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ユージェリスの説明

今回短いです!

ロイド様や部下さん2人が生徒への対応などをしてる間に、防音魔法を使ってからもう少し詳しく説明した。


内容は言えないけど、庭で寝てたら悪夢を見た事。

起きたら周りに黒い瘴気が立ち込めてて、ロイド様達が防いでくれてた事。

咄嗟に消去魔法で消した事。

ロイド様とアレックス様の師団が暫く調査してくれたけど、結局原因がわからなかった事。

愛し子を狙っての犯行かもしれないから、僕の王都と領地以外の外出が禁止になった事。


聞き終わった4人は、少し考えるように唸っていた。


「…大体わかった。それが俺達の出会う前だったんだな?」

「うん、特に周りへ影響はなさそうだから、説明もしてなかった。それにブローチにも防御系の力を込めておいたから、何かあっても反応すると思って」

「お忍びから帰る直前になんかやってらしたのはそれだったんですね…」

「まぁ確かに今でも付けてるからねぇ、見えないように上着の下のシャツ部分に」

「うん、毎日付けてるよ!なんでもなかったよ!」

「ならまぁ、やっぱり僕だけの現象だったんだよ。まさかメグ様にも起きるとは思わなかったけど…」

「…もしかして、何か共通するものでもあるんじゃないか?気持ちとか、実際の物とか…」

「…ちょっと、思い当たる事があったんだけどね。でもまだ推測だから、父様達に調べてもらうよ」

「そうか、また進展があったら教えてくれ」

「僕も親父殿に言っておくよぉ。と言っても、寧ろ親父殿なら知ってたかもなぁ」

「わかった」


とりあえず話はこれくらいにして、周りの防音魔法を解く。

それに気付いたロイド様が近寄ってきた。


「お話は終わりましたかな?」

「えぇ。ロイド様達は?」

「詳しい事は後日説明するので、今日は中庭の中心部に入らないよう周知しました。これから簡単にですがこの場所の調査をします」

「では私達は校舎の方に参りますね。あ、そうだ、これ、受け取って下さい。《レター》」


目の前に封筒が現れ、ロイド様は少し不思議そうにそれを受け取った。


「こちらは?」

「ちょっと私の見解です。父様にも伝えて、調べていただければと」

「承知しました、後で確認しておきます」

「よろしくお願いします。それでは、失礼します」

「ではまた」


僕達は頭を下げて、一旦別れる。

さーてと、気持ちを切り替えて探索再開しますか!

とりあえず貴族科の食堂行くぞー!

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