2008年6月9日月曜日
先週金曜日、I課長と飲む機会があり、その中で旭川支店のKさんが話題になりました。Kさんは、社長賞を取ったり個人キャンペーンの常連であり、カリスマ的営業マンです。私は旭川支店時代、Kさんとは親しくさせて頂き、結構頻繁に飲みにも連れて行ってもらい(年齢はKさんが4歳年上)いろいろ教えていただきました。Kさんは、此処ぞという勝負の外交がある日には黄色のパンツを履き、(黄色の)リゲインを飲んでから客先に向かうそうです。また、コネクションが作りが凄い。旭川のお金持ちは、東京・大阪に比べて圧倒的に数が少なく、限定されています。基本医師が重要な対象になります。前職が信金の次席であったKさんは、医師の奥様をまずターゲットにして情報収集をはかる。例えば、「A医院の院長とB病院の院長夫人が浮気している」なんてネタなんかがKさんには入ってきます。話をする医師の奥様との話のネタには事欠かず、旭川の医師の小さなコミュニティーにがっちり食い込んでいます。だから、どの奥様も、Kさん聞いてよ、状態になります。そして、Kさん1人に入ってくる情報を、繋げる。例えば、「C病院には跡継ぎがいないので病院を売りたがっている」と「C病院の隣のD医院が病院を大きくしたがっていて駐車場も探している」がマッチングすれば、でかいビジネスになります。私がいた間でも3件のM&Aや不動産仲介ビジネスが成約されていました。そうやって全国でもトップレベルの営業成績を常に上げてきたのがKさんなのです。こう書くと簡単なように見えますが、情報を得るための努力を惜しまない。旭川の著名人が集まる集会には自費で参加されています。店内に目を向けても、全国でできる営業マンには自費で会いに行って話を聞きます。全国には5人程度カリスマ的営業マンの集団があり、そのコミュニティーにも集会を開催して毎回参加されています。まったく頭が下がります。Kさんとは、また旭川で営業談義に花を咲かせながら飲みたいです。
PS
Kさんのカラオケの18番は、玉置浩二の「田園」です。




