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2008年1月10日木曜日

 今でこそ、顔も体型も含めグルメな彦摩呂、となっている私ですが、20年前は食わず嫌いの直人(後述)でありました。今、実際接している皆さんには信じられないかもしれませんが、身長165cmの私は、入社当初50kgの体重しかありませんでした。当時大抵の飲み屋のおネエさんからは、「緒方直人(緒方拳の息子)に似てる」と言われてました。なぜ直人が彦摩呂に変わってしまったか?それは、私の仕事が営業だから、であり、出された食べ物は死んでも食わねばならないからです。20年間で、あれ程好き嫌いが激しかった私が、納豆以外は食べれる(あくまでも嫌いだが食べれる)ようになりました。

 入社するまでは、飲み物といえばコーラ大好きで、コーヒーは好きではありませんでした。しかし社会人になってお客様の所に訪問すると、多い時には1日5杯も6杯もコーヒーを出される為、好きだ嫌いだでは無くなりました。あと、お年寄りの所に訪問すると、たまに自家製の野菜の煮浸し等の惣菜が出てきます。実の母親が作った料理も好き嫌いを言ってろくに食べなかった私が、食べた事も無い野菜の煮浸し等の惣菜を食べれるわけがない。しかし、これは仕事なのだと心の中で強く念じ、ニッコリ笑いながら「こんなにおいしいの今まで食べた事ありません!」と飲み込むように(心で泣きながら)食べたのでした。(実のお母さんおばあちゃん、好き嫌いばかりしてごめんなさい。)更に、甘いものが苦手な私が、甘党のお客様が「美味しいよ」と出して下さる極度に甘いお茶菓子。一粒食べるとハンマーで頭をガーンと殴られたくらいの衝撃に耐え、これまたニッコリ笑いながら「こんなにおいしいの今まで食べた事ありません!」。営業とはいかにお客様にいい気分になってもらえるか、だと思います。

PS

昨晩、晩酌しながら正月にまとめ借りしていた「ロッキー2」を観ました。今までに10回は観ていますが、今回も号泣でした。宿敵アポロンとの再戦を反対していたエイドリアンが、子供を産んだ後危篤になる。奇跡的に意識が戻ってロッキーに「Win!Win!」と言うシーンでは毎回泣かされます。

人が感動する為には大きな挫折が必要不可欠なのです。その後に来る成功に歓喜するのです。思い起こせば昨年9月のキャンペーン。我々は大いなる挫折を味わいました。今回こそ入賞して歓喜を味わいましょう!

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