2008年2月12日火曜日
先週の3連休は、スキー旅行に軽井沢へ家族とお義母さんとで行ってきました。と言っても、スキーは私と娘達だけで、妻とお義母さんはアウトレットに行ってしまったので、かなりの負担が私にのし掛かり、ハードな旅行で疲れ果てました。夏もそうですが、冬も軽井沢は人が多すぎます。まず、レンタルスキー借りるのも1時間待ち、リフトやゴンドラに乗るのも最低30分待ちです。ゲレンデには、ボーダー達がゴロゴロあざらしの群れのように横になって寝ていて危ない。滑走面もでこぼこで、北海道の旭川に住んでいた時に行っていたスキー場とはまるで違います。何しろ、旭川なんて、車で15分の所に立派なスキー場があります。(ちなみに軽井沢へは4時間近く要した。)1日券は2500円。(軽井沢4000円。しかも買うのにも1時間は要した。)旭川のスキー場のゲレンデは、職員の数の方が多いのでは?というまばら状態が常で、リフト待ちなんて皆無。子供が1人で乗ろうとしてまごついていると、職員が手助けしてくれる。しかも何より違うのが、雪質。サラサラのパウダースノーで誰もいないゲレンデを颯爽と滑降し、後ろを振り返ると、自分の描いたシュプールがきれいに浮かび上がっています。と言うことを考えてたら娘達と軽井沢スキー場の山頂に到着。旭川ではスキースクールにも通わせていた為、「さあ、滑りなさい。」と言ったところ、「パパ、人がいっぱい寝てて怖くて滑れない」と長女がすかさず返しました。我々は、それこそ、おっかなびっくり次女なんて泣き出しそうになりながら降りてきました。その後この都会的スキー場にも慣れて、それなりには楽しめましたが、スキー場にも人だらけは考え物です。
私は岐阜県出身です。でも、岐阜市なので雪はあまり降りません。(飛騨高山が豪雪地帯。)よって、スキーを始めたのも大学の時からで、会社に入っても年数回仲間と行く程度。好き好んでスキーをやる人ではありませんでした。それが結婚し子供が生まれて(娘が2人)北海道旭川にいきなり転勤になりました。スキーに関しても(前述のように)身近なものでありましたが、本当にスキーの素晴らしさ、を知ったのが、旅行で行った「クラブメッド・サホロ」でのスキー体験です。クラブメッドは日本ではサホロと石垣島、海外ではバリ島やオーストラリアなどにもあります。いわゆるスポーツ体験融合型リゾートホテルです。オールインクルーティブで、スキーやプール、ヨガや太極拳など様々なカリキュラムが用意してあって、自由に参加できます。子供達も年代ごとに、ミニ・クラブとキッズクラブに分かれ、大人がのんびりできるよう1日預かってくれます。夜には日中クラブで練習した子供達と先生達のショーがあり、これが結構感動ものです。冬のクラブメッド・サホロのメインがスキーですので、恥ずかしながら、私も初めてスキースクールに入ってみました。20歳前後の若い先生(じゃがいもを彷彿させるイガグリ頭の先生)が、いきなり、生徒全員に自己紹介させました。私の番になって、先生は(年が倍も違う)私に「なまえは?」と聞いたので「○○(名字)です」と答えると、「違う違う、下のなまえは?」「・・・Kです。」「じゃあ、これからKちゃんね。」とスクールの間中「Kちゃん」を連呼されました。先生は「Kちゃん、スマイル、スマイル。」「Kちゃん、スキーは楽しくね。」「Kちゃん、ハッピー?」と声を掛け続けてくれたのでした。




