12-1 難しい問題
小学校6年生の3学期。
いくらおっとり系小学校とは言え、
子供たちはそろそろ中学生になった自分の生活が心配になってくる。
小学生時代はスポーツが出来る子供が小さい世界のヒーローなんだが
中学になると成績が貼り出され勉強が出来る子がヒーローになるとか
話している。
色々と裏を取ってみる。勉強が出来る子が集まるというこの地域の
公立中学だと昔は成績が貼り出されていたが今は時代に合わせて
貼り出してないとの事。
まあ普通の公立中学だし個人情報にうるさくなった世の中に対応
してるんだろうね。
学校では問題を出し合って解くのも流行っているようだ。
小学校で出た問題を持って帰っていた。これは難しい問題なんだぞー
と言われて持って帰った新聞を見る。
ああ・・なんだセンター試験の数学じゃないか。
『小学生には難しいかもしれないが理系大学の受験者では満点が
デフォだから出来ても自慢できないよ。お父さんでも出来る』と回答。
『嘘だ~』なんて言われるからお酒を飲みながら1時間半で回答。
酒は言い訳用だったが一応200点取れて親としての威厳を保つ…が、
さすがに現役から20年たつと厳しいと厳しい。
暫くは試験問題を解かされる日が多くなった…。
灘高校の受験問題から出された問題は解けたが、その翌日。
灘中学の受験問題から出された。
簡単なのをサラッと解いた後に、難しい問題を解くとしても
一題あたり最大15分程度しかないハズなのに、どう考えても
時間内で解けそうも無く焦る。
立体図形だから暫くやれば速度も勘も戻るかもしれないが
過去に得意だっただけのおっさんには厳しい。
ギブアップした後にネットで調べると満点取った奴が数名いる
わけでやっぱり悔しい。
金太郎も出来なかったようなので、紙を立体に起こして解説。
いい勉強になったと思う。
ただ、親でも解けない問題もあると分かったことで、
試験問題を解かされる日々からはやっと解放された。
高校数学迄で分からない問題は無いとか豪語するような親は
これをやられると多くは撃沈します。
たとえ解けるにしても昔ほどの回答速度はありません。
数学オリンピックの問題とか含めて難しいです。
嘗ては無かった…とかにしておきましょう。




