表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/98

1987年8月21日金曜日

先日、ジョブコンサルティングの時、人生の転機となった事ありますか?という問いに、大学で柔道部に入った事ですと答えました。確かにそうですが、3回生の時、1ヶ月あまりアメリカを旅行したのも転機だったよな、と後から思い出しました。その時書いた日記をその後一度も開いた事はなかったのですが、今回思い立って、開いてみました。実に40年ぶりです。実際自分が書いたものですが、本当に何を書いたのか全く覚えていません。今まで書いたものを全部このコラムに載せよう、と決めたので、読み返しす事無く、最初から載せます。自分でもドキドキです。

今日はいろいろな事を書かなければなりません。此処アメリカに着いてから、丸2日が過ぎようとしています。とにかく本当にいろいろな事があって、今はサンフランシスコのホテルに居ます。

いささか気分が興奮気味でして。落ち着ける為に、こちらに着いてからの事を順を追って書きます。

8月20日0時30分ロサンジェルス空港到着。飛行機で隣りの席であった青山君(名前と住所が書いてあった紙無くした。ごめん。)と空港で別れる。

空港バスに乗ると浅田君(明大2部3年)と隣りの席で、かつこのバスには西田さん(明大2年)も乗っていて、日本人で同世代で乗ってるのが全て明大となり、3人で盛り上がった。浅田君はアメリカは2度目との事。西田さんはフィギュアスケートの海外遠征で度々来てるとの事。今回はじめての海外となる私にとって貴重な情報源でいろいろ旅のノウハウを教えてもらいました。

が、聞かなきゃよかった。2人の口から出てくる言葉は一々、私を不安にさせるものばかり。更に、後ろの方に乗っていた日本人サラリーマンが、バスの周遊パスで全米を回る事を聞きつけ、グレイハウンドのディポあたりは浮浪者の溜まり場だから気をつけろ、と貴重なアドバイスを頂きました。

バスはロスに到着し、2人と別れ、いざグレイハウンドのディポへ。サラリーマンの言ってた事が思い出され、周りを見渡すと確かに飛行機の乗客とは異質の雰囲気だ。1日くらいロスのホテルで休憩を、の誘惑を断ち切り、一路サンフランシスコに向かうバスに乗ったのであった。

このバスでも同世代の2人連れの日本人女性と席が隣りになります。(西海岸は日本人で溢れている!)2人は6月からUCLAで学ぶ学生さんで、サンフランシスコに観光に行くそうだ。此処でも3人

が一緒になって、レゲエは危ない、浮浪者には気をつけろ、の話しになりました。Aさん(名前忘れた)曰く、ロスでは何の意味もなく日本人をHold Upさせ、撃ち殺す事件が頻発している!らしい。その言葉通り、2人は11時間かかって着いたサンフランシスコのディポの外に浮浪者が居るからと言って外に出ようとしません。私は、2人の手前、さも悠然と(内心かなりビビりながら)1人外に出て、歩き始めたのであった。

以上、アメリカに来てから(飛行機から)日本人と話してばかりでした。(話題も浮浪者怖い一択)。今日一日サンフランシスコの街を歩いて、私が

感じたのは、皆陽気で人懐っこい西海岸独特の雰囲気です。日本人は先入観に左右され過ぎなのではないか。(チケット売り場のおばさん、ホテルのフロントのお姉さん、とてもフレンドリーに話しかけてくれたのに、愛想よくできなくてごめんなさい。)

PS

ジリリーン!電話が鳴り響く。電話に出ると、女の人が(英語で)まくしたててくる。これがかの有名なホテル専門のコールガール?あまりに眠かったので、No Thanks、と言ってガチャンと電話を切って寝ました。次の朝、フロントのお姉さんは私の顔を見るなり、ソッポを向きました。明らかに私に対して怒ってる。え?昨夜の電話、お姉さん?多分親切で何かしてくれようとしたのだろう。本当にごめんなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ