2007年11月9日金曜日
ラクビーのトップリーグが開幕して2戦。我がトヨタ・ヴェルブリッツは1勝1敗であります。そもそも、なぜここ(ドラゴンズ愛レベル)まで、トヨタを応援するようになったか。これもまた、私が営業をしていたことから起こった不思議な縁としか言い様がありません。あるお客様の所に営業で行った時、社長室に飾ってあったサイン入りのラクビージャージが目に留まり、質問をしたところから話が急展開。実はお客様はトヨタ・ヴェルブリッツの応援団長を自称しているような方で選手とも付き合いがおありとのこと。『これだ!』と心に決め、それからトヨタの試合を観に行き、偶然を装ってお客様と遭遇することに命を賭け、試合そっちのけで競技場を探し回ったのであった。そして偶然にも(こちらとしては必然)、お客様とお会いすれば、「私、ラクビーが好きで、好きで。」と事前に猛勉強した知識をひけらかし、完全なトヨタファンとしてお客様に認知していただけるまでになったのです。営業の方でも、そういったプライベートで会う機会が増えれば増えるほど、ビジネスは大きくなっていきました。最初は営業であったラクビーで、今年の日本選手権にも、お客様と一緒に秩父宮競技場のメインスタンドで応援させていただく事ができ、感激しました。トヨタの渡辺社長や豊田章男さんも間近で見れましたし、挨拶に来られた森元首相も近くで見ることができました。私の人生にとって最良の1日となりました。全てがあの日の営業のおかげです。
ところで私、この5.6年仕事でもプライベートでも有名人に遭遇する機会がぐっと多くなった気がします。発端は営業のため、が多いのですが、これまでの人生の中で『有名人確変』期に入っていると感じます。例えば、5.6年前、バレエ関係者のお客様から森下洋子さんを紹介していただき、当社の番組に出ていただいたことがあります。交渉段階で、夕食もご一緒させて頂きましたし、公演も何度か観に行き、閉演後の舞台まで上げて頂きました。同じ頃、小田急特急に乗っていたら、キングカズこと三浦知良選手が隣に座ってきたこともありました。(緊張のあまりサインをお願いすることもできなかった。)旭川では、倉本聰さん(北の国からの脚本家)に旭川空港で偶然お会いし、その時は勇気を持って名刺を差し出し、「ご用があれば何なりとご連絡下さい!」と大声で叫び、思いっきり不審がられました。極めつけが、家族で行ったサイパン旅行の時。アニマル親子(アニマル浜口、奥さん、京子さん)にホテルのエレベーターで一緒になりました。突然現れたアニマル浜口に、長女が怯えて泣いてしまいました。すると京子さんが、「お父さんの顔が怖いからよ。ごめんね。」と慰めてくれ、同じホテルだったので、そのあとも数度お目に掛かり、声も掛けて頂きました。京子さんは気さくでかわいらしく、アニマル浜口は無口で静かな人で、TVとは違うんだなあ、とつくづく感じました。
はっきり言って営業をやっていると、有名人と知り合いたい、お金持ちと仲良くなりたい、という思いに駆られます。重要なのは、「思いは必ず通じる」という事です。




