてすり寄ってきます。ビーチパンツだのトレーナーだのを売り込みます。私は、Jutst Seeing Only!と拒絶しても、とにかくしつこい。トレーナーはいくらだ?と聞くと、何と48ドル。絶対買うか!と思いつつ、10枚1ドルでフロリダの絵葉書を、ここから脱出したい一心で買いました。すると彼は「これは僕からのプレゼント!」と絵葉書の一枚を手に取り、そこに写っている写真を指差し、舌をペロリとだして、唇を舐め、「美味しそー!」のポーズ。何の写真なんだ、と覗き込むと、ハイレグのお姉さんの後ろ姿なのであった。「尻うまそー!」って何て下劣な。

かくして私は土産物屋の店員から、アメリカ人の尻の写真が載った絵葉書を(誕生日)プレゼントに貰ったのであった。

22歳になったその日に、ここに居る事を何か凄い事だと思います。さてと、オイスターバー、オイスターバー。

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