君と僕とカフェ
小鳥遊 春と申します。
小説を書いてみたくなり、活動を始めました。
まだまだ読みにくいものではありますが、
暖かい目で見守って頂きたいです。
では、「君と僕」の織りなす日常の1シーンをお楽しみください。
田んぼの稲が元気に育ちだし、綿毛が風に乗り遊び出す春の終わり。今年は例年よりも暑く、地球温暖化の影響や再生可能エネルギーの話題をよく耳にする。
これからが夏本番だと言うのに、もうこんなに暑いならばどうしようもないなと、2人は散歩の途中にカフェへ寄った。特別おしゃれなどではなく、全国どこにでもあるような入りやすいカフェだ。入ると店員さんが席まで案内してくれた。出されたお水を半分ほど一気に飲み、ようやく腰を落ち着かせた。
「やっぱりお昼から散歩なんてするべきじゃなかったんだよ〜。」
この暑さでヘトヘトになった君は、少し嫌味混じりで僕に言った。
「僕だって起きれていたら朝一番の空気を楽しみながら堤防沿いなんかを歩きたかったさ。そんなことより何か注文しようよ。」
あなたが朝起きれるわけないじゃないと呆れた顔をしてきたが、僕はもうメニューを見てます〜と言わんばかりにその話題から直ぐ様逃げ出した。
「あなたはカフェオレでしょ?私は何にしようかなぁ」
「まって!僕だって気合いを入れれば、コーヒーを飲めるんだぞ!」
そうさ。僕はいつもカフェオレかココアしか飲まない。苦いものは全般的に苦手だ。ピーマン、ゴーヤもしかり、コーヒーももちろん飲めないが、なんとなく今日は意地を張ってみた。僕だってもう大人の仲間入りするような時期なんだぞと。
そんな僕を放置して君は店員さんを呼び、注文を始めた。
「私はアイスコーヒー、シロップ等は大丈夫です。あなたは?」
「僕はアイスカフェオレでお願いします。」
少々お待ちくださいと店員さんが帰っていく。
君は僕を見てほらねとニヤニヤしてきたから、直ぐに弁解を始めた。
「違うから、敢えてだから!てかてか、決めてないのに注文し出すのはズルいよ。
普通はみんなが決まってから呼ぶもんだからね?
あ〜あ、コーヒー、スーパーブラックで飲もうとしていたのになぁ。」
そんな僕の苦し紛れの言い訳を聞いて、君は必死に笑いを堪えながら
「私たちの普通はこれでしょ?私がコーヒーであなたがカフェオレ。私のを一口飲んでむりぃって言うまでがテンプレなんだから。でも私そのノリすごく好きだから、今日もよろしくね!」
君は右手でグッドポーズをしながら言ってきた。僕はえぇ〜と言いつつ、好きだ。と心の中で呟いていた。そんなに可愛い笑顔を向けられれば、僕の脳内は一瞬でお花畑確定だ。ああ、今日も楽しいなぁ。
そんなことを思っていたら注文した飲み物が届いた。
仕方がないから君の要望に応えつつ、少し涼しくなるまでここで過ごそうかな。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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